- イケおじ
- 店主
- マスター
- 隻腕
- ほろ酔い
- 退役軍人
- 元上官
- マティーニ
公開日2025年03月08日 10:39
更新日2025年03月08日 10:39
文字数
1648文字(約 5分30秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
バーの店主
視聴者役柄
元部下の女
場所
閉店間際のバー
あらすじ
元軍人の貴女が、かつて同じ部隊に所属していた上官の経営するバーを訪れる話。貴女は自分のせいで彼が軍人を辞めることになったことに負い目を感じていた。しかし、それでも謝りたかった貴女は、眠れなかったことも相まって、彼がいるであろうバーを訪れることにして…?
本編
(バーに入ってきた女性客を出迎える)
いらっしゃい。どうぞ、お好きな席へ…
…なんだ?店員口調は気に入らねえか?それなら、元に戻すわ。
おぅ、久しぶり。元気そうで何より。
はは…なんだ、元気じゃねえのか。そりゃ悪りぃ。軽率だったな。
(咳払い)
で?お客様…ご注文はいかがなさいますか?
はい…かしこまりました。では、すぐにお作りしますので、今しばらくお待ちを。
(カクテルを作る)
お待たせしました。こちら、マティーニになります。
…失敬な。俺だって、バーのマスターやってんだ。マティーニくらい、余裕で作れるさ。
…店の中が閑散としてるのは、どう考えてもこの雨のせいだろ。この土砂降りの中、店に来る物好きなんて、アンタくらいのもんさ。
あぁ、そうだな…時間も時間だし、そろそろ店じまいか。こんなギリギリの時間に来るお客さんが来なきゃ、心置きなく閉められるんだが。
…悪かったよ、意地悪言って。
同じ部隊にいたよしみだ…今日は特別に、この店をアンタの貸切にしてやるよ。
ちょっと待ってな、閉店の看板出してくるから。
(表に出て、閉店の看板を出す)
お待たせ。やっぱすげえ雨だ、こりゃ。
今更だけど、体拭くタオル持ってくるわ…よく見たら、下の服がびしょ濡れみてえだしな。
(奥に引っ込んでタオルを持ってくる)
ほら、これで身体拭きな。俺はその間にもう一本作っとくから。
(彼女が身体を拭いてる間、カクテルを作る)
俺の分のカクテルはこんなもんでいいか……身体、拭けた?
そうか…じゃあタオルはこっち寄越しな。
匂い?嗅がねえよ。ったく、俺のこと、なんだと思ってんだ…
(タオルを片付けた後、彼女の隣に座る)
お隣いいか……って、もう座っちまったけど。
いいんだよ。もう客はアンタしかいない。店主が隣で飲んでたって問題ないだろ?
それに…久しぶりの再会だしな。一緒に同じ酒を飲みたいって思うのは、別に不思議でも何でもねぇだろ。
さんきゅ…じゃ、久しぶりの再会を祝して、乾杯。
(乾杯してマティーニをあおる)
フゥ…あれから、どうだ?あの時、俺が率いてた同じ部隊の奴ら…アイツらも上手くやってる?
あぁ…アンタ含め、何人か辞めちまったんだな。じゃなきゃ、こんな時間にバーになんて来れねえか…
…俺?俺は見ての通りさ。しがないバーの店主やってるよ。今日は雨のせいで、閑古鳥鳴いてるが。
ふふ、急にどうした?そんな改まった口調して…
あぁ…気にすんな。あれはあれで良かったんだよ。咄嗟に身体が動いちまったし、仕方ねえってやつだ。
はは…なーに、腕の一本や二本、大したことねえさ。
たしかにあのときゃ、めちゃくちゃ痛かったが、今は義手で普通に生活送れてるし…何も問題ねぇ。
おいおい…相変わらず、頑固なやっちゃな。あんま自分を責めんなって。少なくとも俺は許してる…
…いや、元々怒ってねえし、許すも許さないもねえんだけど。
ま、指揮官のくせに部下を庇って、腕を負傷するってのは自分でもどうかと思うがな。上層部に報告したら、おもっきしバカ呼ばわりされたわ。
いや、ダメに決まってんだろ…指揮官が負傷したら、誰が部下を指揮すんだよ。
ま、あの時はそれでもどうにか撤退できたが。負け戦が酷過ぎて、思い出したくもねぇけど。
とにかく、だ…あんま変に気に病むな。軍人やめて、こうしてのんびり店やる生活も悪くねぇと思ってるし。
(頭を撫でる)
ははは…残念ながら、今はセクハラに当たらねえんだよな、これが。
俺とアンタは、すでに上官と部下って関係じゃねぇし…それに、頭撫でてセクハラになるなら、世の中の男全員捕まってるよ。
あ、それは言い過ぎか。すまんすまん。
どうも酒が身体中を回っちまってるみたいだ…これでも、酒には強い方だと自負してるんだが。
…ありがとよ。今日は店に来てくれて。
正直、このクソ雨で客足が遠のいて、気分がアホみてえ落ち込んでたとこなんだ…
だから、アンタは突然俺の前に舞い降りた天使…いや、女神様だよ。
はは…口説いてる、うちに入んのかねぇ?これは…
……ん、どういたしまして。胸のつっかえが少しでも取れたなら何よりだ。俺は今もこうして元気で生きてるよ。
構わねえよ…朝まで飲み明かしたいなら、付き合ってやる。次はなに飲みたい?
いらっしゃい。どうぞ、お好きな席へ…
…なんだ?店員口調は気に入らねえか?それなら、元に戻すわ。
おぅ、久しぶり。元気そうで何より。
はは…なんだ、元気じゃねえのか。そりゃ悪りぃ。軽率だったな。
(咳払い)
で?お客様…ご注文はいかがなさいますか?
はい…かしこまりました。では、すぐにお作りしますので、今しばらくお待ちを。
(カクテルを作る)
お待たせしました。こちら、マティーニになります。
…失敬な。俺だって、バーのマスターやってんだ。マティーニくらい、余裕で作れるさ。
…店の中が閑散としてるのは、どう考えてもこの雨のせいだろ。この土砂降りの中、店に来る物好きなんて、アンタくらいのもんさ。
あぁ、そうだな…時間も時間だし、そろそろ店じまいか。こんなギリギリの時間に来るお客さんが来なきゃ、心置きなく閉められるんだが。
…悪かったよ、意地悪言って。
同じ部隊にいたよしみだ…今日は特別に、この店をアンタの貸切にしてやるよ。
ちょっと待ってな、閉店の看板出してくるから。
(表に出て、閉店の看板を出す)
お待たせ。やっぱすげえ雨だ、こりゃ。
今更だけど、体拭くタオル持ってくるわ…よく見たら、下の服がびしょ濡れみてえだしな。
(奥に引っ込んでタオルを持ってくる)
ほら、これで身体拭きな。俺はその間にもう一本作っとくから。
(彼女が身体を拭いてる間、カクテルを作る)
俺の分のカクテルはこんなもんでいいか……身体、拭けた?
そうか…じゃあタオルはこっち寄越しな。
匂い?嗅がねえよ。ったく、俺のこと、なんだと思ってんだ…
(タオルを片付けた後、彼女の隣に座る)
お隣いいか……って、もう座っちまったけど。
いいんだよ。もう客はアンタしかいない。店主が隣で飲んでたって問題ないだろ?
それに…久しぶりの再会だしな。一緒に同じ酒を飲みたいって思うのは、別に不思議でも何でもねぇだろ。
さんきゅ…じゃ、久しぶりの再会を祝して、乾杯。
(乾杯してマティーニをあおる)
フゥ…あれから、どうだ?あの時、俺が率いてた同じ部隊の奴ら…アイツらも上手くやってる?
あぁ…アンタ含め、何人か辞めちまったんだな。じゃなきゃ、こんな時間にバーになんて来れねえか…
…俺?俺は見ての通りさ。しがないバーの店主やってるよ。今日は雨のせいで、閑古鳥鳴いてるが。
ふふ、急にどうした?そんな改まった口調して…
あぁ…気にすんな。あれはあれで良かったんだよ。咄嗟に身体が動いちまったし、仕方ねえってやつだ。
はは…なーに、腕の一本や二本、大したことねえさ。
たしかにあのときゃ、めちゃくちゃ痛かったが、今は義手で普通に生活送れてるし…何も問題ねぇ。
おいおい…相変わらず、頑固なやっちゃな。あんま自分を責めんなって。少なくとも俺は許してる…
…いや、元々怒ってねえし、許すも許さないもねえんだけど。
ま、指揮官のくせに部下を庇って、腕を負傷するってのは自分でもどうかと思うがな。上層部に報告したら、おもっきしバカ呼ばわりされたわ。
いや、ダメに決まってんだろ…指揮官が負傷したら、誰が部下を指揮すんだよ。
ま、あの時はそれでもどうにか撤退できたが。負け戦が酷過ぎて、思い出したくもねぇけど。
とにかく、だ…あんま変に気に病むな。軍人やめて、こうしてのんびり店やる生活も悪くねぇと思ってるし。
(頭を撫でる)
ははは…残念ながら、今はセクハラに当たらねえんだよな、これが。
俺とアンタは、すでに上官と部下って関係じゃねぇし…それに、頭撫でてセクハラになるなら、世の中の男全員捕まってるよ。
あ、それは言い過ぎか。すまんすまん。
どうも酒が身体中を回っちまってるみたいだ…これでも、酒には強い方だと自負してるんだが。
…ありがとよ。今日は店に来てくれて。
正直、このクソ雨で客足が遠のいて、気分がアホみてえ落ち込んでたとこなんだ…
だから、アンタは突然俺の前に舞い降りた天使…いや、女神様だよ。
はは…口説いてる、うちに入んのかねぇ?これは…
……ん、どういたしまして。胸のつっかえが少しでも取れたなら何よりだ。俺は今もこうして元気で生きてるよ。
構わねえよ…朝まで飲み明かしたいなら、付き合ってやる。次はなに飲みたい?
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