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公開日2025年04月21日 17:40
更新日2025年04月21日 17:40
文字数
2375文字(約 7分55秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ヴァルキリー
視聴者役柄
魔術師
場所
某所
あらすじ
フェンリルを手懐けた代償として片腕を失った男は、消耗した体力を回復すべく、ひと休みしていた。そこで一人のヴァルキリーと出会い、自分を気遣ってくれる彼女に対して、耳かきを要求する。最初は渋々やっているという感じだった彼女だったが、男の人柄を知るにつれ、その態度を軟化させて…?
※1 ヴァルキリー…主にヴァルハラという楽園へ戦死者の魂を運ぶのを生業とする種族。戦闘力は各個体によってまちまち。作中の軍団長はめちゃくちゃ強く、並の神なら余裕で打ち倒すほど。男耐性はあるはずなのだが、なぜかチョロインムーヴをかます不思議な人。
※2 男…オーディンの側近。一介の魔術師に過ぎないはずなのだが、なぜか天界最高の主神に好かれている。作者も特に深い設定は考えていない謎の男。
※1 ヴァルキリー…主にヴァルハラという楽園へ戦死者の魂を運ぶのを生業とする種族。戦闘力は各個体によってまちまち。作中の軍団長はめちゃくちゃ強く、並の神なら余裕で打ち倒すほど。男耐性はあるはずなのだが、なぜかチョロインムーヴをかます不思議な人。
※2 男…オーディンの側近。一介の魔術師に過ぎないはずなのだが、なぜか天界最高の主神に好かれている。作者も特に深い設定は考えていない謎の男。
本編
ちょっと貴方、大丈夫?顔、真っ青だけど…
何でもないことないでしょ…かなり失血して危ないんじゃない?片腕、失くなってるし。
…狼と戯れてきた?何それ…腕一本失うような遊びって、どんなことしてきたのよ…
…わたし?わたしはヴァルキリー。オーディン様直属の部隊に属する者よ。貴方は?
…!そう…貴方がオーディン様を誑かしてるっていう、側近の男?
ふーん…?でもまぁ、だいたい事情は飲み込めたわ。
オーディン様のために、あの巨大狼に立ち向かったんでしょう?だったら、貴方を必要以上に敵視することもないわ。
えぇ。この世界の中心たるお方が、人間ごときに誑かされるなんてあってはならないことだから、本当はわたしが引導を渡してやろうかと考えていたのだけれど…その身を張れるほどの忠誠心があるなら、話は別よ。
とりあえず、ほら…完全に止血し切れてないみたいだから、わたしが治してあげる。じっとしてて。
(彼の傷口に手をかざし、治癒魔法をかける)
…こんなものかしら。とりあえず、命の危機は脱したわね。
ん?あぁ、そうね…貴方を死者としてヴァルハラに連れて行ってもよかったけど…きっとオーディン様はそれを望んでいないと思うから。
えぇ。たしかにわたしは戦死者の魂を運ぶのが仕事だけど…まだ貴方は死ぬべきではないと判断したから、助けたまでよ。
それより、これからどうするの?オーディン様の元へ戻るなら、送ってあげてもいいけど…
……は?貴方、大丈夫?狼に腕を喰われて、頭おかしくなった?
だって…何の脈絡もなく、耳かきを頼んでくるなんて、頭がおかしくなったとしか…
(ため息)
わかったわよ…それなら、わたしの膝の上に横になりなさい?
ん…その体勢でいい?それじゃあ、耳かき棒……は、手元にないから、魔力で生成してと。
始めるわよ…動いたら即、戦死者としてヴァルハラに連れて行くから、覚悟なさい?
(耳かき)
…何よ、全然汚れていないじゃない。つまらない…
まぁ、いいわ…適当に耳かき棒を動かして、癒してあげる。これでも男性をもてなすのは、得意だから。
ちょっと…誤解を生むような言い方はやめてくれる?わたしたちヴァルキリーはそんな淫らな集団じゃないわ。
当然よ…敬意を持って、戦死者の魂を連れて行く。そんな誇り高い仕事を請け負う部隊なの。
そして、連れて行った先のヴァルハラで彼らが幸せに暮らせるように、おもてなしをする…それがヴァルキリーというものよ。
わかったら、ヴァルキリーへの認識を改めなさい?
まったく…オーディン様の側近のくせして、わたしたちのことすら把握していないなんて、恥知らずもいいところだわ。
…ッ、そ、そう…/// まぁ、謙虚なのはいいことよ/// これからもその調子で精進なさい?///
…ふん、調子のいいことを。わたしのご機嫌を取ろうったって、そうはいかないわよ?
男性に耳かきを気持ちよくしてあげられるなんて、ヴァルキリーならできて当たり前…そんな当たり前のことを褒められても、何とも思わないわ。
けど、まぁ、その…悪い気はしないから、一応素直に受け取っておいてあげる/// ありがと///
…貴方って、変な人ね。腕一本取られて、正気でいられるなんて、並の人間じゃあり得ない…
…いえ、ごめんなさい。やっぱり前言撤回するわ。
貴方はまともじゃない…いくらオーディン様に忠誠を誓っているとはいえ、あのデカ狼に単身で立ち向かうなんて、正気の沙汰とは思えない。
えぇ、断言するわ…貴方は狂ってる。これまでわたしが見てきた人間たちとは全然違う。
でもだからこそ、オーディン様は貴方をそばに置いているのかもね。貴方の中にある狂気に興味を持ったのかも。
別に褒めていないわよ。貴方のその無自覚さが一番怖いわ…
…そろそろいい?耳かきを終えても…
嫌よ。どうして反対の耳までやる必要が…
く、貴方ねぇ…!わたしを脅すつもり…⁉︎ オーディン様に告げ口するなんて、卑怯よ…!
(舌打ち)
わかったわよ…脅しに屈したわけじゃないけど、仕方ないから耳かき続行してあげる。ほら、さっさとゴロンしなさい?
ん…それじゃ、始めていくわよ。しっかりとおもてなししてあげるから、覚悟なさい?
(耳かき)
…こっちも特に汚れてはいないわね。
まさかとは思うけど貴方、下っ端の分際で、オーディン様に耳かきさせてるんじゃないでしょうね?
そうだとしたら、わたしは今すぐにでも貴方の息の根を止めなくてはいけないのだけど?
…ふーん?まぁ、一応信じてあげるわ。オーディン様の為に腕一本を犠牲にするくらいだし。
ねぇ…貴方、これからどうするつもり?
片腕を失くしたままじゃ、ろくに側近としての仕事もこなせないんじゃない?やっぱり戦死者として、ヴァルハラに行った方が…
…いくらでもやりようはある?何それ…その自信はどこから湧いてくるのよ。やっぱり貴方、頭狂ってるわ。
まぁ、その…こうして知り合ったのも何かの縁だし、いざという時はわたしを頼りなさい?少しは力になってあげる。
えぇ。これでも軍団長を務めているから。軍事関連のことなら、わたしに任せて。
……ふふっ♪ 変な人…けど、オーディン様が気に入るのも納得ね。
…もし、どこかで命を落とすようなことがあったら、真っ先にわたしが回収してあげる。その時はヴァルハラへ招待するわ。
だって…貴方みたいな命知らずは、必ずどこかで碌でもない最期を遂げるって、相場が決まってるから。
数多の死を見てきたわたしが言うんだから、間違いないわ。
えぇ、せいぜい頑張りなさい?貴方が死ぬその時を楽しみにしているわ。
さ、耳かきはこれにておしまい。お疲れ様。
わたしはこれからヴァルハラに戻るけど、貴方は?
そう…一人で帰るのね?なら、これを渡しておくわ。
(鈴を渡す)
何よ…見てわからない?わたしを呼び出すための鈴に決まってるでしょ。
えぇ。わたしの助けが必要な時は、これを鳴らしなさい?貴方がどこにいようと、駆けつけてあげる。
ただし、その鈴を使えるのは一度きりだから…くれぐれも使いどきを間違えないように。
じゃ、わたしはもう行くから……貴方の武運を祈ってるわ。
何でもないことないでしょ…かなり失血して危ないんじゃない?片腕、失くなってるし。
…狼と戯れてきた?何それ…腕一本失うような遊びって、どんなことしてきたのよ…
…わたし?わたしはヴァルキリー。オーディン様直属の部隊に属する者よ。貴方は?
…!そう…貴方がオーディン様を誑かしてるっていう、側近の男?
ふーん…?でもまぁ、だいたい事情は飲み込めたわ。
オーディン様のために、あの巨大狼に立ち向かったんでしょう?だったら、貴方を必要以上に敵視することもないわ。
えぇ。この世界の中心たるお方が、人間ごときに誑かされるなんてあってはならないことだから、本当はわたしが引導を渡してやろうかと考えていたのだけれど…その身を張れるほどの忠誠心があるなら、話は別よ。
とりあえず、ほら…完全に止血し切れてないみたいだから、わたしが治してあげる。じっとしてて。
(彼の傷口に手をかざし、治癒魔法をかける)
…こんなものかしら。とりあえず、命の危機は脱したわね。
ん?あぁ、そうね…貴方を死者としてヴァルハラに連れて行ってもよかったけど…きっとオーディン様はそれを望んでいないと思うから。
えぇ。たしかにわたしは戦死者の魂を運ぶのが仕事だけど…まだ貴方は死ぬべきではないと判断したから、助けたまでよ。
それより、これからどうするの?オーディン様の元へ戻るなら、送ってあげてもいいけど…
……は?貴方、大丈夫?狼に腕を喰われて、頭おかしくなった?
だって…何の脈絡もなく、耳かきを頼んでくるなんて、頭がおかしくなったとしか…
(ため息)
わかったわよ…それなら、わたしの膝の上に横になりなさい?
ん…その体勢でいい?それじゃあ、耳かき棒……は、手元にないから、魔力で生成してと。
始めるわよ…動いたら即、戦死者としてヴァルハラに連れて行くから、覚悟なさい?
(耳かき)
…何よ、全然汚れていないじゃない。つまらない…
まぁ、いいわ…適当に耳かき棒を動かして、癒してあげる。これでも男性をもてなすのは、得意だから。
ちょっと…誤解を生むような言い方はやめてくれる?わたしたちヴァルキリーはそんな淫らな集団じゃないわ。
当然よ…敬意を持って、戦死者の魂を連れて行く。そんな誇り高い仕事を請け負う部隊なの。
そして、連れて行った先のヴァルハラで彼らが幸せに暮らせるように、おもてなしをする…それがヴァルキリーというものよ。
わかったら、ヴァルキリーへの認識を改めなさい?
まったく…オーディン様の側近のくせして、わたしたちのことすら把握していないなんて、恥知らずもいいところだわ。
…ッ、そ、そう…/// まぁ、謙虚なのはいいことよ/// これからもその調子で精進なさい?///
…ふん、調子のいいことを。わたしのご機嫌を取ろうったって、そうはいかないわよ?
男性に耳かきを気持ちよくしてあげられるなんて、ヴァルキリーならできて当たり前…そんな当たり前のことを褒められても、何とも思わないわ。
けど、まぁ、その…悪い気はしないから、一応素直に受け取っておいてあげる/// ありがと///
…貴方って、変な人ね。腕一本取られて、正気でいられるなんて、並の人間じゃあり得ない…
…いえ、ごめんなさい。やっぱり前言撤回するわ。
貴方はまともじゃない…いくらオーディン様に忠誠を誓っているとはいえ、あのデカ狼に単身で立ち向かうなんて、正気の沙汰とは思えない。
えぇ、断言するわ…貴方は狂ってる。これまでわたしが見てきた人間たちとは全然違う。
でもだからこそ、オーディン様は貴方をそばに置いているのかもね。貴方の中にある狂気に興味を持ったのかも。
別に褒めていないわよ。貴方のその無自覚さが一番怖いわ…
…そろそろいい?耳かきを終えても…
嫌よ。どうして反対の耳までやる必要が…
く、貴方ねぇ…!わたしを脅すつもり…⁉︎ オーディン様に告げ口するなんて、卑怯よ…!
(舌打ち)
わかったわよ…脅しに屈したわけじゃないけど、仕方ないから耳かき続行してあげる。ほら、さっさとゴロンしなさい?
ん…それじゃ、始めていくわよ。しっかりとおもてなししてあげるから、覚悟なさい?
(耳かき)
…こっちも特に汚れてはいないわね。
まさかとは思うけど貴方、下っ端の分際で、オーディン様に耳かきさせてるんじゃないでしょうね?
そうだとしたら、わたしは今すぐにでも貴方の息の根を止めなくてはいけないのだけど?
…ふーん?まぁ、一応信じてあげるわ。オーディン様の為に腕一本を犠牲にするくらいだし。
ねぇ…貴方、これからどうするつもり?
片腕を失くしたままじゃ、ろくに側近としての仕事もこなせないんじゃない?やっぱり戦死者として、ヴァルハラに行った方が…
…いくらでもやりようはある?何それ…その自信はどこから湧いてくるのよ。やっぱり貴方、頭狂ってるわ。
まぁ、その…こうして知り合ったのも何かの縁だし、いざという時はわたしを頼りなさい?少しは力になってあげる。
えぇ。これでも軍団長を務めているから。軍事関連のことなら、わたしに任せて。
……ふふっ♪ 変な人…けど、オーディン様が気に入るのも納得ね。
…もし、どこかで命を落とすようなことがあったら、真っ先にわたしが回収してあげる。その時はヴァルハラへ招待するわ。
だって…貴方みたいな命知らずは、必ずどこかで碌でもない最期を遂げるって、相場が決まってるから。
数多の死を見てきたわたしが言うんだから、間違いないわ。
えぇ、せいぜい頑張りなさい?貴方が死ぬその時を楽しみにしているわ。
さ、耳かきはこれにておしまい。お疲れ様。
わたしはこれからヴァルハラに戻るけど、貴方は?
そう…一人で帰るのね?なら、これを渡しておくわ。
(鈴を渡す)
何よ…見てわからない?わたしを呼び出すための鈴に決まってるでしょ。
えぇ。わたしの助けが必要な時は、これを鳴らしなさい?貴方がどこにいようと、駆けつけてあげる。
ただし、その鈴を使えるのは一度きりだから…くれぐれも使いどきを間違えないように。
じゃ、わたしはもう行くから……貴方の武運を祈ってるわ。
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台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
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