- 恋人同士
公開日2022年08月28日 18:30
更新日2022年08月28日 18:30
文字数
2491文字(約 8分19秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
元カレを忘れられない彼女
視聴者役柄
真面目系彼氏
場所
おうち
あらすじ
あなたは、彼女と平穏な日々を過ごし、幸せを感じている。
けれど、彼女はどこか悲しみを隠しているようで、あなたはどうもそのことが気になってしまう。
聞いてみると、彼女は自分の隠していた過去を語り出した。
彼女を愛し、幸せにしてあげたい、真面目な彼とその彼女の、朝の一幕。
けれど、彼女はどこか悲しみを隠しているようで、あなたはどうもそのことが気になってしまう。
聞いてみると、彼女は自分の隠していた過去を語り出した。
彼女を愛し、幸せにしてあげたい、真面目な彼とその彼女の、朝の一幕。
本編
おはよ。
ふふっ、なんか、なんとなく髪撫でたくなった。
君の、サラサラで癒されるし。
今日、休みでしょ。
もう少し、このままでいいかな。
え?
好きだよ?
もちろん、恋人として。
どうしたの?
私、なんか変なことしたかな。
悲しい目……?
私が、悲しそうに見えるの?
そんなことないよ。
君とこうやって一緒にいるのに、何を悲しく思わないといけないの?
私、君と一緒でこんなにも幸せなのに。
隠さないでって……隠してるつもりはないんだけど……
ごめん。
君にそう言われる心当たり……本当はあるんだ。
付き合った時から、ずっと。
ううん、君に責任があるとか、そういうことじゃないの。
だけど、あんまり、君にとっては気分のいい話じゃないかもしれない。
だから今まで言わないでいたんだけど……君が言わせようとしてるんだから、聞いたからって怒ったり、別れようとか、ナシだよ?
私ね、実は……元カレのこと、未だに考えちゃうんだよね。
あ、安心して、浮気とかそういうのじゃないの。
気になるんならスマホの履歴とか全部見ていいから。
それに、仮にしたいと思ってても、もう出来ないんだもの。
そもそも、彼と付き合ってたこと自体、君と付き合うさらに数年前のことでね。
まだ、君とは会ってすらいなかった頃のことだったんだ。
この際だから言っちゃうけど……
彼とは、結婚まで考えてた。
長い付き合いで、お互いにこの人なら大丈夫っていう信頼もしっかり築けてたから。
どんな人……ね。
大胆で、ちょっと馬鹿で、でも、私のことをいっつも考えてくれる感じ。
君には、そういう性格も、顔も、全然似てないかな。
君はちょっと繊細だし、あんな単純な馬鹿でもないし。
でも、どっちがタイプだとか、そういうのもなく、どっちも好きなんだ。
気になるかもしれないけど、比べたりは出来ない。
彼は彼、君は君の素敵なところがあるから。
それで、君が気になってるのは、どうして結婚まで考えていた相手がいたのに、私は今、君と付き合ってるか、だよね。
彼……死んじゃったの。
病気見つかっちゃって、その時にはもうどうしようもなかったみたいで。
あ、いいの、気にしないで。
本当に思い出したくないんなら、今君に話したりしてないから。
彼の家族と一緒に、看取った時の事、よく覚えてる。
あの日から、私、真っ白になっちゃって。
熱く愛し合っていたっていうより、支え合ってたっていうぐらいではあったけど、それでも、失ったものは大きかったみたい。
君の前で言っちゃいけないことだと思うけど、私、まだ彼のこと、好きなんだよ。
苦しくなった時は、彼の声に導かれるように救われて、夢にだって何度も出てくる。
まだ、完全には受け止めきれてないんだ。
私はもう、君の彼女だっていうのに。
違う男のこと、しきりに思い出して、よくないよね……
だけどね、君のことももちろん、好きなんだよ?
今では、頼れるのは君だから。
ほら、私と、初めて会った時のこと、覚えてる?
今みたいに、上手く笑えてなかったでしょ?
関わりたくないくらい暗くて。
あの頃、まさに彼の出来事の直後ぐらいだったから、私のどん底の時だったと思う。
あの時、生きてくだけで精一杯だった。
むしろ、よく生きてたなって今は思う。
でも、私、変われたんだよ。
笑えるし、未来に希望、持ってるし。
あの時の私に、生きてくれてありがとうって言いたい。
それは、君のおかげなんだから。
どんなに俯いてたって、ただ私のことを受け入れてくれた。
君に、私を助けたいって気持ちがあったかは私にはわからないけれど、私は君に助けられたんだ。
前を向けなかった私が、やっと前を向けるような気がしたの。
一番の幸運は、君が彼みたいな人ではなかったところ、かな。
話を聞いてて、疑問に思ってると思うんだけど……
こういう別れて、忘れられなくてっていう場合って、似たような人を探すようなイメージ、あるでしょ?
でも、私はむしろ似たような人は好きになれなかった。
だって、どうしても彼と比べちゃうから。
人って、過去の思い出が余計に良く思えるっていうから、尚更かもしれないけど、比べると大体彼より素敵に思えないの。
それに、思い出して辛くなるとか、相手にも彼にも申し訳なくて。
人生を共にするには、私には重すぎるって思っちゃったんだ。
でも、君みたいな人なら、性格も姿も愛し方も違って、私も違う私になれる気分っていうか……彼のこと、忘れるわけじゃないけれど、苦しくなるほど引きずっていかなくて済む気がしたの。
そんなこと言われても、嬉しくないよね。
結局、彼ありきで君を選んだことになるし、他の男に重ねられてるなんて、想像したくないでしょ?
もちろん、君のことは愛してる。
でも、忘れられないものがあるっていうのは、こうして言ったからには知っておいてくれると嬉しいかな。
わがままかもしれないけど。
大丈夫。
今の私の一番は、君だから。
君が私のこと愛してくれるなら、私は君に愛されて生きていこうって思ってるから。
彼の代わりはいらないの。
そんなの、結局偽物でしかないんだから。
君が、私のたった一人、人生を共にしてくれる大切な人でいてくれるなら、きっと、幸せになれるはず。
もし、私がずっと彼のことを思い出しながら生きていくとしても、一緒にいる時間の長さは君の方が長くなるはずだから。
君は、ただ私の一番大切な人として、私のこと、ずっと好きでいてくれる?
ふふふっ、ありがとう。
いつまでも、続いてくれるといいな。
……ねえ、ぎゅっとして。
私が、君しか見えなくなるくらいの、強いやつ。
君の温かさを、感じさせてほしいの。
君だけの温かさを。
(抱き締める)
この満たされる感覚、好き……
でも、忘れるのは無理みたい。
こんなことがあったとしたら、彼なら、そいつの事なんか忘れさせてやるって、かなり強引にしてくるんだろうなとか、考えちゃうの。
君の遠慮気味の抱き締めも、癒されて、君の愛にゆっくりと溺れていくようで大好きだけど。
このままでいたいって、思えるけど。
だけど、私、悲しくなんかないよ。
だって、君がいるから。
この悲しみを幸せに変えられるのは、君がいるからなんだって、覚えておいて。
私には、君が大切なの。
もう、幸せは離したくないの。
だから……お願いだよ。
これから、ずっと。
ふふっ、なんか、なんとなく髪撫でたくなった。
君の、サラサラで癒されるし。
今日、休みでしょ。
もう少し、このままでいいかな。
え?
好きだよ?
もちろん、恋人として。
どうしたの?
私、なんか変なことしたかな。
悲しい目……?
私が、悲しそうに見えるの?
そんなことないよ。
君とこうやって一緒にいるのに、何を悲しく思わないといけないの?
私、君と一緒でこんなにも幸せなのに。
隠さないでって……隠してるつもりはないんだけど……
ごめん。
君にそう言われる心当たり……本当はあるんだ。
付き合った時から、ずっと。
ううん、君に責任があるとか、そういうことじゃないの。
だけど、あんまり、君にとっては気分のいい話じゃないかもしれない。
だから今まで言わないでいたんだけど……君が言わせようとしてるんだから、聞いたからって怒ったり、別れようとか、ナシだよ?
私ね、実は……元カレのこと、未だに考えちゃうんだよね。
あ、安心して、浮気とかそういうのじゃないの。
気になるんならスマホの履歴とか全部見ていいから。
それに、仮にしたいと思ってても、もう出来ないんだもの。
そもそも、彼と付き合ってたこと自体、君と付き合うさらに数年前のことでね。
まだ、君とは会ってすらいなかった頃のことだったんだ。
この際だから言っちゃうけど……
彼とは、結婚まで考えてた。
長い付き合いで、お互いにこの人なら大丈夫っていう信頼もしっかり築けてたから。
どんな人……ね。
大胆で、ちょっと馬鹿で、でも、私のことをいっつも考えてくれる感じ。
君には、そういう性格も、顔も、全然似てないかな。
君はちょっと繊細だし、あんな単純な馬鹿でもないし。
でも、どっちがタイプだとか、そういうのもなく、どっちも好きなんだ。
気になるかもしれないけど、比べたりは出来ない。
彼は彼、君は君の素敵なところがあるから。
それで、君が気になってるのは、どうして結婚まで考えていた相手がいたのに、私は今、君と付き合ってるか、だよね。
彼……死んじゃったの。
病気見つかっちゃって、その時にはもうどうしようもなかったみたいで。
あ、いいの、気にしないで。
本当に思い出したくないんなら、今君に話したりしてないから。
彼の家族と一緒に、看取った時の事、よく覚えてる。
あの日から、私、真っ白になっちゃって。
熱く愛し合っていたっていうより、支え合ってたっていうぐらいではあったけど、それでも、失ったものは大きかったみたい。
君の前で言っちゃいけないことだと思うけど、私、まだ彼のこと、好きなんだよ。
苦しくなった時は、彼の声に導かれるように救われて、夢にだって何度も出てくる。
まだ、完全には受け止めきれてないんだ。
私はもう、君の彼女だっていうのに。
違う男のこと、しきりに思い出して、よくないよね……
だけどね、君のことももちろん、好きなんだよ?
今では、頼れるのは君だから。
ほら、私と、初めて会った時のこと、覚えてる?
今みたいに、上手く笑えてなかったでしょ?
関わりたくないくらい暗くて。
あの頃、まさに彼の出来事の直後ぐらいだったから、私のどん底の時だったと思う。
あの時、生きてくだけで精一杯だった。
むしろ、よく生きてたなって今は思う。
でも、私、変われたんだよ。
笑えるし、未来に希望、持ってるし。
あの時の私に、生きてくれてありがとうって言いたい。
それは、君のおかげなんだから。
どんなに俯いてたって、ただ私のことを受け入れてくれた。
君に、私を助けたいって気持ちがあったかは私にはわからないけれど、私は君に助けられたんだ。
前を向けなかった私が、やっと前を向けるような気がしたの。
一番の幸運は、君が彼みたいな人ではなかったところ、かな。
話を聞いてて、疑問に思ってると思うんだけど……
こういう別れて、忘れられなくてっていう場合って、似たような人を探すようなイメージ、あるでしょ?
でも、私はむしろ似たような人は好きになれなかった。
だって、どうしても彼と比べちゃうから。
人って、過去の思い出が余計に良く思えるっていうから、尚更かもしれないけど、比べると大体彼より素敵に思えないの。
それに、思い出して辛くなるとか、相手にも彼にも申し訳なくて。
人生を共にするには、私には重すぎるって思っちゃったんだ。
でも、君みたいな人なら、性格も姿も愛し方も違って、私も違う私になれる気分っていうか……彼のこと、忘れるわけじゃないけれど、苦しくなるほど引きずっていかなくて済む気がしたの。
そんなこと言われても、嬉しくないよね。
結局、彼ありきで君を選んだことになるし、他の男に重ねられてるなんて、想像したくないでしょ?
もちろん、君のことは愛してる。
でも、忘れられないものがあるっていうのは、こうして言ったからには知っておいてくれると嬉しいかな。
わがままかもしれないけど。
大丈夫。
今の私の一番は、君だから。
君が私のこと愛してくれるなら、私は君に愛されて生きていこうって思ってるから。
彼の代わりはいらないの。
そんなの、結局偽物でしかないんだから。
君が、私のたった一人、人生を共にしてくれる大切な人でいてくれるなら、きっと、幸せになれるはず。
もし、私がずっと彼のことを思い出しながら生きていくとしても、一緒にいる時間の長さは君の方が長くなるはずだから。
君は、ただ私の一番大切な人として、私のこと、ずっと好きでいてくれる?
ふふふっ、ありがとう。
いつまでも、続いてくれるといいな。
……ねえ、ぎゅっとして。
私が、君しか見えなくなるくらいの、強いやつ。
君の温かさを、感じさせてほしいの。
君だけの温かさを。
(抱き締める)
この満たされる感覚、好き……
でも、忘れるのは無理みたい。
こんなことがあったとしたら、彼なら、そいつの事なんか忘れさせてやるって、かなり強引にしてくるんだろうなとか、考えちゃうの。
君の遠慮気味の抱き締めも、癒されて、君の愛にゆっくりと溺れていくようで大好きだけど。
このままでいたいって、思えるけど。
だけど、私、悲しくなんかないよ。
だって、君がいるから。
この悲しみを幸せに変えられるのは、君がいるからなんだって、覚えておいて。
私には、君が大切なの。
もう、幸せは離したくないの。
だから……お願いだよ。
これから、ずっと。
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ヤンデレとか書きます。
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