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公開日2024年09月30日 12:00
更新日2024年09月03日 00:44
文字数
2032文字(約 6分47秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
便利屋の社長
視聴者役柄
同業者
場所
便利屋の事務所
本編
(ドアの開閉音)
ん、あぁ……客か。
便利屋へようこそ、こんな時間にどうしたのかな?
申し訳ないんだけど、依頼なら深夜料金で三割くらい割増しに──って、おやおや?
誰かと思えば意外なお客様が……
こんなド深夜に尋ねて来るなんて、ひょっとして緊急の依頼かい?
それなら仕方ない。
お得意様の顔に免じて、こんな時間だけど特別に通常価格で引き受けてあげ──え、依頼じゃない?
へぇ……
君が仕事の依頼以外でここに来るなんて珍しいじゃないか。
もしかして、何かヤバい事でもしたのかい?
言っとくけど「しばらくの間ここで匿ってくれ」とか言い出したら、その時は笑顔で叩き出してあげるよ。
うちは色んな仕事を請け負う文字通りの何でも屋だが、流石に宿泊業には手を出してないからね。
まぁ、どうしてもって言うならうちの臨時スタッフって体裁で住み込みで──うわぁ!?
ちょっと、人に向かっていきなり物を投げるのは良くないぞ?
ところでこれは……おぉ!
この時間に食べるにはあまりに罪なジャンクフード……!
なんでこれを私に?
「差し入れ」……ありがたいけど、差し入れにしては少々食べにくいというか。
こういうものを食べながら書類仕事をするのは私的にあんまり……
あぁ、そういうことね。
君が次になんて言うのか分かった気がするから、とりあえずそのまま話を続けて?
「多少無理やりにでも息抜きをさせようと思った」……やっぱりそうきたか。
(深呼吸)
確かに、少しばかり根を詰め過ぎたかな……ありがとう。
ちょうどお腹が空いてきたところだったんだ、君の厚意はありがたく受け取らせてもらうよ。
そうだ、君も何か飲むかい?
大したものは出せないけど、これくらいのことはしないと私もバツが悪いからね。
そうだな……
こういうジャンクな物には、キンキンに冷えたコーラなんてどうかな?
普段ならいざしらず、今日みたいな日くらいはパーっとやっても良いと思うな。
ごちそうさまでした……ふぅ。
なんだか久しぶりに、胃の中が食べ物でいっぱいになったよ。
最近は充分な食事をする時間もなかったからねぇ……
(溜め息)
まったく……
私みたいな「便利屋」が仕事に追われるなんて、この街も物騒になったものさ。
君のところはどうなんだい?
そっちも中々にハードなところだと思うけど……ま、結局のところはお互い様って感じかな。
悪いね、そんな時に気を遣わせちゃって。
これは何か、私からお返しをしないとね──って、その顔はなんだい⁉
信じられない物を見るような目で私を見て……
確かに私はケチな守銭奴かもしれないけど、まったくの恩知らずって訳でもないからね。
ほらほら、遠慮しないでなんでも言ってみなよ?
(耳元で囁く)
今日くらい、多少色を付けてサービスしてあげるからさ♪
ふぅん、耳掃除ね……
自分でやれって言いたいところだけど、それで良いならやってあげる。
ほらほら、さっさと横になって。
ぱぱっと始めちゃうから、私からの特別大サービス……ありがたく受け取っておくれ♪
(耳かき開始)
それにしたってさ、どうしてまた耳掃除なんだい?
君の事だし、何かまたとんでもない事を頼んでくると思ってたけど……
はぁ、なんとなく耳の中が痒かったから。
(溜め息)
なんだろうなぁ……
あまりにもあんまりな理由で、言葉が出てこないよ。
ま、これくらいなら私も喜んで引き受けてあげるし、妥当なラインだったかもね。
よし、こっちの耳はこれくらいで良いかな。
(耳かき終了)
はい、それじゃあ次は反対側──ん、どうかしたかい?
珈琲……?
あーまぁ、それなりに飲んではいるけど、それが?
はは、確かにそうだ。
カフェインの摂り過ぎが体に良くないは分かってるけど、こればっかりはね。
ま、ある種の必要経費って奴さ
そんな事より、今は一秒でも早く早く反対側を向いて?
そうじゃないと、始めようにも始められないからね。
よし、それじゃあこっちも始めるよ。
(耳かき開始)
君さ、この間の一件はどう思う?
今朝の朝刊にも載ってたヤツ……そうそう。
叩けばいくらでも埃が出てきそうなところではあったけど、その埃が一粒も残らず焼失するなんてさ。
街の治安が良くなる契機にはなると思うけど、どう考えても裏があるだろうし……
はは、確かに君の言う通りだ。
触らぬ神に祟りなし、余計な詮索をして厄介ごとに巻き込まれるのは二度とごめんだね。
さ、こっちもこれでおしまいだ。
(耳かき終了)
ふわぁ……すまない、なんだか少し、眠くなってきて……おや、君もかい?
それなら、今日はここに泊まってけばいい。
色々と良くしてくれたお礼さ……
このソファ、実はかなりいい感じの寝心地なんだ。
私?私は君の厚意を無駄にしない為にも、久しぶりに自分のベッドで眠るよ。
しっかりした睡眠をとって、明日からのドタバタに備えるさ。
それじゃあおやすみ、良い夜を……あ!
言っておくけど、変な気を起こして私のベッドに潜りこんだりはしないでくれよ?
いくら君とはいえ流石にそれは──な-んて、冗談さ♪
君がそういった破廉恥な事をしない人間だって言うのはよく理解してるからね。
それじゃ、今度こそおやすみ。
今日はありがとう、おかげで明日からも頑張れそうだ♪
ん、あぁ……客か。
便利屋へようこそ、こんな時間にどうしたのかな?
申し訳ないんだけど、依頼なら深夜料金で三割くらい割増しに──って、おやおや?
誰かと思えば意外なお客様が……
こんなド深夜に尋ねて来るなんて、ひょっとして緊急の依頼かい?
それなら仕方ない。
お得意様の顔に免じて、こんな時間だけど特別に通常価格で引き受けてあげ──え、依頼じゃない?
へぇ……
君が仕事の依頼以外でここに来るなんて珍しいじゃないか。
もしかして、何かヤバい事でもしたのかい?
言っとくけど「しばらくの間ここで匿ってくれ」とか言い出したら、その時は笑顔で叩き出してあげるよ。
うちは色んな仕事を請け負う文字通りの何でも屋だが、流石に宿泊業には手を出してないからね。
まぁ、どうしてもって言うならうちの臨時スタッフって体裁で住み込みで──うわぁ!?
ちょっと、人に向かっていきなり物を投げるのは良くないぞ?
ところでこれは……おぉ!
この時間に食べるにはあまりに罪なジャンクフード……!
なんでこれを私に?
「差し入れ」……ありがたいけど、差し入れにしては少々食べにくいというか。
こういうものを食べながら書類仕事をするのは私的にあんまり……
あぁ、そういうことね。
君が次になんて言うのか分かった気がするから、とりあえずそのまま話を続けて?
「多少無理やりにでも息抜きをさせようと思った」……やっぱりそうきたか。
(深呼吸)
確かに、少しばかり根を詰め過ぎたかな……ありがとう。
ちょうどお腹が空いてきたところだったんだ、君の厚意はありがたく受け取らせてもらうよ。
そうだ、君も何か飲むかい?
大したものは出せないけど、これくらいのことはしないと私もバツが悪いからね。
そうだな……
こういうジャンクな物には、キンキンに冷えたコーラなんてどうかな?
普段ならいざしらず、今日みたいな日くらいはパーっとやっても良いと思うな。
ごちそうさまでした……ふぅ。
なんだか久しぶりに、胃の中が食べ物でいっぱいになったよ。
最近は充分な食事をする時間もなかったからねぇ……
(溜め息)
まったく……
私みたいな「便利屋」が仕事に追われるなんて、この街も物騒になったものさ。
君のところはどうなんだい?
そっちも中々にハードなところだと思うけど……ま、結局のところはお互い様って感じかな。
悪いね、そんな時に気を遣わせちゃって。
これは何か、私からお返しをしないとね──って、その顔はなんだい⁉
信じられない物を見るような目で私を見て……
確かに私はケチな守銭奴かもしれないけど、まったくの恩知らずって訳でもないからね。
ほらほら、遠慮しないでなんでも言ってみなよ?
(耳元で囁く)
今日くらい、多少色を付けてサービスしてあげるからさ♪
ふぅん、耳掃除ね……
自分でやれって言いたいところだけど、それで良いならやってあげる。
ほらほら、さっさと横になって。
ぱぱっと始めちゃうから、私からの特別大サービス……ありがたく受け取っておくれ♪
(耳かき開始)
それにしたってさ、どうしてまた耳掃除なんだい?
君の事だし、何かまたとんでもない事を頼んでくると思ってたけど……
はぁ、なんとなく耳の中が痒かったから。
(溜め息)
なんだろうなぁ……
あまりにもあんまりな理由で、言葉が出てこないよ。
ま、これくらいなら私も喜んで引き受けてあげるし、妥当なラインだったかもね。
よし、こっちの耳はこれくらいで良いかな。
(耳かき終了)
はい、それじゃあ次は反対側──ん、どうかしたかい?
珈琲……?
あーまぁ、それなりに飲んではいるけど、それが?
はは、確かにそうだ。
カフェインの摂り過ぎが体に良くないは分かってるけど、こればっかりはね。
ま、ある種の必要経費って奴さ
そんな事より、今は一秒でも早く早く反対側を向いて?
そうじゃないと、始めようにも始められないからね。
よし、それじゃあこっちも始めるよ。
(耳かき開始)
君さ、この間の一件はどう思う?
今朝の朝刊にも載ってたヤツ……そうそう。
叩けばいくらでも埃が出てきそうなところではあったけど、その埃が一粒も残らず焼失するなんてさ。
街の治安が良くなる契機にはなると思うけど、どう考えても裏があるだろうし……
はは、確かに君の言う通りだ。
触らぬ神に祟りなし、余計な詮索をして厄介ごとに巻き込まれるのは二度とごめんだね。
さ、こっちもこれでおしまいだ。
(耳かき終了)
ふわぁ……すまない、なんだか少し、眠くなってきて……おや、君もかい?
それなら、今日はここに泊まってけばいい。
色々と良くしてくれたお礼さ……
このソファ、実はかなりいい感じの寝心地なんだ。
私?私は君の厚意を無駄にしない為にも、久しぶりに自分のベッドで眠るよ。
しっかりした睡眠をとって、明日からのドタバタに備えるさ。
それじゃあおやすみ、良い夜を……あ!
言っておくけど、変な気を起こして私のベッドに潜りこんだりはしないでくれよ?
いくら君とはいえ流石にそれは──な-んて、冗談さ♪
君がそういった破廉恥な事をしない人間だって言うのはよく理解してるからね。
それじゃ、今度こそおやすみ。
今日はありがとう、おかげで明日からも頑張れそうだ♪
クレジット
ライター情報
主に女性演者様向けの台本を書いてるタヌキ的な「何か」です。
もし宜しければ、使用実績の方もお願いします…!
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