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【教師×生徒】男勝りな家庭教師のお姉さんとの間に芽生えた奇妙な友情
written by 松平蒼太郎
  • 甘々
  • 友情
  • お姉さん
  • 家庭教師
  • 年上
  • 男勝り
  • 恋愛相談
  • 失恋話
  • ほの甘
公開日2025年10月08日 08:03 更新日2025年10月08日 08:03
文字数
1894文字(約 6分19秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
家庭教師
視聴者役柄
生徒
場所
生徒の部屋
あらすじ
家庭教師のお姉さんにボーッとしていると指摘され、思い切って恋愛相談をしてみた貴方だったが、結論分からないと一蹴されてしまう。しかし、サバサバしたように見える彼女は、実は失恋した経験があるようで…?

【キャラ紹介】
姫島有紀…男顔負けのぶった斬り女。普通に頼り甲斐のある年上男性が好み…のはずなのだが、年下の若者に心揺さぶられてしまった。経験豊富に見えて、意外と純情。自由奔放なニートの姉と暮らしている。
本編
お〜〜〜い……大丈夫か?少年…先ほどから、勉強に身が入っていないようだが…


なんでもないわけないだろう…いかにも「僕、悩んでます」って顔してさ。


どれ、勉強は一旦中断して、先生が悩み相談に乗ってやろう。君は何に悩んでいるんだい?


あぁ、もちろん。周りに言いふらしたりしないさ。墓場まで持っていくと約束しよう。


……ふむ。それはあれか?恋愛相談的なやつか?よりによって、一番苦手なのがきたな…


…こら。君は先生を何だと思ってるんだ?


あるさ、恋愛経験くらい…彼氏もいたことあるし。


うるさいな…先生のことはいいだろう。それより今は君のことだ。


要するに、その子は君のことを好きかもしれないと。けど、勘違いだったら、二度と立ち直れないかもしれないと。


まー、結論から言わせてもらうと…それだけの情報じゃ判断できん。


なので、当たって砕けろ。以上、解散、閉廷。


それだけだよ。ウジウジ悩むくらいなら、男らしくバシッと決めてこい。


ダメだったら、まぁ、メソメソ泣け。胸くらいは貸してやる。


…?どうした?急に笑い出して…気持ち悪い奴だな。情緒不安定か?


あぁ、そういう…まぁ、ハッキリ言っちゃうタイプだからな、わたしは。それが原因で、彼氏とも別れたわけだが…


…まぁな。「君からのひと言ひと言が怖い」って言われてな…例えるなら、鋭利な刃物でいちいち胸を突き刺されてる感覚だったらしい。


別にわたしは傷つけようと思って、言葉を発してるわけじゃないんだが…少なくとも、元カレくんの中では、そういう認識だったそうな。


って、勢い余って、自分の失恋話をペラペラ話してしまったじゃないか…何が悲しくて、生徒に自分の失恋話をせにゃならんのだ、まったく…


…ん?なんだ、それは?先生をフォローしてるつもりか?悪いが、何の慰めにもなっていないぞ?


(ため息)


まぁ、こういうところなんだろうな…わたしが周りの男から忌避されるのは。


どうやら男というのは、女から耳障りの良い言葉しか聞きたくないらしい…気持ちはわからんでもないが。


…?なんだ、急に元気になったな…そんなに楽しかったか?先生の失恋話…


ふふ、なんだ…君もはっきり言うじゃないか。生意気な少年だな…


…そうか。まぁ、せいぜい頑張れ。フラれても、出された課題はサボらんようにな。


当たり前だ、バカ。言っておくが、わたしはそこまで甘くないぞ?課題をやってこなかった生徒には更なる課題を、だ。


さ、勉強の続きを始めるぞ…次はテキスト78ページからだ。


(勉強再開)


…うん、今日はここまでにしておくか。お疲れさん。


なに、気にするな。君の理解力が遅いのは、最初から分かっていたことだからな。


今さら手を焼かされたとは思わんさ。思ったより時間がかかったのは事実だが…


…まぁ、正直な。君はあまり出来の良い生徒とは言えないが…それでも時間をかければ、こうしてきちんとこちらの教えたことを理解してくれる。


だから、わたしとしては全く問題ない。むしろ、教え甲斐があって楽しいぞ?


本当だとも。先生の言うことを疑うつもりか?


ん、よろしい。それじゃあ、今日はここでお暇させてもらうとしよう。次の授業までに、先ほど出した課題はすべてこなしてくるように。


あぁ、それから…今日初めて分かったことだが、わたしは君といると、いつも以上にずけずけとモノを言ってしまうらしい。


…さぁ?なんでだろうな…案外、無意識に気持ちを許しているからかもしれないな?


君は繊細なように見えて、図太い精神を持っているみたいだし…わたしとしても、あまり遠慮しなくていい相手なんだろうな、きっと。


じゃあ、今度こそこれで失礼するよ。またね。


(退室し、彼の家を出る)





〜〜以下、おまけ〜〜


(会社に戻る途中、電話がかかってきたので、出る)


…もしもし?姉さん?急にどうした?


わたし、今ちょうど仕事を終えたばかりなんだが?


…は?/// い、いきなり何を言い出すんだ?/// 誰の声色が嬉しそうだって?///


ちっ、違う!勘違いするな!彼氏なんているわけないだろう!そもそも彼氏とは、三ヶ月前に別れたばかりで…!


んなっ…!き、禁断の恋愛…!?


バカも休み休み言え!わたしが生徒とそういう関係になるわけないだろう!ドラマの見過ぎだ!


そんな、わけ…!というか、憶測で話を進めるな!この恋愛脳が!


…はっ?ちょっ、おい!姉さん!?買い物リストなら、後でメッセージに送って…!


(電話が切れる)


く…!何なんだ、あの人は…!


いつもいつもこちらを引っ掻き回して…!だから嫌いなんだよ、くそッ…!


(ため息)


彼は生徒だぞ…わたしより年下で、人生経験も未熟な若造に過ぎない…


そんな彼を意識するはずないだろう…意識、するはずが…///


くっ…!それもこれも全部、あのバカ姉のせいだ…!他人事だと思って、好き勝手言いやがって…!


帰ったら、文句言ってやらなきゃ…!あの社会不適合者が…!
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【教師×生徒】男勝りな家庭教師のお姉さんとの間に芽生えた奇妙な友情
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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