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公開日2024年12月23日 12:00
更新日2024年12月21日 18:33
文字数
2024文字(約 6分45秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
邪神
視聴者役柄
特になし
場所
夢の中(深海)
本編
ふふ、ようやく君の顔を見ることができたね。
おはよう、気分は──聞くまでもないか。
おっと、無理に動かない方がいい。
夢の中とはいえ、無茶をすればその分精神が摩耗してしまう。
今は呼吸を整え、意識を平常に保つんだ。
そう、その調子……
どうだい、気分は落ち着いたかな?
良かった……これでゆっくり、君と話すことが出来そうだ。
早速で悪いが、君に一つ質問をさせてくれないか?
私にとって、これはとても重要な事なんだ。
君は毎日のように、今日のような悪夢を見ているのかい?
深い海に溺れ、濁流の中に溶けて消えていく夢。
毎晩のように君の精神を蝕む──ん?
「どうして分かるのか」……ふむ。
その様子だと、質問の答えは「肯定」という事で良さそうだね。
あぁ、元よりしっかりと伝えようと思っていたことだ。
そう急かさなくとも、しっかりと教えてあげるよ。
君が見ている悪夢、その原因は私なんだ。
私の夢に触れてしまったせいで、君は数え切れぬほどの眠れぬ夜を過ごす事になったんだ。
心安らげる時間を害してしまった事については、心から謝罪しよう。
このとおりだ……本当にすまない。
お詫びになるかは分からないが、私から一つ、君に贈り物をさせてほしい。
さぁ、こっちに来ておくれ。
大丈夫だ、君を傷つけるつもりはない。
君は私にとってかけがえのない賓客だからね。
安心しておくれ。
(耳かき開始)
君は眠りに落ちる前、よく「耳かき音声」というものを聴いていただろう?
その邪魔をしてしまったから、埋め合わせになればと思ってね。
どうだい?君がよく聴いているものと同じくらい、君に充足感を与えられているかい?
そうか、それは良かった。
では、このまま続けていくよ。
(耳かき終了)
次は反対側を──おや?
何かを聞きたそうな顔をしているね、いいよ。
遠慮せず、何でも聞いておくれ。
「なぜ自分のことを知っているのか」……ふむ。
簡単に説明すると、夢を通じて普段の君を覗き見させてもらっていたんだ。
どうやら私達は波長が合うらしくてね、そういう事が出来てしまうんだ。
君は私の夢を感じ取り、こうして触れ合うことが出来る。
そして私は、冷たい水底の眠りの中で、君という温もりを手にする事ができる──
素敵な事だとは思わないかい?
まぁ、そのせいで君に多大な迷惑を掛けてしまった訳だが……
でも大丈夫、もう悪夢に苦しむ事はないよ。
さっきの耳かき中に、君に私の祝福を授けたからね。
これで君は、再び安眠を手にすることが出来る。
こうして夢の中で君に話しかけたのはね、この祝福を君に授けたかったからなんだ。
さぁ、そろそろ反対側も始めようか。
(耳かき開始)
おや、また私に質問かな?
君は好奇心旺盛だね……いいよ、なんでも聞いておくれ。
なるほど、私の事を知りたいと。
つまらない身の上話になってしまうが、それでも良いかい?
まず、今の私は君と同じように眠りについている。
現代文明では辿り着けないような深海で、古の都と共に覚めることのない夢を見ているんだ。
ふふ、君の疑問は手に取るように分かるよ?
「そんな事は信じられない」って……勿論、君の気持ちはよく分かる。
答えは簡単なことさ──
私は人間ではない。
人ならざる旧い時代の神、その一柱だよ。
そして君は、旧き神の呼び声を聞くことのできる稀有な存在。
私に再びの目覚めをもたらす、私の運命そのものだ。
「目覚めたらどうなるのか」……聞きたいかい?
そうだね、それも話しておくべきだろう。
私が目覚めれば、君たち人間の住処は海の底へと沈む。
街は波に押し流され、陸地の命は泡沫となり……そうして、私が治めていた旧い世界が戻ってくる。
ふふ、安心してくれ。
確かに多くの命が消えてしまうだろうが、君は例外だ。
私の祝福を受けた君であれば、あの旧き海の世界でも今と変わらぬ暮らしが出来るはずさ。
……やはり、君にはあまり良い話題ではなかったようだね。
済まない、この話は忘れてくれ。
さぁ、こちらも耳も仕上げてしまおう。
(耳かき終了)
さぁ、耳かきはこれにておしまいだ。
せめてものお詫びになっていればいいのだが……ありがとう、気を使わせてしまってすまないね。
おや、もうそろそろ時間か……
人間が眠りから覚めるのは、相変わらずあっという間だね。
そうだ、最後に一つだけ……先ほどの話について、個人的なお願いをしても良いかい?
君が多くの命を犠牲にする覚悟があるのであれば──
私の事を、呼び起こしてはくれないだろうか?
終わりの見えない眠りから私を開放して、運命から解き放ってはくれないだろうか?
君にならそれが出来る……いいや、この世界では君にしかできない事なんだ。
もちろん、君に残酷な選択を迫っていることは理解している。
ただ……
多くの有象無象よりも、私ただ一人の事を選んでくれたら、とても嬉しく思う。
さぁ、今度こそ本当にお別れの時間だ。
もしも私を呼び起こす決心がついたのなら、海に向かって私の名前を叫べばいい。
そうすれば私は必ず目覚め、どこにいようと君を迎えに行くと約束する。
それではまた……今度は現の世界で会えることを、楽しみにしているよ。
おはよう、気分は──聞くまでもないか。
おっと、無理に動かない方がいい。
夢の中とはいえ、無茶をすればその分精神が摩耗してしまう。
今は呼吸を整え、意識を平常に保つんだ。
そう、その調子……
どうだい、気分は落ち着いたかな?
良かった……これでゆっくり、君と話すことが出来そうだ。
早速で悪いが、君に一つ質問をさせてくれないか?
私にとって、これはとても重要な事なんだ。
君は毎日のように、今日のような悪夢を見ているのかい?
深い海に溺れ、濁流の中に溶けて消えていく夢。
毎晩のように君の精神を蝕む──ん?
「どうして分かるのか」……ふむ。
その様子だと、質問の答えは「肯定」という事で良さそうだね。
あぁ、元よりしっかりと伝えようと思っていたことだ。
そう急かさなくとも、しっかりと教えてあげるよ。
君が見ている悪夢、その原因は私なんだ。
私の夢に触れてしまったせいで、君は数え切れぬほどの眠れぬ夜を過ごす事になったんだ。
心安らげる時間を害してしまった事については、心から謝罪しよう。
このとおりだ……本当にすまない。
お詫びになるかは分からないが、私から一つ、君に贈り物をさせてほしい。
さぁ、こっちに来ておくれ。
大丈夫だ、君を傷つけるつもりはない。
君は私にとってかけがえのない賓客だからね。
安心しておくれ。
(耳かき開始)
君は眠りに落ちる前、よく「耳かき音声」というものを聴いていただろう?
その邪魔をしてしまったから、埋め合わせになればと思ってね。
どうだい?君がよく聴いているものと同じくらい、君に充足感を与えられているかい?
そうか、それは良かった。
では、このまま続けていくよ。
(耳かき終了)
次は反対側を──おや?
何かを聞きたそうな顔をしているね、いいよ。
遠慮せず、何でも聞いておくれ。
「なぜ自分のことを知っているのか」……ふむ。
簡単に説明すると、夢を通じて普段の君を覗き見させてもらっていたんだ。
どうやら私達は波長が合うらしくてね、そういう事が出来てしまうんだ。
君は私の夢を感じ取り、こうして触れ合うことが出来る。
そして私は、冷たい水底の眠りの中で、君という温もりを手にする事ができる──
素敵な事だとは思わないかい?
まぁ、そのせいで君に多大な迷惑を掛けてしまった訳だが……
でも大丈夫、もう悪夢に苦しむ事はないよ。
さっきの耳かき中に、君に私の祝福を授けたからね。
これで君は、再び安眠を手にすることが出来る。
こうして夢の中で君に話しかけたのはね、この祝福を君に授けたかったからなんだ。
さぁ、そろそろ反対側も始めようか。
(耳かき開始)
おや、また私に質問かな?
君は好奇心旺盛だね……いいよ、なんでも聞いておくれ。
なるほど、私の事を知りたいと。
つまらない身の上話になってしまうが、それでも良いかい?
まず、今の私は君と同じように眠りについている。
現代文明では辿り着けないような深海で、古の都と共に覚めることのない夢を見ているんだ。
ふふ、君の疑問は手に取るように分かるよ?
「そんな事は信じられない」って……勿論、君の気持ちはよく分かる。
答えは簡単なことさ──
私は人間ではない。
人ならざる旧い時代の神、その一柱だよ。
そして君は、旧き神の呼び声を聞くことのできる稀有な存在。
私に再びの目覚めをもたらす、私の運命そのものだ。
「目覚めたらどうなるのか」……聞きたいかい?
そうだね、それも話しておくべきだろう。
私が目覚めれば、君たち人間の住処は海の底へと沈む。
街は波に押し流され、陸地の命は泡沫となり……そうして、私が治めていた旧い世界が戻ってくる。
ふふ、安心してくれ。
確かに多くの命が消えてしまうだろうが、君は例外だ。
私の祝福を受けた君であれば、あの旧き海の世界でも今と変わらぬ暮らしが出来るはずさ。
……やはり、君にはあまり良い話題ではなかったようだね。
済まない、この話は忘れてくれ。
さぁ、こちらも耳も仕上げてしまおう。
(耳かき終了)
さぁ、耳かきはこれにておしまいだ。
せめてものお詫びになっていればいいのだが……ありがとう、気を使わせてしまってすまないね。
おや、もうそろそろ時間か……
人間が眠りから覚めるのは、相変わらずあっという間だね。
そうだ、最後に一つだけ……先ほどの話について、個人的なお願いをしても良いかい?
君が多くの命を犠牲にする覚悟があるのであれば──
私の事を、呼び起こしてはくれないだろうか?
終わりの見えない眠りから私を開放して、運命から解き放ってはくれないだろうか?
君にならそれが出来る……いいや、この世界では君にしかできない事なんだ。
もちろん、君に残酷な選択を迫っていることは理解している。
ただ……
多くの有象無象よりも、私ただ一人の事を選んでくれたら、とても嬉しく思う。
さぁ、今度こそ本当にお別れの時間だ。
もしも私を呼び起こす決心がついたのなら、海に向かって私の名前を叫べばいい。
そうすれば私は必ず目覚め、どこにいようと君を迎えに行くと約束する。
それではまた……今度は現の世界で会えることを、楽しみにしているよ。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【ASMR/耳かき】クールビューティーな邪神が夢の中で(めちゃくちゃ重い感情込みの)耳かきをしてくれるそうです
https://x.com/yuru_voi
・台本制作者
霜月鷹
【ASMR/耳かき】クールビューティーな邪神が夢の中で(めちゃくちゃ重い感情込みの)耳かきをしてくれるそうです
https://x.com/yuru_voi
・台本制作者
霜月鷹
ライター情報
主に女性演者様向けの台本を書いてるタヌキ的な「何か」です。
もし宜しければ、使用実績の方もお願いします…!
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