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お飾りで最強と言われていた女騎士を見逃したら歪な愛で迫ってきた。
written by ヒナタ
  • ファンタジー
  • 拘束
  • 監禁
  • 女騎士
  • ヤンデレ
公開日2024年12月24日 21:02 更新日2024年12月24日 21:14
文字数
1473文字(約 4分55秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
最強(お飾りの)女騎士
視聴者役柄
魔王(強い奴大好き)
場所
魔王城→女騎士の部屋
あらすじ
俺は強い奴が大好きな魔王。魔王になった理由も、こうすれば世界中から強い奴が戦いを挑んでくると思ったからだ。
そんな俺に今日挑んできたのは、巷で“最強”と謳われている女騎士。しかし話を聞く限り、ただお飾りとして“最強”と言われているだけの、なんて事はない一般騎士だったらしい。
俺は強い奴にしか興味はない…なので、治療やら戦果やらを色々と持たせて帰してやった。
しかし、その行動で彼女の内なる愛を求める気持ちを刺激してしまったようで……?
本編
【魔王城/扉を開く音、歩く音】

……ふん、初めましてね、魔王!ここであったが百年目――

【話している途中でヒールが折れ、思い切り転ける】

――必ずやここで貴方を打ち倒ぎゃんっ!?

――い、った〜……!?ま、まさかヒールが折れるなんて……!?

【ここから独り言】

うう、こんな事ならやっぱり履き慣れた靴を履いてくるべきだったじゃない……!

なのにお父様達は、『最強の女騎士にはそれに相応しい礼装が必要だ』なんて言って――

――っそもそも、“お飾り”の最強女騎士に何を求めてるのよ……!

何が『敵国を萎縮させる為の名前だけの最強』よ……一度も本気の戦闘なんかしたことない私に魔王討伐なんて任せてきて……!

はぁ、もう、ほんとバカみたい……っ。

【元に戻して】

――あっ、私、声に出て……っ!?……いや、いいわ。どうせ今から貴方に殺されるのだし……。ここで死んで、全部終わり。まぁ、魔王に殺されただなんて、“お飾り”の最強には随分と大層な死の理由だけれど。

さ、魔王!さっさと私を殺しなさい!

……って、なんで貴方、剣を下ろして――

【魔法発動的な音】

――何を……っ、傷が、治っていく……!?な、何で私に回復魔法を……!?

『弱いものいじめに興味はない』って……いや、事実私は弱いけれど――

――でも、ここで治療されても、私はどうせ死ぬわ。お父様だって、私がまさか生きて帰ってくるなんて思ってないでしょうし……

大方、今回の件も大きくなりすぎた名前だけの“最強”を処理するのに丁度いいと思われただけ……なんの戦果も上げずに帰っても、結局秘密裏に処理されるだけよ。だから、貴方もこんな馬鹿な真似は辞めて――

【魔王が自身の角を切り落とす】

――って、貴方、何やってるの!?自分の角を、き、切り落とすだなんて……!?

こ、『これを戦果として持ち帰れば良い』、って――

――なんで……どうして、私みたいなのに、ここまでしてくれるの……?

――あっ、消えちゃった……。

【心の中で】

(――なんだか、心が、ポカポカして……もしかして、これが、愛……?

――ふふっ、そっか……なら、しっかりと、返してあげないと……♪)

【数年後/扉を開く音、歩く音】

――久しぶりね、魔王。覚えているかしら?あの日、あなたに命を助けられた……そう、“お飾り”の、最強女騎士よ。

……ふふっ、でもね、今日は違うわ!私はもう”お飾り”なんかじゃない……あの日、貴方がくれた“愛”を返すために……その一歩として、まずあなたを倒すために……この数年間、地獄のような訓練を積んできたの!

――行くわよ!覚悟なさい、魔王!

【数分後/魔王が倒れる音】

――ふふっ……やったわ……倒した……!

――っと、でも、まだ終わりじゃないわね……。

【魔法発動的な音】

ふふっ…前とは、立場が逆ね。

安心しなさい。貴方をこんなところで死なせたりなんて、そんなことはしないわよ……。これからは、ずっと、ず〜っと私が守ってあげるからね……?

さあ、帰りましょう?私たちだけの……愛の巣に♪

【数時間後/魔王が目を覚ます】

――あら、目が覚めたのね、魔王……♪

あぁ、あまり動かないほうがいいわよ?何たって、特別に作らせた魔道具で貴方の事を拘束しているもの。ふふっ、魔王をを討伐した私の権力、舐めないでちょうだい?いくら貴方でも、無理に動けば……どうなるか、分からないわよ?

ごめんなさいね……でも、これも全て、貴方の為なのよ……?

――私、貴方に出会って、貴方に“愛”をもらって……気づいたのよ。愛することの素晴らしさに……だから、貴方がが私にしてくれたように、私も貴方を守りたい……誰にも、あなたを傷つけさせたくないの。

でも、貴方は魔王……貴方を自由にしたら、いずれまた争いが起こる。

だから、こうするしかなかったのよ……あなたもきっと、分かってくれるわよね……?

これからは、ずっと一緒よ……どこにも行かせない、誰にも渡さない……!あなたは、私だけのものなのだから……ね?

ふふっ、愛しているわ、魔王……♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
お飾りで最強と言われていた女騎士を見逃したら歪な愛で迫ってきた。
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
ヒナタ
ライター情報
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