0
あなただけの、メイド
written by ねむりはり
  • 純愛
  • 睡眠導入
  • 寝かしつけ
  • ヤンデレ
  • 幼なじみ
公開日2026年07月22日 22:14 更新日2026年07月22日 22:14
文字数
2551文字(約 8分31秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
メイド
視聴者役柄
ご主人様
場所
屋敷
あらすじ
幼い頃からずっと一緒に過ごしてきた幼馴染であり、専属メイドでもある彼女。

仕事から帰宅したあなたを、いつものように穏やかな笑顔で迎え、食事や身の回りの世話を優しくこなしていく。

しかし、その献身的な愛情の裏では、彼女はあなたの好みや生活のすべてを覚え、誰よりも深く見つめ続けていた。

ある日、あなたが別の女性と楽しそうに過ごしている姿を目にしたことで、抑え続けていた想いは静かにあふれ出す。

嫉妬、執着、そして「あなたを失いたくない」という切実な願い。

優しく従順なメイドは、静かな告白とともに、自分のすべてをあなたへ捧げることを誓う。

「あなたのものだから……あなたも、わたしのものでいてください。」

穏やかな奉仕の中に、狂おしいほど一途な愛情と独占欲が滲み出していく――。

幼馴染メイドが静かに本性を明かしていく、甘く切なく、狂気との境界を描いたヤンデレシチュエーションボイスです。
本編
■ 導入(目安:2分)

(静かに、感情を抑えた声で)

……お帰りなさいませ、ご主人様。

(一拍置いて)

遅かったですね。

コートをどうぞ。
今夜は冷えます。
風邪を引かれると……わたしが、困りますので。

(小さく、独り言のように)

……あなたが、苦しいのは、嫌なので。

【SE】コートを受け取る、かすかな衣擦れの音

(また淡々と、視線を外さずに)

お食事の準備は整っています。
お風呂も、あなたの好きな温度にしておきました。
いつものやつです。

……覚えていますよ、全部。

(少しだけ、声のトーンが下がる)

あなたのこと。
全部。

---

■ パート①「穏やかな夜、サービス」(目安:5分)

(促すように、柔らかく)

さあ、こちらへ。
椅子に座ってください。
今日は、疲れているでしょう。

【SE】椅子を引く音。食器がテーブルに置かれる音

(静かに動きながら、独り言気味に)

……今日のスープは、ポトフにしました。
あなたが寒い日に好きなやつ。
……知ってますよ、全部。

(テーブルの向こう側から、じっと見つめるように)

食べてください。
見ています。
あなたが食べているところを、見ているのが……好きです。

(一拍。恥じらいではなく、確信として)

おかしいですか?
おかしくても、いいです。
本当のことですから。

(食事を終えた後、背後に近づく気配)

【SE】皿を下げる音。静寂

……少し、いいですか。

今日、あなたの髪に触りたいと思っていました。
いいですか。

(返事を待つように、一拍)

……ありがとう。

【SE】かすかに髪をすく音

きれいな髪。
わたし、この髪が好きです。
触ると……落ち着く。

(少し低く)

あなたのそばにいると、落ち着く。
ずっと、そうでした。
子どもの頃から。

(静かに、しかし確信を持って)

幼馴染だから?
違います。
それだけじゃない。

……あなたが、好きだから。

(一呼吸置いて)

それだけで、十分です。

---

■ パート②「亀裂——知っていた」(目安:6分)

【SE】遠くで電話の着信音。すぐに止む

……今日。

(一拍)

あなたが会っていた人のこと。

(淡々と、しかし目が笑っていないような声で)

見ていました。
街で。
偶然じゃなくて……わたし、ついていったので。

(少し、笑みが混じる。しかし温かくない笑み)

おかしいですか。
そうですね。
でも、やめられなかった。

(ゆっくり近づく気配)

あの人……笑っていましたね。
あなたと。

(一拍。声が低くなる)

あなたも、笑っていた。

(静寂)

…………

(ここだけ、微かに声が震える)

わたしには、あんな顔しないのに。

ねえ。

わたし、今まで何でも言うこと聞いてきました。
ご主人様のことが、好きだから。
あなたのためなら、何でもできる。
笑えって言えば笑います。
泣けって言えば泣きます。
消えろって言えば……

(一拍。声が細くなる)

……それ以外なら、何でも。

(笑みが滲む。けれどどこか悲しい)

でも、あの人には……笑ってほしくない。
あなたに。

(少し距離が縮まる気配)

わたしだけに、笑ってほしい。 

妬いています。
正直に言います。
わたし、今すごく……妬いています。

(低く、静かに、でも確実に)

あの人のことが、嫌いです。
名前も、顔も、声も。
あなたに近づくものが、全部。

(一拍)

……でも。

( ここだけ、声が柔らかくなる。本当に愛しているから)

あなたのことは、嫌いになれない。
どんなに傷ついても。
どんなに苦しくても。

(吐息まじりに)

ここにいていいですか。
あなたのそばに。
ずっと……ずっと、ここに。

(静寂)

…………

(低く、独り言のように)

いなくなったら、どうしよう。

(一拍。自分に言い聞かせるように)

……いなくならせない。

すみません。
変なこと、言いました。

(淡々と)

お風呂の準備ができています。
先にどうぞ。

---

■ パート③「本性——愛の告白と狂気の境界」(目安:5分)

【SE】バスルームのドアが閉まる音。静寂。そして、ゆっくりとした足音

……ねえ、ご主人様。

(誰もいない部屋で、あなたに語りかけるように)

わたし、知っていますよ。
あなたが優しいこと。
誰にでも笑いかけること。
それが……あなたの、いいところだって。

(少し間があく)

でも。

(声が、静かに、しかし深く揺れる)

それが、嫌いです。
あなたの、一番嫌いなところ。

(涙をこらえているが、崩れない。ただ静かに)

わたしだけを見てほしい。
それがわがままだって、知っています。
でも。
止められない。

【SE】バスルームのドアが開く音。足音が近づく

(穏やかに、いつも通りに)

お疲れ様でした。
バスタオル、どうぞ。

……髪、乾かしていいですか。

【SE】ドライヤーの音……が始まる前に止まる

(やっぱり手で乾かすことにしたように)

やっぱり、手で。
ドライヤーだと、声が聞こえないから。

(指が髪に触れるような、柔らかい声で)

……あなたの声が、好きです。
話しかけてくれるとき。
わたしの名前を呼んでくれるとき。

(一拍)

もう一回、呼んでもらえますか。

(返事を待つように、息をのんで)

(呼ばれたことで、声が微かに震える。嬉しいのか、壊れそうなのか)

……っ。

(少し間があって)

……ありがとう。
それだけで、いいんです。
それだけで、わたしは……十分。

ねえ、ご主人様。

(一拍)

わたしのこと、メイドだと思っていますか。

(笑みが混じる。少し自虐的に)

合っています。
メイドです。
従順で、言うことを聞いて、あなたのために動く。
それが、わたし。

(一拍。声が、深くなる)

でも。

あなたのものです。
メイドとして、じゃなくて。
全部。

わたし全部が、あなたのもの。

(静かに、けれど揺らぎなく)

だから……あなたも、わたしのものでいてください。

(一拍)

逃げないでください。

(笑顔だけど、目が笑っていない。)

離さないから。
ずっと、ここにいるから。

……いなくならないでください。

---

■ クロージング「おやすみなさい、ご主人様」(目安:2分)

【SE】時計の音。夜が深まる静寂

(やわらかく、落ち着いた声で)

もう遅いです。
お休みになってください。

今夜も、そばにいます。
あなたが眠るまで。
眠ってからも。

(一拍)

……ずっと。

(笑みが、今度は本当に穏やかで。しかしその奥には確かな執着がある)

夢を、見てください。
良い夢を。

(一拍)

わたしが、守ります。
あなたの眠りを。
あなたの夢を。
あなたの、全部を。

おやすみなさい、ご主人様。

(一拍。最後だけ、素の声で)

……おやすみ。

どこにも、行かせないから。

【SE】静かな夜の音。遠くで風が鳴る。

(遠くから、最後に一言。静かに)

……愛しています。

(長い沈黙)

…………

【SE】フェードアウト。静寂へ

---
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
あなただけの、メイド
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
ねむりはり
ライター情報
はじめまして
趣味でただ私が聞きたいフリー台本を書き投稿しているオタクです。
「こういう台本が欲しかった」
「よかった」
と思ってもらえる作品を書けるように頑張っています。
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

◇フリー台本に関して
詳細な言葉遣いや言い回し、台本内のセリフの順番など、読みやすいように改変していただいて構いません。
性別変更及び、大元の流れが変わらない範囲でのアドリブ等も可能です。
使用時は作者名+作品リンクのクレジット表記をお願いします。
使用報告いただけると聴きに行きます。
よろしくお願いいたします。
ご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡、ご相談ください。
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
有償利用について
全ての台本に関しまして、有償利用が可能です
利用実績(最大10件)
ねむりはり の投稿台本(最大10件)