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呪いのゴスロリ人形(?)のお遊び触手耳かき
written by えむおーおー
  • からかい
  • 同棲
  • 耳かき
  • 寝かしつけ
  • 癒し
  • SF
  • 人外 / モンスター
  • お嬢様
公開日2026年03月27日 00:28 更新日2026年03月27日 00:28
文字数
3402文字(約 11分21秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
人形に寄生した触手生命体(宇宙生物)
視聴者役柄
人形を拾ってしまった人
場所
自宅
あらすじ
あなたは買い物から帰宅する。その傍らには少女のような人形がいる。
少女の正体は宇宙から来た触手生命体。人間に偽装するため、人形の中に入っているのだ。
人形少女はあなたを勝手にお兄様と呼ぶ。あなたの性別は気にしていない。
自堕落な人形少女はあなたのお金で服が買えて上機嫌なようで、あなたに触手耳かきをしてくれる――。

人形少女は触手耳かきをしながら、あなたとの出会いを思い出す。
人形少女は本来はあなたを支配し眷属にするつもりだったが、あなたのことが面白くなりそのまま居候することにしたのだ。
さらにあなたに本名を教えてくれるが、それは人間には聞き取れない。
左右の触手耳かきが終わると、人形少女は綿棒で仕上げの耳かきをしてくれる。
綿棒耳かきを終わらせると、最後に両耳の同時触手耳かきが始まる。
触手耳かきで気が抜けて眠っていくあなたに、少女はこれからも楽しませてくれることを期待しているのだった。
本編
(ドアを開け、家に上がる音)

――ふふ、今日もお買い物、楽しかったですわ。お兄様……いえ、人間。

――ええ?仕方ないじゃありませんか。わたくしの美貌を着飾る服はいくつあってもいいのですもの。

(買い物袋を置く音)

多少のお金を失うぐらい我慢してくださいませ。カードの上限はまだ残ってるのでしょう?

こんな狭いアパートでも、わたくしの美貌で飾れば少しはマシになりますわ。

(キリキリと小さな稼働音)

――ドールと言いましたか?この人形の造形、わたくしも気に入っていますの。

成体の人間として振舞うには少々小さく、一人で出歩くには不都合のある外見ですが、

人間のあなたと一緒なら、傍から見ればどう見ても冴えない兄を支える、健気で麗しい妹ですわ。

どこに行っても怪しまれません。

――なんですか、その目は。

何を言ってるのです。ゴスロリは人間の作った最も美しい服の一つでしょう。恥ずかしくなどありません。

……まだ文句があるのですか。

……確かに、わたくしが服を我慢すればもっといい家に住めるかもしれませんね。

でもそれは人間が頑張ってくださいまし。

わたくしは今の生活がそれなりに楽しいから、この世界の支配という本来の目的を先延ばしにして差し上げているのです。

働くなんていたしません。感謝して欲しいくらいですわ。

――さて、わたくしは疲れたのでわたくしのベッドに行きますわね。

(ベッドに座る音)

……何か文句でも?これは、わたくしのベッドです。あなたがどう寝るかは自分で考えてください。

ああ、でもベッドを増やすのはお止めくださいね。ただでさえ狭い部屋なのですから。

――けれどまあ、今日はお気に入りの服が4着も手に入ったので満足です。

――あなたには「アレ」をして差し上げましょう。

人間、わたくしのベッドに上がることを、わたくしの膝枕に寝そべることを許可しましょう。

ほら、わたくしは枕元に座っていてあげますから。

……ふふっ、いい子。

(ベッドに上がる音、耳かきと反対の耳に服が擦れる音)

(声片側から)

――お兄様はこれが大好きですものね。

(触手が出てくる音)

――わたくしの触手による……耳かきとでも言うのでしょうか?

――わたくしも触手を出しているのは楽しいですわ。人形の中に全身を収めるのは窮屈ですの。

……ん?なんですの?

――ああ、そういえば昨日はあなたをお姉さまと呼んでいましたわね。

だって性別なんていう概念、人間はみんな似たような姿でよくわからないんですもの。

人間のあなたがお兄様でもお姉さまでも、わたくしが妹であれば正直どっちでもいいですわ。

さあ、触手による耳の掃除。……と言う名目のわたくしの遊び。

今日も始めましょうか。


(片側触手耳かき始まる)

――ふふっ、覚えていますか?最初にこの触手を見せたときのこと。

あなたは見事に恐れ慄いていましたね。

まさか家の前に倒れていた人形を出来心で部屋に入れたら動き出し、あげくこんなものが出てくるなんて。

――わたくしも想定外でしたわ。

まさか地球を支配するために降り立ち、たまたま見つけた美しい人形の中に入ったら、商品としてそのまま出荷されてしまうなんて。

わたくし必死でトラックから逃げ出して、そのまま力を使い果たしてしまいましたもの。

――しかし人間、あなたが拾った。

わたくしの栄養源は生物の思考が生じる高次元物質。知的生命が近くにいればいくらでも得られる。

――わたくしは触手によって捕らえられて怯えるあなたを、我が眷属にするつもりでした。

触手により脳の構造を書き換えて。

しかしここでも想定外のことが起きましたわ。

耳に触手を入れられたあなたの、くすぐったがる、身悶えする顔のなんと面白いこと。

――あなたの耳に触手を入れて遊ぶ方が、従順な眷属にするより楽しいと思ってしまったのですわ。

ふふ、今も耳を触手にグネグネと弄られて、なんとおかしな顔をしてるのでしょう。

口では好きではないといっておきながら、この遊びを一度も拒否したことはありませんわね?

――ねえ、人間。

(片側触手耳かき終わり)


――さあ、こちら側は終わりましたわ。では反対を向いてくださいませ。

(膝枕の上で反対を向く音)

……ふふっ。いい子。

――こちらも「触手耳かき」、進めていきましょう♪


(反対側耳かき始まる)

――ぐねぐね。ぐねぐね。

触手のわずかな動きの違いでも、あなたは反応してしまうのですね。やっぱり楽しいですわ。

――ぐねぐね。ぐねぐね。

知っていらして?こうしてあなたを悶えさせると……

思考の乱れが物質として高次元に生成されるさまが、こんなにわかりやすく、わたくしの目に映っているのです。

あなたで遊びながらこれを食べるのもまた甘美ですわ。

――ぐねぐね。ぐねぐね。

わたくしが何者か、あなたは何度も聞きますわね。

幾度も答えているではありませんか。――――(無音)と。

……ええ、答えましたわよ。わたくしとは――――(無音)なのです。

この言葉にはわたくしを示す全てが入っています。他の表現などありえませんわ。

やはり何度教えてやっても、人間の耳では聴き取れないようですわ。

――触手で遊んでやるとこんなに敏感なのに♪

(反対側触手耳かき終わり)


――こちらも終わりましたわね。さて、遊ぶだけではなく掃除もちゃんとしましょうか。

耳という器官は乱暴に使うと痛めてしまうのでしょう?

上を向いてくださいまし。

(上を向く音)

(声正面から)

――さっさとやってしまいましょう。


(両耳綿棒耳かき始まる)

――この綿棒という道具、触手と違って触ってる実感がないからあまり楽しくないですわ。

高貴なわたくしの触手の水分を取らないといけないというのも、なんだか癪に障ります。

もう少しわたくしに合わせた構造に変えてくれませんこと?

――いえ、変えてあげましょうか?

……ふふふ、冗談ですわ。まだまだあなたで遊ぶのには飽きていませんもの。

――それにしてもこの綿棒という道具、触手がなければ両耳を同時に掃除できないのではなくて?

……まあ、わざわざ指を使って片耳ずつ掃除していますの?人間はやはり不便な構造ですわ。

(両耳綿棒耳かき終わり)


――やっと終わりましたわね。

それでは…

ここからもう少し本格的に遊ぶとしましょうか。

(触手が身体をはいずる音)

――まずはこうして…

(片耳にふーっと息を吹きかける)

――こちらも仕上げをして…

(反対の耳にふーっと息を吹きかける)

――ええ。これで綺麗になりましたわね。

では恒例の、わたくしの一番繊細な触手で遊んでいきましょう♪

(両耳に触手が入る音)


(両耳触手耳かき始まる)

――ふふ、せっかくですから、ここからはあなたを外の時のように、お兄様と呼んでいきましょう。

わたくしがそう遊ぶと決めたのです。あなたもがんばって「お兄様」として振舞ってくださいな。

――ああ、やはりこの触手で遊ぶのが一番楽しいですわ。

ぐねぐね、ぐりぐりとまさぐったり、こちょこちょとくすぐったり。

――両耳に同時に触手を入れられて、繊細な動きで遊ばれて。

そんなにびくびくと反応して。

こうして触手でお兄様の表情を自在に変えるのは、何度やっても飽きませんわ。

人間という汚れた生命体に、この最も繊細な触手ではそのまま触りたくないというのがこの遊びの欠点ですけど。

――妹に両耳を触手で耳かきされるのはどんな気持ちですか?お兄様。

わたくしには人間の気持ちはそれほど理解できませんが、

お兄様と呼ぶたび、あなたから漏れ出る感情が変わっていくのが見えますわ。

――お兄様。お兄様。

ふふ。ほら、そんな油断した顔をしていると、触手がまたうねうねと動いていきますわ。

なんとだらしのないお兄さまでしょう♪

……何かおっしゃいました?

……わたくしの家族、ですか。近い概念の存在は、いないこともないですわね。

……そういえば、あれらも全て地球に来ているはずですわね。

わたくしの代わりに地球を支配していたもおかしくないのですが……そうなっていませんわね。

……わたくしと同じようなことを?まさか。そんな間抜けな……

いえ、これではわたくしまで間抜けみたいではありませんか。

――お兄様のせいですわ。耳の中をぐちゅぐちゅにして差し上げます。

(触手耳かき続く)

――お兄様、まぶたが下りてきてしまっていますわよ?

もしやまた、眠くなってしまっているのですか?

――人間の耳というのは不思議な器官ですわ。

触手で触るとこれだけびくびくと反応するのに、続けていくとお兄様のようにどんどん蕩けていって

最後には毎回眠ってしまうのですもの。

それとも、お兄様が変わっているのでしょうか?

まあ、何でも構いませんわ。

休息したければそのままお眠りになって。

――そして、明日もわたくしを楽しませてくださいませ。

――お兄様。

(耳かき続く)

(耳かき終わる)
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
呪いのゴスロリ人形(?)のお遊び触手耳かき
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
えむおーおー
ライター情報
ファンタジー系ASMRが好き。
耳かきしながらずっと話してるタイプの作品が好きなので、文章長くなりがちです。
pixivにも同じ内容で投稿しています。
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