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いつも冷たい隣の席の女の子は、あなたが倒れて心配なようです
written by ぐーすか
  • 告白
  • 看病
  • ツンデレ
  • 同級生
  • キス
  • ハグ
  • 男性向け
公開日2025年06月22日 22:00 更新日2025年06月22日 13:18
文字数
3340文字(約 11分8秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
隣の席の女の子
視聴者役柄
高校生
場所
教室〜保健室
あらすじ
父親の残した借金を病気の母に代わって返済すべく、夜な夜なバイトをする主人公はある日ついに過労で倒れてしまう。保健室で寝ていると、昔助けた隣の席の女子がやってきて…。
本編
(聞き手が教室に入ってくる)

あら、おはようございます。

あなた…、また遅刻ギリギリじゃないですか。

「遅刻じゃないからセーフ」?はあ、そんなことばかり言って…。

現に昨日は遅刻だったではありませんか。

そんなに眠そうな顔して、いつも何時に寝てるんです?しっかり寝ているんですか?

…そんな時間まで一体何を?

…テレビゲーム?はあ、またそのために睡眠時間を削っていると。

いいですか?他人の趣味にとやかく言う筋合いはありませんが、そんな自堕落な生活を続けていたらいずれ痛い目を見ますよ?

今だってもう半分目が閉じてますよ。聞いてますか?おーい。

「ごめん」って…。私に謝らずに、自分の行動を改めてください。

あなた気づいてなかったかもしれませんが、歩いている時フラフラしてますよ?

そんなんじゃ、いつ倒れてもおかしくないですよ?

まったく…。

(小声で)あなたに何かあったら、私…。

…い、いえ。なんでもないです。

ほら、ホームルーム始まりますよ?起きてください。

…ん?ちょっと、あなた先生に呼ばれてますよ?

ほら、早く先生のところに行かないと…。

(聞き手が倒れる)

ちょ、ちょっと!大丈夫ですか!?

しっかりしてください!

せ、先生!大変です!

大丈夫ですか、ねえ、ねえ!

お願いです!目を開けてください!

ねえ!ねえってば…!


(保健室にて)

失礼します…。先生、彼の…、朝来た男子生徒はいますか?様子はどうでしょうか…。

…まだ眠ったままですか。

ええ、昼休みなので来ました。保健室にまだいると聞きまして…。

それで、彼は何かの病気なんでしょうか?

…過労?彼がですか?一体どうして…。

確かに、彼はここ最近いつも眠そうにしてますけど…。

…はい、今日も遅く登校して…。

…そうですよね。彼にも何か事情が…。

ああ、職員会議が…。わかりました。

あの、まだここにいてもいいでしょうか…?

え、いや、そういうのじゃなくて…。

「彼のそばにいてあげて」って…、いや!その、そういうのじゃないって…。

は、はい。では…。

(先生が部屋を出て行く)

…うーん、やっぱりわかりやすいのかな…?

クラスのみんなにもバレちゃってるだろうし…うーん…。

と、とりあえず彼の様子を…。

このカーテンの裏、だよね…?

し、失礼します。

(カーテンを開く)

まだ眠ってる…。じゃあ、ちょっと椅子に失礼して…。

(椅子に座る)

顔、こんなに細くなっちゃって…、あの時とは別人みたい。

そんなに追い詰められてるのかな?

いつもゲームで夜更かししてるだけって、言ってたのに…。

嘘ついてたのかな…?そうだよね、私に教えてくれるわけもないよね。

…私、あなたのことまだ全然知らないんだ…。

教えて欲しい。話して欲しい。いつも私は、あなたに冷たくしちゃうけど…。

本当は…、こんなにあなたのこと、好きなのに。

だからいつか素直になれたらなー、なんて…。

寝てる人の前で言っても仕方ないか。

あ、手が布団から出ちゃってる。

……ちょっとくらいなら、いいかな?握っちゃっても。

いやいや、それは流石に…。…でも。

…少しくらいなら、いいよね?ただ布団に入れるために触るだけだし。

ほんの少しだけ…。

(手をにぎる)

うわぁ…、大きな手。

ごつごつしてる…。でも、すごく冷たい。

それに、よく見たら傷だらけだし、マメもできてる…。

あなたの手がこんなにボロボロだったなんて、隣にいてもわからなかった…。

…話してくれないかな、私に。

あなたのこと、なんでも知りたい。

あなたが私を助けてくれた時みたいに、私だってあなたを…。

…って、今動いた?

え?うそ。ちょ、ちょっと、あなた!

起きてるんですか?ねえ!

(聞き手が起きる)

…やっぱり起きてるじゃないですか!

い、いつから…?…私が保健室に入った時からずっと…?

じゃ、じゃあまさか…、はじめから…?

…う、うわーーーっ!!

み、見ないでください!いい、いいです、何も言わなくて!

ああ…もう、恥ずかしい…。

起きてるなら、起きてると言ってくれれば…。

…え?「俺のこと好きなのか」って?

…ええ、好きですよ。あなたのこと。

そうです、ずっと前から。さっき言った通りです!

別に、やけになんてなってません!誰のせいですか、まったく…。

「なんで」って…、それ聞きますか?

覚えているでしょ?私が、クラスメイトたちからのあらぬ疑いをかけられた時、あなたが私を必死に庇ってくれて。

クラスで浮いていた私が疑われても仕方なかった状況で、あなたは諦めずに弁明してくれました。

最終的には私をクラスの輪に入れるようにもしてくれた。

忘れたなんて、言わせませんよ?

あの時、私はあなたのその底抜けの優しさに救われた。私のために必死になってくれた、あなたが心の底から好きになった。

でも、私は正直になれなかったんです。

素直じゃなく、曲がった性格のせいでクラスメイトとトラブルを起こしたのは、自分なのに。

あなたにも、冷たい態度をとってしまいました。

ごめんなさい。

…ありがとうございます。そう言ってもらえると嬉しいです。

じゃあ、今度はあなたの番です。

私はちゃんと正直に話しましたよね?

こんなにボロボロになるまで、一体何をしてたんですか?

嘘をつかないでください。ゲームなんかでこうなりますか?

お願いです、教えてください!

私はいやなんです。好きなあなたが傷つくのが。

私があなたのことを好きになってからでしたね。

あなたが日に日に遅刻が増え、少しずつやつれていったのは。

授業中に寝ることもなかったのに、気づけば眠っていて。

何があなたを追い詰めているんですか?

私は、あなたの助けにはなりませんか?

私、あなたに救われました。だから、どんな形でもその恩を返したいんです!

少しでもいい。どうか、あなたのことを教えてくれませんか?

(しばらく間)

…なるほど、お母さんが病気に…。

それで夜な夜なバイトをしていると。

でも、流石にやりすぎです。体を壊してしまっては…。

…借金がある?ただでさえ生活は厳しくなっていると。

なるほど、事情はわかりました。

しかし、これ以上はあなたの度が過ぎた生活を見逃すわけにはいきません。

…でもじゃありません。わかっているでしょ?これ以上続けたら、あなたがもたない。

あなたは、もっと自分の体を大切にするべきです。

あなたが無理して喜ぶ人がいるんですか?

あなたが取り返しのつかない状態になって、悲しむ人のことを考えたことがありますか?

(聞き手を抱きしめる)

……ぎゅっ。すみません、少しだけ…抱きしめさせてください。

あたたかいでしょ?

もしあなたがもっとボロボロになったら、こうすることもできないんです。

話すことも、そばにいることも…。私、それは嫌です。

もしあなたが迷惑だって言うなら、そう言ってください。

でも、私はあなたに寄り添っていたい。

できることなら、お付き合いだってしてほしい。

だめですか?迷惑ですか?

私みたいな、冷たくて無愛想な女は嫌ですか?

(聞き手が抱きしめ返す)

えっ、…ちょ、ちょっと。

その…、抱きしめておいてなんですが、抱きしめ返されるとその…、緊張すると言いますか…。

「そうしたいからしてる」?…あ、えーと…。恥ずかしい…。

…えっ!?「クールキャラを取り繕ってるだろ」って…。

し、仕方ないじゃないですか!私、喋るの苦手ですし…。

あ、でもさっきの独り言も聞かれてたんじゃ、もう隠しようもないですかね。

…はい。え?私とお付き合い…?

…ぅええ!?ほ、本当に?私なんかでいいんですか?

「君じゃなきゃいやだ」、ですか…。

…いえ、その、嬉しくて。あなたも私のこと好きなんだって思うと、夢みたいで。

あの…、2つほど提案があるんですけど…いいですか?

おほん。1つ目は、あなたのこれからについてです。

もしよければ、私の家の会社でバイトしてはどうでしょうか?

…ええ、もちろん。私も会社を手伝ってるので、そんなに難しいことはないんです。

むしろ、あなたに手伝って欲しいくらいです。あなた成績もいいですし。

…よかった。では、あなたの体が回復してから、改めて相談しましょう。

もう2つ目ですが…、その…こうやってお互いの気持ちを知れたわけですし…。

お付き合いするのは前提として…、その…。

…ここでキス、しませんか?い、いえ、無理にとは…。

え、ま、待って!いざとなると、心の準備が…。

…は、はひ…。私も、好きです…。

(キスする)

…しちゃった…。あなたとの、ファーストキス…。

…はい、私も大好きです。

いえ、ちょっと、今度は…、私が嬉し過ぎて、倒れちゃいそうで…。

…好きです。愛してます。ずっと、そばにいてくださいね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
いつも冷たい隣の席の女の子は、あなたが倒れて心配なようです
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
ぐーすか
ライター情報
シチュボ台本を投げつける一般深きものです。
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