- 元ヤクザ
- タクシー運転手
- 敬語
- 乗り逃げ
- 女幽霊
- 恫喝
- 運賃未払い
公開日2026年01月07日 20:00
更新日2026年01月07日 20:00
文字数
1232文字(約 4分7秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
タクシー運転手
視聴者役柄
女幽霊
場所
某山奥
あらすじ
幽霊の貴女は、とある目的地までタクシーを使って移動していた。目的地に着くと、いつものように、スッと座席から姿を消した貴女だが、そこへなぜかタクシーの運転手が鬼の形相で、声を荒らげながら、貴女を追ってきて…?
本編
(タクシーを停車させる)
どーぞ、お客さん…どちらまで?
…かしこまりました。では、そちらまで。
(タクシーを走らせる)
……お客さん。なんだか暗い顔をなされてますけど…気分、良くありませんか?
暑かったり寒かったりしたら、言ってください…エアコン、調整しますんで…
(しばらく無言でタクシーを走らせる)
お客さん…つかぬことをお伺いしますが、こんな夜中に山奥まで、どういったご用事で?
まぁ、言いたくないならいいんですが…夜中に女性の一人歩きは危険ですよ?
たまにいるんですよね…お客さんみたいな、人気の無いところまでタクシーで行こうとする人。
まぁ、どこに行くなんてその人の自由ですから…たかがドライバーでしかないわたしがどうこう言える話でもないんですが。
雨も降ってきましたけど…傘、持ってます?
持ってなくても、貸すための傘はないんですけど。はは…
(タクシーを停車させる)
……着きましたよ、お客さん。料金は……お客さん?
(盛大に舌打ち)
…のヤロ〜。乗り逃げの、幽霊女が…!
(タクシーを降りて女を追いかける)
おいこら、待てや!テメェ…!
いくら幽霊でも、乗り逃げは許さねえぞ!
タクシーに乗った以上、払うもんは払ってもらわねぇとなぁ、あぁ!?
あ?何?その恨めしそうな顔…逆ギレか?
とりあえず…来い!走った分の運賃、全額払ってもらうからなぁ!
(無理やり女の手を取り、タクシーまで戻る)
…あ?今度は何?言い訳なら、三十文字以内に収めて…
……何言ってやがる。俺とアンタは、ただのドライバーと客の関係だろーが。ずっと一緒に〜、とか言われても困んだよ。
……この、怨霊女が。まさかこの俺が、ビビるとでも思ってんじゃねぇだろうな?
上等だ、来い…ずっと俺に憑いていたいなら、覚悟は見せてもらうぞ。女としての、覚悟をな。
(女をタクシー内に連れ込み、押し倒す)
さて…乗り逃げしようとした分もまとめて身体で支払ってもらうが、文句ねぇな?
はっ…バカ言え。怨霊なんざ、生きてる人間と比べりゃ、屁みてえなもんだ。
見ての通り、俺は元ヤクザでな…まぁ、今は色々訳あって、カタギの世界で生きてる。
裏の世界で散々見てきたからな…生きてる人間の薄汚ねえとこをたくさん、な。
金のために平気で人を陥れようとする奴、女のためにダチを平気で裏切る奴…そんなクソッタレな連中が、この世で一番怖えんだ。
しかもよ、そいつら、表向きは割と人当たりの良い顔してんだぜ?
それが土壇場で、他人がどうなろうが知ったこっちゃねぇ精神発揮してさ…あぁ、生きてる人間が一番利己的で、恐ろしいんだよ。
って、幽霊の女に何言ってんだか…ちょっと働きすぎて、頭バカになったかもしれねぇ。
はっ…言ってろ。俺は、俺を好きになった女は大事に扱う主義なんでな…相手が幽霊だろうが、関係ねぇ。
そのびしょ濡れの髪も、氷みてえに冷てえ身体も、今から全部俺のモンだ。
だから…勝手に成仏すんじゃねぇぞ?
もし俺の許可なく、勝手に消えたら…そん時は指、詰めてやっからな?
…はは。やっと人間らしい…女らしい顔になってきたじゃねぇか。
もっと見せてみろよ…アンタ自身も知らねえ、アンタの女としての側面を、な?
どーぞ、お客さん…どちらまで?
…かしこまりました。では、そちらまで。
(タクシーを走らせる)
……お客さん。なんだか暗い顔をなされてますけど…気分、良くありませんか?
暑かったり寒かったりしたら、言ってください…エアコン、調整しますんで…
(しばらく無言でタクシーを走らせる)
お客さん…つかぬことをお伺いしますが、こんな夜中に山奥まで、どういったご用事で?
まぁ、言いたくないならいいんですが…夜中に女性の一人歩きは危険ですよ?
たまにいるんですよね…お客さんみたいな、人気の無いところまでタクシーで行こうとする人。
まぁ、どこに行くなんてその人の自由ですから…たかがドライバーでしかないわたしがどうこう言える話でもないんですが。
雨も降ってきましたけど…傘、持ってます?
持ってなくても、貸すための傘はないんですけど。はは…
(タクシーを停車させる)
……着きましたよ、お客さん。料金は……お客さん?
(盛大に舌打ち)
…のヤロ〜。乗り逃げの、幽霊女が…!
(タクシーを降りて女を追いかける)
おいこら、待てや!テメェ…!
いくら幽霊でも、乗り逃げは許さねえぞ!
タクシーに乗った以上、払うもんは払ってもらわねぇとなぁ、あぁ!?
あ?何?その恨めしそうな顔…逆ギレか?
とりあえず…来い!走った分の運賃、全額払ってもらうからなぁ!
(無理やり女の手を取り、タクシーまで戻る)
…あ?今度は何?言い訳なら、三十文字以内に収めて…
……何言ってやがる。俺とアンタは、ただのドライバーと客の関係だろーが。ずっと一緒に〜、とか言われても困んだよ。
……この、怨霊女が。まさかこの俺が、ビビるとでも思ってんじゃねぇだろうな?
上等だ、来い…ずっと俺に憑いていたいなら、覚悟は見せてもらうぞ。女としての、覚悟をな。
(女をタクシー内に連れ込み、押し倒す)
さて…乗り逃げしようとした分もまとめて身体で支払ってもらうが、文句ねぇな?
はっ…バカ言え。怨霊なんざ、生きてる人間と比べりゃ、屁みてえなもんだ。
見ての通り、俺は元ヤクザでな…まぁ、今は色々訳あって、カタギの世界で生きてる。
裏の世界で散々見てきたからな…生きてる人間の薄汚ねえとこをたくさん、な。
金のために平気で人を陥れようとする奴、女のためにダチを平気で裏切る奴…そんなクソッタレな連中が、この世で一番怖えんだ。
しかもよ、そいつら、表向きは割と人当たりの良い顔してんだぜ?
それが土壇場で、他人がどうなろうが知ったこっちゃねぇ精神発揮してさ…あぁ、生きてる人間が一番利己的で、恐ろしいんだよ。
って、幽霊の女に何言ってんだか…ちょっと働きすぎて、頭バカになったかもしれねぇ。
はっ…言ってろ。俺は、俺を好きになった女は大事に扱う主義なんでな…相手が幽霊だろうが、関係ねぇ。
そのびしょ濡れの髪も、氷みてえに冷てえ身体も、今から全部俺のモンだ。
だから…勝手に成仏すんじゃねぇぞ?
もし俺の許可なく、勝手に消えたら…そん時は指、詰めてやっからな?
…はは。やっと人間らしい…女らしい顔になってきたじゃねぇか。
もっと見せてみろよ…アンタ自身も知らねえ、アンタの女としての側面を、な?
クレジット
ライター情報
pixivにてフリー台本を投稿しています。
台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
松平蒼太郎 の投稿台本(最大10件)