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公開日2025年05月11日 22:59
更新日2025年05月11日 22:59
文字数
2357文字(約 7分52秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼女(脳内の音声)
視聴者役柄
彼氏
場所
彼氏の家
あらすじ
遠距離恋愛になって、もうすぐ一年になろうとしている。
最近仕事が忙しくて、彼女に会えていない。
もちろん、連絡自体は取ってはいるのだけど、やっぱり顔を合わせて、話をしたい。
そんなある日、郵便受けに彼女からの手紙が届いていて……
最近仕事が忙しくて、彼女に会えていない。
もちろん、連絡自体は取ってはいるのだけど、やっぱり顔を合わせて、話をしたい。
そんなある日、郵便受けに彼女からの手紙が届いていて……
本編
(手紙を開く音)
突然の手紙でびっくりしたかな?
伝えたいことがあって、こうして手紙を書くことにしました。
電話とか、ラインとかでも伝えようと思えば当然できるけれど。手紙だからこそ、言えることというか、できることもあるよねって、そう思ったので。
まずは。遠距離恋愛になって、もうすぐ一年になるね。
君から、その話を聞かされた時には、正直ショックでした。
一緒に過ごした時間の方が長すぎて、私のそばから居なくなるということを全く考えられなくて。一瞬、頭の中が真っ白になったのを今でも覚えています。
会えなくなるわけじゃない。それぐらい分かっていたのに、一生の別れのような感じがして。
君に子どもかって感じで泣き付いちゃったよね。行かないでって。
あの時は、ごめんね。君だって、しばらく会えなくなるの、辛かったはずなのにね。
あの日は、私を慰めるために、一日中私のそばにいてくれたっけ。
少し落ち着いて。ようやく君が離れるというのを受け入れたあと。
今度は、別の不安が頭の中に浮かんじゃって。
ほら、よく聞くじゃない。遠距離恋愛は長く続かないって。破局するケースが多いって。
ネットでいろいろ検索すると、やっぱりそういう話ばっかり出て来て。不安がどんどん膨らんでいって。
君はまめに連絡するって言ってくれたけれど、それがいずれ面倒になっちゃって、そこから少しずつ関係が離れていくなんて、そんな記事を見つけてさ。
もしかしたら、向こう側で、私とは違う女の人と付き合いだす……とかまで、考え出しちゃって。
けれど、その心配も杞憂だったね。
君ったら、ちゃんと欠かさずに連絡入れてくれるんだもん。
毎日、仕事が終わって家に帰ったら、「今、家に帰りましたー」って。
休日にも、どこどこに行ったとか、この映画見てきたけれど最高だったー、そんなたわいもないことをいつも伝えてくれて。
私のほうが、話題を返すのが大変だったの。
だって、私は、いつものように家でゴロゴロしてばっかりなんだもん。
最近、よく出かけるようになったのは、君のおかげ、だったり。
君は休日を楽しんでいるのに、私は家でゴロゴロしてましたー。なんて、そんな返信するのも、なんか恥ずかしくて。
長い休みを取った時は、わざわざ遠くから車で来てくれたりもしたよね。
そして、そのままドライブデートに連れて行ってくれて。
私、最初の何回かは、君と久しぶりに会えるのが、デートできるのが嬉しくて。そればっかり考えててさ。
私の家に帰ってきて、まったりしていた時に、君がソファーで爆睡しているのを見て。
そっか、君は遠路はるばるここまで来てくれて、そのまま私とのデートにも付き合ってくれたんだって、気づいて。
君のこと、全く気遣えてなかった私が申し訳なくて、それで泣いてた私に、君はびっくりしていたよね。
あの日から、一日は無理せずのんびりすることに決めたんだよね。
君は、それぐらい平気だっていうけれど、やっぱり、君の体が心配だったからさ。
いつも無理ばっかりして。私は君のことが心配です。無理させてた私が言えることではないけれど。
あと、心配なのがもう一つ。
ちゃんと栄養のあるもの、食べてますか?
コンビニ弁当ばっかりで済ませていませんか?
たまには、ちゃんと栄養のあるものを食べること。
自炊しろとまでは言わないけれど、総菜を買うときに、野菜系統のを一品入れるだけで全然違うんだからね。
君が不摂生で、病気にならないか。それがとても心配です。
君がこっちに戻ってくるときは、栄養たっぷりのバランスとれた料理をふるまうって決めてるから。
食事偏ってるなーと感じたら、私のところにやってくること。
君は栄養のある食事が食べられて。私は、君と一緒にいられる時間が増えて。お互いにウィンウィンだから。
君が無理ない程度に、もっとこっちに来てくれてもいいんだよ?
なーんて。
でも、料理の話は、ほんとだから。帰ってくるときは、とびっきりおいしいの作って、待ってるね。
あと、一年。
少しは慣れた……と言いたいところだけれど、やっぱり寂しさを感じる時があります。
声がききたい。抱きしめてほしいと思う夜もあります。
君にも、そんな日はありますか?
そんなときは、深夜とか関係なく、遠慮なく電話していいからね。
私も、仕事が終わった連絡の後に、電話することがあるかも。
その時は、どうぞよろしくお願いします。
ねえ、知ってる?
遠距離恋愛って、破局するケースが多いらしいけれど、逆にそれを乗り越えたカップルは、そのままずっとうまくいくことが多いんだって。
私たちも、そうなれたらいいね。
大好きだよ。君のこと。
これからもずっと。この気持ちは変わらないからね。
ラインではスタンプとかで済ませちゃうけれど。
やっぱり、文字とはいえ、きちんと想いは伝えないと、だよね。
それじゃ、体に気を付けて。あと一年、二人で乗り越えようね。
追伸。
きっと君は、手紙なんてめったに読まないから、気づいていなかったんじゃないかなって思いますが。
この封筒、切手を貼っていないことに気づきましたか?
さて、問題です。どうして切手も貼っていないのに、この封筒は君のところに届いたのでしょうか?
君の家の近くには、ファミレスがあるんだったよね。そこでご飯を食べたよーってラインをよく見るから。覚えちゃった。
あと、漫画喫茶も、よく利用しているんだったよね。
君がいつこの手紙を読んで、この文章を読むかははっきりとした時間までは分からないけれど。
もしかしたら、そこに。せっかくだから、文字だけでなく、言葉でも想いを伝えたいと考えた、愛しの彼女さんが、待っているかもしれないよ?
早く来てくれないと、漫画喫茶で夜を明かすことになるかも?
思ったより、早かったね。
うわっ、ちょっと、力強いってば。
ふふっ。君が泣いてるの、初めて見たかも。
うん。私も……大好きだよ。
突然の手紙でびっくりしたかな?
伝えたいことがあって、こうして手紙を書くことにしました。
電話とか、ラインとかでも伝えようと思えば当然できるけれど。手紙だからこそ、言えることというか、できることもあるよねって、そう思ったので。
まずは。遠距離恋愛になって、もうすぐ一年になるね。
君から、その話を聞かされた時には、正直ショックでした。
一緒に過ごした時間の方が長すぎて、私のそばから居なくなるということを全く考えられなくて。一瞬、頭の中が真っ白になったのを今でも覚えています。
会えなくなるわけじゃない。それぐらい分かっていたのに、一生の別れのような感じがして。
君に子どもかって感じで泣き付いちゃったよね。行かないでって。
あの時は、ごめんね。君だって、しばらく会えなくなるの、辛かったはずなのにね。
あの日は、私を慰めるために、一日中私のそばにいてくれたっけ。
少し落ち着いて。ようやく君が離れるというのを受け入れたあと。
今度は、別の不安が頭の中に浮かんじゃって。
ほら、よく聞くじゃない。遠距離恋愛は長く続かないって。破局するケースが多いって。
ネットでいろいろ検索すると、やっぱりそういう話ばっかり出て来て。不安がどんどん膨らんでいって。
君はまめに連絡するって言ってくれたけれど、それがいずれ面倒になっちゃって、そこから少しずつ関係が離れていくなんて、そんな記事を見つけてさ。
もしかしたら、向こう側で、私とは違う女の人と付き合いだす……とかまで、考え出しちゃって。
けれど、その心配も杞憂だったね。
君ったら、ちゃんと欠かさずに連絡入れてくれるんだもん。
毎日、仕事が終わって家に帰ったら、「今、家に帰りましたー」って。
休日にも、どこどこに行ったとか、この映画見てきたけれど最高だったー、そんなたわいもないことをいつも伝えてくれて。
私のほうが、話題を返すのが大変だったの。
だって、私は、いつものように家でゴロゴロしてばっかりなんだもん。
最近、よく出かけるようになったのは、君のおかげ、だったり。
君は休日を楽しんでいるのに、私は家でゴロゴロしてましたー。なんて、そんな返信するのも、なんか恥ずかしくて。
長い休みを取った時は、わざわざ遠くから車で来てくれたりもしたよね。
そして、そのままドライブデートに連れて行ってくれて。
私、最初の何回かは、君と久しぶりに会えるのが、デートできるのが嬉しくて。そればっかり考えててさ。
私の家に帰ってきて、まったりしていた時に、君がソファーで爆睡しているのを見て。
そっか、君は遠路はるばるここまで来てくれて、そのまま私とのデートにも付き合ってくれたんだって、気づいて。
君のこと、全く気遣えてなかった私が申し訳なくて、それで泣いてた私に、君はびっくりしていたよね。
あの日から、一日は無理せずのんびりすることに決めたんだよね。
君は、それぐらい平気だっていうけれど、やっぱり、君の体が心配だったからさ。
いつも無理ばっかりして。私は君のことが心配です。無理させてた私が言えることではないけれど。
あと、心配なのがもう一つ。
ちゃんと栄養のあるもの、食べてますか?
コンビニ弁当ばっかりで済ませていませんか?
たまには、ちゃんと栄養のあるものを食べること。
自炊しろとまでは言わないけれど、総菜を買うときに、野菜系統のを一品入れるだけで全然違うんだからね。
君が不摂生で、病気にならないか。それがとても心配です。
君がこっちに戻ってくるときは、栄養たっぷりのバランスとれた料理をふるまうって決めてるから。
食事偏ってるなーと感じたら、私のところにやってくること。
君は栄養のある食事が食べられて。私は、君と一緒にいられる時間が増えて。お互いにウィンウィンだから。
君が無理ない程度に、もっとこっちに来てくれてもいいんだよ?
なーんて。
でも、料理の話は、ほんとだから。帰ってくるときは、とびっきりおいしいの作って、待ってるね。
あと、一年。
少しは慣れた……と言いたいところだけれど、やっぱり寂しさを感じる時があります。
声がききたい。抱きしめてほしいと思う夜もあります。
君にも、そんな日はありますか?
そんなときは、深夜とか関係なく、遠慮なく電話していいからね。
私も、仕事が終わった連絡の後に、電話することがあるかも。
その時は、どうぞよろしくお願いします。
ねえ、知ってる?
遠距離恋愛って、破局するケースが多いらしいけれど、逆にそれを乗り越えたカップルは、そのままずっとうまくいくことが多いんだって。
私たちも、そうなれたらいいね。
大好きだよ。君のこと。
これからもずっと。この気持ちは変わらないからね。
ラインではスタンプとかで済ませちゃうけれど。
やっぱり、文字とはいえ、きちんと想いは伝えないと、だよね。
それじゃ、体に気を付けて。あと一年、二人で乗り越えようね。
追伸。
きっと君は、手紙なんてめったに読まないから、気づいていなかったんじゃないかなって思いますが。
この封筒、切手を貼っていないことに気づきましたか?
さて、問題です。どうして切手も貼っていないのに、この封筒は君のところに届いたのでしょうか?
君の家の近くには、ファミレスがあるんだったよね。そこでご飯を食べたよーってラインをよく見るから。覚えちゃった。
あと、漫画喫茶も、よく利用しているんだったよね。
君がいつこの手紙を読んで、この文章を読むかははっきりとした時間までは分からないけれど。
もしかしたら、そこに。せっかくだから、文字だけでなく、言葉でも想いを伝えたいと考えた、愛しの彼女さんが、待っているかもしれないよ?
早く来てくれないと、漫画喫茶で夜を明かすことになるかも?
思ったより、早かったね。
うわっ、ちょっと、力強いってば。
ふふっ。君が泣いてるの、初めて見たかも。
うん。私も……大好きだよ。
クレジット
ライター情報
pixivでフリー台本を書いています。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
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