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- 女騎士
公開日2026年07月12日 22:56
更新日2026年07月12日 22:56
文字数
1142文字(約 3分49秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女騎士
視聴者役柄
弓兵
場所
野営地
あらすじ
今日は、初めての戦闘。
戦いの最中、近づいてきた敵兵に、弓兵の僕は何もできず、逃げていたところを騎士様に助けてもらった。
本当は、僕が騎士様を護ってあげたいのに。そんなモヤモヤとした感情を抱えたまま、眠ることができずにいると、そこに騎士様がやってきて……。
戦いの最中、近づいてきた敵兵に、弓兵の僕は何もできず、逃げていたところを騎士様に助けてもらった。
本当は、僕が騎士様を護ってあげたいのに。そんなモヤモヤとした感情を抱えたまま、眠ることができずにいると、そこに騎士様がやってきて……。
本編
おや……こんな夜遅くに、どうしたんだ?
もうそろそろ寝ないと、明日に響く。
まだ戦いは続くんだ。ちゃんと体を休めないと……。
すまない。君は今日が初陣だったな。
それに、怖い思いをさせてしまった。弓兵の君のそばにまで敵の接近を許してしまって、本当に申し訳ない。
怪我はなくて本当に良かったよ。
明日からは安心してくれ。君のことは私が護る。
君の周りには、誰一人近づけないことを、この剣に誓おう。
何を言うんだ。適材適所という言葉がある。
剣を持つ私が前に出て戦い、後ろから弓兵の君が援護をする。それが私たちの戦い方というものだろう。
君が襲われたのなら、私が助けるのは当然のことだ。
まあ、護身の心得を身に着けておくのは大事だが……そんなことよりも、今の君に必要なのは、もっと弓の腕を上げることではないのかな。
その方が、君にとってはもちろん、私たちも助かる。
情けなくなど、あるものか。
あの場で君は、懸命に抗おうとした。必死に逃げて、生きようとした。
それが一番大事なんだ。
戦いの場では、何よりも生き残ることが大切だからな。
まだ、何か言いたい様子だな。
言ってみろ。私たちは仲間だ。仲間内でのいざこざは、戦いの戦意に支障が出かねない。
君の本音を聞かせてくれ。
……私が、憧れ? だから、この部隊に加わった?
そうなのか。それは、どうにも気恥ずかしいな。
それが言いづらかったことなのか?
そうか。
本当は、君が私のことを護りたかったと。
けれど、弓兵の自分じゃ、こうして護られることしかできないことを嘆いていた、そういうことか。
全く、君というやつは。
まずは、自分の実力を自覚した方がいい。
私を護るだなんて、まだまだ早い。
けれど、役立たずというわけではないからな。
現に、今日の戦い。君の腕前に何度も助けられた。
的確に敵を射抜き頭数を減らしてくれたり、うち漏らした敵のとどめをさしてくれたりしてくれた。なにより、敵の弓兵よりがこちらを狙う前に、君が攻撃を入れてくれたから、私たちは安心して前に出ることができるんだ。
だから……私を護りたいというのなら、君のその腕をもっと磨いてほしい。それだけでいいんだ。
代わりに、君のそばには誰一人近づけさせはしない。私が必ず、君を護ってみせるから。
それでは不満か?
どうしてもというなら、私が護身のための剣術を少し教えてもいいが……。
ああ、それがいい。
まずは弓の腕前を磨いてから。その後で、どうしても君が必要と感じたなら、その時にまた私に尋ねてくれ。
迷いは晴れたか?
それなら、もうゆっくり眠れるはずだ。
ああ、最後にこれは伝えておこう。
君が私の仲間になってくれて、本当に良かった。
これは、嘘偽りない、私の本心だ。
嬉しいのが表情で丸わかりだぞ。
少しは隠す努力をした方がいい。
それじゃ、私も眠ることにしよう。
お休み、良い夢を。
もうそろそろ寝ないと、明日に響く。
まだ戦いは続くんだ。ちゃんと体を休めないと……。
すまない。君は今日が初陣だったな。
それに、怖い思いをさせてしまった。弓兵の君のそばにまで敵の接近を許してしまって、本当に申し訳ない。
怪我はなくて本当に良かったよ。
明日からは安心してくれ。君のことは私が護る。
君の周りには、誰一人近づけないことを、この剣に誓おう。
何を言うんだ。適材適所という言葉がある。
剣を持つ私が前に出て戦い、後ろから弓兵の君が援護をする。それが私たちの戦い方というものだろう。
君が襲われたのなら、私が助けるのは当然のことだ。
まあ、護身の心得を身に着けておくのは大事だが……そんなことよりも、今の君に必要なのは、もっと弓の腕を上げることではないのかな。
その方が、君にとってはもちろん、私たちも助かる。
情けなくなど、あるものか。
あの場で君は、懸命に抗おうとした。必死に逃げて、生きようとした。
それが一番大事なんだ。
戦いの場では、何よりも生き残ることが大切だからな。
まだ、何か言いたい様子だな。
言ってみろ。私たちは仲間だ。仲間内でのいざこざは、戦いの戦意に支障が出かねない。
君の本音を聞かせてくれ。
……私が、憧れ? だから、この部隊に加わった?
そうなのか。それは、どうにも気恥ずかしいな。
それが言いづらかったことなのか?
そうか。
本当は、君が私のことを護りたかったと。
けれど、弓兵の自分じゃ、こうして護られることしかできないことを嘆いていた、そういうことか。
全く、君というやつは。
まずは、自分の実力を自覚した方がいい。
私を護るだなんて、まだまだ早い。
けれど、役立たずというわけではないからな。
現に、今日の戦い。君の腕前に何度も助けられた。
的確に敵を射抜き頭数を減らしてくれたり、うち漏らした敵のとどめをさしてくれたりしてくれた。なにより、敵の弓兵よりがこちらを狙う前に、君が攻撃を入れてくれたから、私たちは安心して前に出ることができるんだ。
だから……私を護りたいというのなら、君のその腕をもっと磨いてほしい。それだけでいいんだ。
代わりに、君のそばには誰一人近づけさせはしない。私が必ず、君を護ってみせるから。
それでは不満か?
どうしてもというなら、私が護身のための剣術を少し教えてもいいが……。
ああ、それがいい。
まずは弓の腕前を磨いてから。その後で、どうしても君が必要と感じたなら、その時にまた私に尋ねてくれ。
迷いは晴れたか?
それなら、もうゆっくり眠れるはずだ。
ああ、最後にこれは伝えておこう。
君が私の仲間になってくれて、本当に良かった。
これは、嘘偽りない、私の本心だ。
嬉しいのが表情で丸わかりだぞ。
少しは隠す努力をした方がいい。
それじゃ、私も眠ることにしよう。
お休み、良い夢を。
クレジット
ライター情報
pixivでフリー台本を書いています。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
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