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ねんねするまで、いっしょにいる
written by ねむりはり
  • ロリ
  • 寝かしつけ
公開日2026年05月20日 02:30 更新日2026年05月20日 02:30
文字数
2552文字(約 8分31秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
ロり
視聴者役柄
お兄ちゃん
場所
あらすじ
眠れない夜に、ロリッ子がそっとあなたの部屋へやってきます。
本編
■ パート1 こんな時間にどうしたの?

(廊下をぱたぱたと小走りで駆けてくる足音)

(ドアをとんとん、と小さくノックする)

(少し上ずった、でもそっとした声で)

おにいちゃん……?

おきてる?

(小声で)

あのね……入っていい?

(ドアをそうっと開ける音)

(ぱたぱた近づいてくる)

あ、やっぱりおきてた。

わかったんだよ。

なんかね、おきてるときって、
おへやの空気ちがうの。

……ふしぎでしょ。

わたしもふしぎ。

(ベッドの横へ座る音)

ここ、すわっていい?

……えへへ、ありがと。

(もじもじした声で)

さいきんね、
なんかつかれてそうだったから。

ごはん、ちょっとすくなかったし。

ぼーっとしてることも、おおかったし。

(小首をかしげるように)

いっぱいがんばってるの?

……そっか。

(優しく)

でもね、がんばりすぎると、
こころ、ぎゅーってなっちゃうんだって。

おばあちゃんがいってた。

(ちょっと得意げに)

だからね、きょうはわたしが、
ねんねさせにきたの。

(ふわっと笑って)

だいじょうぶ。

ねかしつけとくいなんだよ。

……たぶん。

(けらっと笑う)

えへへ。

(そっと寄り添う気配)

ここにいるからね。

ゆっくりしてていいよ。

■ パート2 ふわふわおしゃべり

(のんびりした声で)

まくら、ふかふか。

いいなあ。

わたしのね、
ちょっとぺちゃんこなの。

(羨ましそうに)

こんどかして。

……だめ?

(あっさり)

あ、そっか。じゃあいいや。

(けろっと笑う)

(少し間)

あのね、
ねるまえにたのしいことかんがえると、
いいゆめみられるんだよって、おしえてもらったの。

だからね、きょうもいっぱいかんがえてた。

(指折り数えるように)

おおきないちごケーキ。

ふわふわのパンケーキ。

お花ばたけ。

あとね、きらきらのおほしさま。

(うっとりした声で)

おそらいっぱいに、きらきらしてるの。

きれいなんだよ。

(少し眠たそうに)

それでね、そのお花ばたけのまんなかに、
おにいちゃんがいるの。

(はっとして)

あっ……かってにだしちゃった。

ごめんね。

(照れたように小声で)

でも、いたほうがたのしそうだったから。

(ふわっと笑って)

おにいちゃんいると、
なんかあんしんするの。

(少し静かに)

……ほんとはずっと、がんばってる顔してるよね。

わかるよ。

(優しく)

だから、ちゃんとやすまないとだめ。

ゆるさない。

(けろっとした声で)

……えへへ。

(思い出したように)

あ、そうだ。

きょうね、あめふるのあてたんだよ。

だれもかさもってなかったのに、
わたしだけもってたの。

すごいでしょ?

(さらっと)

くもが、なんかふくらんでたから。

(きょとんとして)

くもみるの、すき?

わたしね、だいすき。

ぞうさんのくもとか、
うさぎさんのくもとかあるの。

きょうはね……

(少し悩んで)

なんかパンケーキみたいなくももあった。

(自分で笑う)

えへへ。

(だんだん声が静かになっていく)

……まだおきてる?

うん。

じゃあ、
もうちょっとしずかにしゃべるね。

(囁きに近い声で)

ゆっくりしてていいよ。

ちゃんとここにいるから。

■ パート3 耳元で、そっと

(毛布のすれる音)

(そっと隣へ並ぶ気配)

(耳元近くで囁くように)

……ちょっとだけ、ちかくしつれいします。

(小さく笑う)

えへへ。

(優しい吐息)

わたしね、よるってすきなの。

しーんとしてて、
なんにもなくて。

せかいが、ゆっくりになるかんじするから。

(静かに)

おほしさまもね、
ちゃんとみててくれてるきがするの。

だからね、

おにいちゃんも、
ここにいていいんだよ。

ちゃんと、いていいの。

(囁き)

つかれてても、
うまくできなくても、
だいじょうぶ。

わたしがだいじょうぶっていうから、
だいじょうぶ。

(少し間)

……め、つぶってみて?

(少し待つ)

うん。

えらい。

そのままでね。

(ゆっくりと言葉を置くように)

いまね、
おにいちゃんのまわりに、
ふわふわのおふとんがあるの。

あったかくて、
やわらかくて、
なにもこわくないところ。

そこに、おにいちゃんいるんだよ。

(そっと)

……わたしもいっしょ。

だから、だいじょうぶ。

(静かな吐息)

ゆっくりねむっていいよ。

そばにいるから。

■ パート4 おまじない

(ひそひそ声で)

ねえねえ。

わたしね、
ねむれるおまじないしってるの。

(得意げに)

ちゃんときくんだよ。

(こほん、と小さく咳払い)

じゃあね……

おでこ、ちょっとさわるね。

(そっと触れる気配)

(優しくゆっくり)

ぐるぐるしてるきもち。

つかれたきもち。

かなしいきもち。

ぜーんぶ、
わたしがもっていきます。

(少し誇らしげに)

わたし、つよいから。

……ちょっとだけ。

(けらっと笑う)

えへへ。

(また静かに)

かわりにね。

あったかいきもち、
いっぱいあげるね。

(深呼吸する音)

(静かな吐息)

……どうかな。

ちょっと、おかおやわらかくなった?

(嬉しそうに小さく笑う)

よかったあ。

(囁き)

じゃあね、つぎは、
うたうたってあげる。

(照れながら)

へただけど、がんばるね。

(優しく、ほとんど囁きで歌う)

ねむれ、ねむれ、

おほしさまと、

やさしいかぜが、

みてるから……

しずかに、しずかに、

ゆめのなかへ、

ふわふわ、ふわふわ、

とんでいこう……

(少し照れて笑う)

……あとは、わすれちゃった。

えへへ。

でもね、きもちいっぱいこめたから。

(囁き)

め、ちょっとおもくなってきた?

それね、おまじないきいてるしるし。

だから、そのまま、
ゆっくりねむっていいんだよ。

■ パート5 おやすみ

(ほとんど囁き声で)

……きこえる?

うん。

そのままでいいよ。

(優しく)

ここにいるから。

どこにもいかない。

(ゆっくりと)

ねてるあいだ、
まもってあげる。

へんなゆめきても、
おいかえしてあげるから。

(小さく)

……たぶん。

(自分で笑う)

えへへ。

(静かに)

きょうも、いっぱいおつかれさま。

ちゃんとがんばってえらかったね。

ちゃんとみてたよ。

(吐息)

……よくがんばりました。

(少し間)

やさしいところ、
いっぱいしってる。

だからね。

ちゃんとしあわせでいてほしいの。

(囁き)

ゆっくり、いきをすって……

(間)

……はいて。

もういちど、すって……

(間)

……はいて。

(長い静かな間)

からだ、
おふとんにしずんでいくよ。

あたまも。

かたも。

うでも。

おなかも。

あしも。

ぜーんぶ、ふわふわ。

やすんでいいよ。

(優しい吐息)

……いいゆめみてね。

お花ばたけで、まってるから。

(小さく笑って)

……あしたも、ねむれなかったらきていい?

また、ねんねさせてあげる。

(ほとんど音にならない囁きで)

おやすみなさい。

……だいすき。

(静かな吐息)

(そのまま静寂へ溶けていく)
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ねんねするまで、いっしょにいる
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
ねむりはり
ライター情報
はじめまして
趣味でただ私が聞きたいフリー台本を書き投稿しているオタクです。
「こういう台本が欲しかった」
「よかった」
と思ってもらえる作品を書けるように頑張っています。
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

◇フリー台本に関して
詳細な言葉遣いや言い回し、台本内のセリフの順番など、読みやすいように改変していただいて構いません。
性別変更及び、大元の流れが変わらない範囲でのアドリブ等も可能です。
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使用報告いただけると聴きに行きます。
よろしくお願いいたします。
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