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【微ヤンデレ×看取り】悪名高き炎の魔神と燃え盛る仁義なき野望
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
  • 敬語
  • 微ヤンデレ
  • 魔神
  • 異世界
  • 看取り
  • イフリート
公開日2026年06月05日 05:54 更新日2026年06月05日 05:54
文字数
1634文字(約 5分27秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
イフリート
視聴者役柄
放浪者
場所
某所
あらすじ
貴方は各地を放浪する旅人である。そばには常に、イフリートという炎の魔神が付き従っていた。ある日、ついに自分の寿命の限界を感じた貴方は、彼女自身の望みを聞くことにして…?

※イフリート…炎の魔神。男に付き従っているから大人しく見えるけど、中身はけっこう凶悪。人を手にかけることに、一切のためらいがない。男の肉体を乗っ取り、魂を呼び戻した後は未来永劫、男を自身のペットとして飼う予定。
本編
【指示表記】
()ト書き
☆その他指示

※SEは必須ではございません。適宜お入れください。


【本編】

ずいぶんとヒマそうにしておられますね?主殿…

ふふ、これは失敬。

わたしもちょうどヒマだったのでつい、出てきてしまいました。

それにしても…主殿はたいそう、無防備でいらっしゃいますね?

いくら契約があるとはいえど、わたしは魔神。

隙あらば、主殿の身体を乗っ取ることだってできるんですよ?

おや…ふふ、それはなんともまぁ、豪胆ですね。

やはり、貴方はわたしが見込んだ主殿で相違ありませんでした。

これからも是非、おそばに置いてくださいませ♪

はい、何でしょう?主殿のご命令とあらば、喜んで従いますよ?

ふふ、お安い御用です。夜になったら焚き火、おつけしますね。

(日が落ちて、夜も更ける)

もう夜もすっかり更けてしまいましたね…

えぇ、かしこまりました。約束通り、火をお付けいたします。

(火をつける)

SE:炎が燃える音

…火の強さはこれくらいでいかがですか?

ふふ、それはよかったです。存分にあったまってくださいませ。

☆1~2秒ほど黙り込む

…主殿。どうして貴方は、わたしと契約したのですか?

えぇ、気になります。わたしは凶悪な魔神として名高い、イフリート。

人々はわたしを恐れ、たびたび封印を試みてきました。

なのに主殿は、なぜかわたしを瓶の中にかくまった。

人々に「イフリートは俺が封印した」と嘘をついてまで…

もしかして、同情されているのでしょうか?

だとしたら、遠慮は無用です。

わたしはこれまでも…そしてこれからも、
凶悪な魔神として、人々に恐れられ続けます。

…?頼み、ですか?命令ではなくて?

……なるほど、そういうことでしたか。

主殿は寿命が残り少なかったのですね…

ブラブラと目的もなく旅を続けて…

さぞや寂しい人生を送っていると思われましたが、
そういうことだったんですね。

ふふっ、かしこまりました。

このイフリート、主殿が死んだ暁には、
その身体を乗っ取って、完全復活を遂げてみせます。

えぇ。恥ずかしい話ではありますが、古代の勇者より
力を削られて、今の体たらくですから。

完全復活という悲願を成し遂げられるなら…
主殿とはいえど、容赦はいたしません。

完全復活を果たしたら?そうですね…

…人々の住む村や町を、燃やして回りましょうか。

なーんて、冗談ですよ♪

正直、そういう安っぽい悪役ムーヴは、
わたしの趣味ではありませんので♪

まぁ、主殿の問いに真面目に答えるなら…
地獄より主殿を引っ張り上げてしまうこと、でしょうか。

えぇ。死した主殿の魂を再度、肉体に入れて御覧にいれます。

その時はわたしと完全融合した状態ですので…
文字通り、永遠の命が手に入りますよ♪

ふふ、そんなことは関係ありません。

主殿が望んでいようがいまいが、わたし自身が
主殿と共に生きたいと望んだからです。

おや?何ですか、その意外そうな顔は…

そりゃあ、愛着も湧くってもんですよ…
それなりに長い年月、行動を共にしてきたんですから。

ですから、死んだ後は覚悟しておいてくださいね?

必ずや貴方をお迎えして…
わたしから逃れられないようにしてやりますから♪

えぇ、当然です。わたしは古代より人々から恐れられる魔神…
自らの欲求に忠実なのはごく自然なこと。

…あぁ、もうおねんねなさいますか?

でしたら、手を握って差し上げましょう…

主殿が完全に眠りにつく、その時まで。

はい、おやすみなさい…

わたしは常に貴方のおそばにおりますので。

☆眠りについた主を見て、一人ごちる

…手、冷たいですね。

いつも眠るとこんなに冷たくなるのでしょうか?

自らの死に場所を求めて旅を続けるなんて…
なんと愚かな主殿なのでしょう。

すべての繋がりを断ち切って…
たった一人で、寂しく死ぬ。

悲しいですね、つらいですね…

けど…このわたしを拾ったことは正解、いや、不正解でしたね。

なぜなら…貴方をたかが寿命ごときで死なせるわけがないからです。

せっかくのお気に入りの人間なんですから…
わたしのそばで、わたしの支配下で生きてくださいよ。

次に目を覚ました時は、わたしが貴方の主殿になっている番です。
ふふふっ…♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【微ヤンデレ×看取り】悪名高き炎の魔神と燃え盛る仁義なき野望
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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