- 別れ話
- 切ない
- 幼なじみ
- 一人暮らし
- 失恋
公開日2026年03月29日 21:29
更新日2026年03月29日 21:29
文字数
1431文字(約 4分47秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
友達
視聴者役柄
友達
場所
駅前
あらすじ
春から、一人暮らしを始めることになった。
最後にもう一度荷物の確認をしていると、友人から電話がかかってくる。
何でも、予定よりも少し早くに駅に来てほしい。
話したいことがあるとのことだった。
断る理由もない。僕はその友達の返事にOKと答え……そして当日。
最後にもう一度荷物の確認をしていると、友人から電話がかかってくる。
何でも、予定よりも少し早くに駅に来てほしい。
話したいことがあるとのことだった。
断る理由もない。僕はその友達の返事にOKと答え……そして当日。
本編
おっ、きたきた。
って、すごい荷物……キャリーケースに、そんな大きなリュックサック。
一体、何を入れてるの?
漫画に、ゲーム本体やゲームソフトに、お気に入りのアニメのタペストリー……。
いやいや、そんな一度に全部持っていく必要もないでしょ?
もう少し整理しなさいよ。どうしても必要なものだけにすれば、もうちょっとどうにかなったんじゃないの?
整理してそれなのね。
はいはい。もう、分かりました。
あんたにはもうこれ以上、何を言っても無駄だってことが。
あんたがちゃんと一人暮らしできるか心配だわ……。
もう、お礼言いそびれたじゃない。
少し話をしたいから、予定よりも早く駅に来てほしいなんて、急なお願い聞いてくれてありがとうね。
予定の電車はいつ来るの?
大体20分後ね。
それならまあ、少しは話もできるかな。
それでね、話というのが。
ありがとうね。今まで。
うっさい、茶化すな。
ちゃんと真面目に言いたいの。
よく、さ。一緒に学校から帰ったよね。
小学生の頃は毎日のように。中学生や高校生になると、さすがに回数減ったけれど、それでもずっと。
たまには、寄り道してポテトとか食べたり、デザートとか食べたりしてさ。
お互いに最近のことを話したり、勉強のことを話したりしたよね。
ほんと今更だけどさ、もう、それがなくなるんだなーって思ったら、急に寂しくなってさ。
そして、誰かと話したいなーって思って、スマホ開いてさ……あんたに電話しようとしてた。
おかしいよね。自分でも笑っちゃった。
私、思った以上に寂しがり屋だったみたい。あんたがここを離れるってことになって、ようやく気付いた。
いつもさ、何気なくあんたを誘ってたのも、寂しいって思ってたから。
あんたが一緒だと、寂しさが紛れていたから。
もしかしたら、私のそんなわがままに、今まで付き合わせていたのかなって。
だから、ちゃんと感謝を伝えたかったの。あんたが、ここを離れる前に。
私は……大丈夫だよ。ちゃんと吹っ切れたから。
だから、心配しなくていいよ。
ねえ、あんたはさ。
私と過ごせて、楽しかった?
そっか。それならよかった。
いやー、安心した。そこで、変なこと言われてたら、私泣いてたかも。
えー、だってわかんないじゃん。言わないだろうとは思ってたけどさ、一応、ね。
これからもさ、私たち……友達ってことで、いいよね。
うん。ずっ友。
なんか、久しぶりに聞いたかも、このフレーズ。
そっか。ずっ友か……。
ううん、何でもない。
あっ、そろそろ電車が来るんじゃない?
うん。さよなら。
向こうでも頑張ってね!
たまには、連絡してよね!
……行っちゃった。
あいつのことだから、なんだかんだで、向こうでもうまくやっていくんだろうな。
新しく友達を作って、その友達と一緒に、話をしたり、ご飯を食べたり、遊んだりしてさ。
いつの間にか、彼女とか作ってそう。あいつのことだもん。あり得る。
平気なんかじゃ、ないよ。
あんたがいないと、寂しいよ。
これからもずっと、一緒にいてほしいよ。
でも、そんなの、言えないじゃん。
言えるはず、ない……。
ずっ友なんだってさ。
私、そんなこと思ってないのに。
あんたのこと、友達だなんて、もう、言えないのに。
好きだったんだって気づくのも遅すぎるよ。どうして、離れていく前になって気づいちゃったのかな。
それならいっそ、気づかないままの方が、良かった……。
……あー、もう。
泣いたってしょうがないのに。
家に帰ったら、絶対号泣だろうな……。
君のことが、好きでした。
遠く離れた場所で頑張る君のこと、これからも、友達として、応援させてね。
さようなら。
って、すごい荷物……キャリーケースに、そんな大きなリュックサック。
一体、何を入れてるの?
漫画に、ゲーム本体やゲームソフトに、お気に入りのアニメのタペストリー……。
いやいや、そんな一度に全部持っていく必要もないでしょ?
もう少し整理しなさいよ。どうしても必要なものだけにすれば、もうちょっとどうにかなったんじゃないの?
整理してそれなのね。
はいはい。もう、分かりました。
あんたにはもうこれ以上、何を言っても無駄だってことが。
あんたがちゃんと一人暮らしできるか心配だわ……。
もう、お礼言いそびれたじゃない。
少し話をしたいから、予定よりも早く駅に来てほしいなんて、急なお願い聞いてくれてありがとうね。
予定の電車はいつ来るの?
大体20分後ね。
それならまあ、少しは話もできるかな。
それでね、話というのが。
ありがとうね。今まで。
うっさい、茶化すな。
ちゃんと真面目に言いたいの。
よく、さ。一緒に学校から帰ったよね。
小学生の頃は毎日のように。中学生や高校生になると、さすがに回数減ったけれど、それでもずっと。
たまには、寄り道してポテトとか食べたり、デザートとか食べたりしてさ。
お互いに最近のことを話したり、勉強のことを話したりしたよね。
ほんと今更だけどさ、もう、それがなくなるんだなーって思ったら、急に寂しくなってさ。
そして、誰かと話したいなーって思って、スマホ開いてさ……あんたに電話しようとしてた。
おかしいよね。自分でも笑っちゃった。
私、思った以上に寂しがり屋だったみたい。あんたがここを離れるってことになって、ようやく気付いた。
いつもさ、何気なくあんたを誘ってたのも、寂しいって思ってたから。
あんたが一緒だと、寂しさが紛れていたから。
もしかしたら、私のそんなわがままに、今まで付き合わせていたのかなって。
だから、ちゃんと感謝を伝えたかったの。あんたが、ここを離れる前に。
私は……大丈夫だよ。ちゃんと吹っ切れたから。
だから、心配しなくていいよ。
ねえ、あんたはさ。
私と過ごせて、楽しかった?
そっか。それならよかった。
いやー、安心した。そこで、変なこと言われてたら、私泣いてたかも。
えー、だってわかんないじゃん。言わないだろうとは思ってたけどさ、一応、ね。
これからもさ、私たち……友達ってことで、いいよね。
うん。ずっ友。
なんか、久しぶりに聞いたかも、このフレーズ。
そっか。ずっ友か……。
ううん、何でもない。
あっ、そろそろ電車が来るんじゃない?
うん。さよなら。
向こうでも頑張ってね!
たまには、連絡してよね!
……行っちゃった。
あいつのことだから、なんだかんだで、向こうでもうまくやっていくんだろうな。
新しく友達を作って、その友達と一緒に、話をしたり、ご飯を食べたり、遊んだりしてさ。
いつの間にか、彼女とか作ってそう。あいつのことだもん。あり得る。
平気なんかじゃ、ないよ。
あんたがいないと、寂しいよ。
これからもずっと、一緒にいてほしいよ。
でも、そんなの、言えないじゃん。
言えるはず、ない……。
ずっ友なんだってさ。
私、そんなこと思ってないのに。
あんたのこと、友達だなんて、もう、言えないのに。
好きだったんだって気づくのも遅すぎるよ。どうして、離れていく前になって気づいちゃったのかな。
それならいっそ、気づかないままの方が、良かった……。
……あー、もう。
泣いたってしょうがないのに。
家に帰ったら、絶対号泣だろうな……。
君のことが、好きでした。
遠く離れた場所で頑張る君のこと、これからも、友達として、応援させてね。
さようなら。
クレジット
ライター情報
pixivでフリー台本を書いています。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
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