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公開日2024年08月03日 22:38
更新日2024年08月03日 22:38
文字数
1495文字(約 4分59秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女子高校生
視聴者役柄
男子高校生
場所
学校 屋上への階段
あらすじ
先日の出来事があって、クラスで腫れ物扱いされている自分。
教室にいるのもいたたまれなくて、昼休みには一人でいられる場所へ行くことにしている。
今日もそうして昼休みを過ごそうとしていると、クラスメイトが自分のもとにやってきて……。
教室にいるのもいたたまれなくて、昼休みには一人でいられる場所へ行くことにしている。
今日もそうして昼休みを過ごそうとしていると、クラスメイトが自分のもとにやってきて……。
本編
ハロハロー、こんにちは。こんなところにいたんだ。探したよ。
君さ、昼食の時間になったら、弁当持ってすぐどっかに行っちゃうじゃん。今日も呼び止め損ねちゃって。
ふぅ……見つかってよかった。
屋上前の階段か。ここ、意外と悪くない場所だね。人はやってこないし、教室の騒がしい声もここには届かない。静かな場所で過ごしたいなら、うってつけだね。
隣に座ってもいい? うん。それじゃ、失礼してっと。
私も、いただきます。はむっ、うーん、おいしい!
どうしたの? 私のことばっかり見て。君も、弁当食べないの?
クラスで腫れ物扱いの自分なんかと、こんな風に接していていいのかって?
えっ? 別に良くない? だって、君は悪い人じゃないじゃん。
一緒にいたら、僕と同じようにクラスからのけ者にされるかも……ありがとう。心配してくれて。やっぱり、君は悪い人なんかじゃない。むしろ良い人だよ。
この前、クラス全体の出し物で大きな失敗をしちゃって、クラスほとんどから責められていた生徒を、君はかばった。すごい剣幕で怒ってたよね。みんなびっくりしてた。
それで、君とクラスのみんなとに気まずい雰囲気が流れて……君は、クラスの人たちに気を遣って、クラスの人と関わらないようにした。自分がのけ者になれば、それでいいって、そう考えて。
だから、クラスの人と話をしなくなったし、昼休みなんかは、こうして教室から出ていくようになった。そうでしょ?
それなら、君は全く悪くないよ。むしろ、誰かのために怒れるって、すごく勇気がいることだし、えらいことじゃん。
それに、クラスのみんなのことまで気を遣ってさ。自分だけが嫌われ者になれば、それでいいやって、そう思ってる。クラスの出し物で失敗をしてしまった人へのヘイトが、すべて自分へ向いたらいいって、そう思っているんでしょ?
その顔、当たりって顔だ。
実際、君の目論見通り。今では、その生徒を責める人はほぼいない。クラスの人たちは、あの時の君への文句だったり、陰口がほとんどだよ。クラスの雰囲気を乱したのは、すべて君のせいだって、そう考えてる。
そんなの、絶対間違ってるのに。
私ね、ずっと君にお礼を言いたかったんだ。
私のことをかばってくれてありがとう。勇気が出せなかった私の代わりに、怒ってくれてありがとう。
本当は、君の代わりは、私であるべきだった。私に勇気がないばっかりに、君に、こんなつらい目に合わせてしまった。
本当に、ごめんなさい。どれだけ謝っても、許されないよね。
だから、今度は私が勇気を出す番。今度は私が君の助けになるから。大丈夫だよ。君は優しい人だから、クラスのみんなもきっと分かってくれる。私が誤解を解く手助けをしてあげる。
もう一度、君が、あの場所に戻ることができるように。
私じゃ、だめかな? いいの! ありがとう。
それじゃ、親睦の証に、ご飯一緒に食べよう。一人より、二人で食べた方が絶対おいしいよ。
だから、もういいんだよ。こんなところまで逃げなくても。一人寂しい想いをしなくても。
君に、そんな顔をさせるつもりはなかったんだけどな……。
いいよ。私でよかったら、肩でも、胸でも、貸してあげる。ここは静かで、泣いてるところなんて、私しか見られないから、大丈夫だよ。
よしよし。よしよーし。ごめんね。辛い思いをさせて。これが、君への罪滅ぼしになるかは分からないけれど。これからはずっと、私がいるから。
涙、おさまった? ハンカチはいる? いらない? そっか。
それじゃ、教室、戻ろっか。戻るの、怖い?
うん。そうだよね。でも、私もいるから。すぐは無理でも、ゆっくり、みんなの誤解を解いていこう。
そう。もう、君は一人じゃないからさ。ねっ?
君さ、昼食の時間になったら、弁当持ってすぐどっかに行っちゃうじゃん。今日も呼び止め損ねちゃって。
ふぅ……見つかってよかった。
屋上前の階段か。ここ、意外と悪くない場所だね。人はやってこないし、教室の騒がしい声もここには届かない。静かな場所で過ごしたいなら、うってつけだね。
隣に座ってもいい? うん。それじゃ、失礼してっと。
私も、いただきます。はむっ、うーん、おいしい!
どうしたの? 私のことばっかり見て。君も、弁当食べないの?
クラスで腫れ物扱いの自分なんかと、こんな風に接していていいのかって?
えっ? 別に良くない? だって、君は悪い人じゃないじゃん。
一緒にいたら、僕と同じようにクラスからのけ者にされるかも……ありがとう。心配してくれて。やっぱり、君は悪い人なんかじゃない。むしろ良い人だよ。
この前、クラス全体の出し物で大きな失敗をしちゃって、クラスほとんどから責められていた生徒を、君はかばった。すごい剣幕で怒ってたよね。みんなびっくりしてた。
それで、君とクラスのみんなとに気まずい雰囲気が流れて……君は、クラスの人たちに気を遣って、クラスの人と関わらないようにした。自分がのけ者になれば、それでいいって、そう考えて。
だから、クラスの人と話をしなくなったし、昼休みなんかは、こうして教室から出ていくようになった。そうでしょ?
それなら、君は全く悪くないよ。むしろ、誰かのために怒れるって、すごく勇気がいることだし、えらいことじゃん。
それに、クラスのみんなのことまで気を遣ってさ。自分だけが嫌われ者になれば、それでいいやって、そう思ってる。クラスの出し物で失敗をしてしまった人へのヘイトが、すべて自分へ向いたらいいって、そう思っているんでしょ?
その顔、当たりって顔だ。
実際、君の目論見通り。今では、その生徒を責める人はほぼいない。クラスの人たちは、あの時の君への文句だったり、陰口がほとんどだよ。クラスの雰囲気を乱したのは、すべて君のせいだって、そう考えてる。
そんなの、絶対間違ってるのに。
私ね、ずっと君にお礼を言いたかったんだ。
私のことをかばってくれてありがとう。勇気が出せなかった私の代わりに、怒ってくれてありがとう。
本当は、君の代わりは、私であるべきだった。私に勇気がないばっかりに、君に、こんなつらい目に合わせてしまった。
本当に、ごめんなさい。どれだけ謝っても、許されないよね。
だから、今度は私が勇気を出す番。今度は私が君の助けになるから。大丈夫だよ。君は優しい人だから、クラスのみんなもきっと分かってくれる。私が誤解を解く手助けをしてあげる。
もう一度、君が、あの場所に戻ることができるように。
私じゃ、だめかな? いいの! ありがとう。
それじゃ、親睦の証に、ご飯一緒に食べよう。一人より、二人で食べた方が絶対おいしいよ。
だから、もういいんだよ。こんなところまで逃げなくても。一人寂しい想いをしなくても。
君に、そんな顔をさせるつもりはなかったんだけどな……。
いいよ。私でよかったら、肩でも、胸でも、貸してあげる。ここは静かで、泣いてるところなんて、私しか見られないから、大丈夫だよ。
よしよし。よしよーし。ごめんね。辛い思いをさせて。これが、君への罪滅ぼしになるかは分からないけれど。これからはずっと、私がいるから。
涙、おさまった? ハンカチはいる? いらない? そっか。
それじゃ、教室、戻ろっか。戻るの、怖い?
うん。そうだよね。でも、私もいるから。すぐは無理でも、ゆっくり、みんなの誤解を解いていこう。
そう。もう、君は一人じゃないからさ。ねっ?
クレジット
ライター情報
pixivでフリー台本を書いています。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
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