- 告白
- 学校/学園
- ヤンデレ
公開日2026年05月27日 20:18
更新日2026年05月27日 09:20
文字数
4614文字(約 15分23秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
放課後の教室に呼び出されたあなた。
待っていたのは、成績優秀で先生からも信頼される、完璧な委員長だった。
けれど彼女は、静かに教室の鍵をかける。
「今日は、ちゃんと話したかったから」
六年間、隣で積み重ねてきた記憶。
ずっと言えなかった想い。
そして、抑えきれなくなった独占欲。
穏やかで優しい声の奥から、少しずつ滲み出す重すぎる愛。
逃げ場のない教室で告げられる、委員長ヤンデレの告白シチュエーションボイス台本。
待っていたのは、成績優秀で先生からも信頼される、完璧な委員長だった。
けれど彼女は、静かに教室の鍵をかける。
「今日は、ちゃんと話したかったから」
六年間、隣で積み重ねてきた記憶。
ずっと言えなかった想い。
そして、抑えきれなくなった独占欲。
穏やかで優しい声の奥から、少しずつ滲み出す重すぎる愛。
逃げ場のない教室で告げられる、委員長ヤンデレの告白シチュエーションボイス台本。
本編
■ 導入(目安:3〜4分)
【SE】放課後の教室の静けさ。遠くに部活動の声がかすかに聞こえる。
(静かに、穏やかに。まるで普通の会話をするように)
来てくれたんだね。
……ありがとう。
(少し間)
鍵、かけたから。
(さらりと、何でもないことのように)
……え?
あ、ごめんね。
驚かせるつもりじゃなかったんだけど、
今日は……ちゃんと話したかったから。
誰かに邪魔されたくなくて。
(穏やかに微笑むように)
そんな顔しないで。
ちゃんと後で開けるよ?
ふふ……疑ってる?
(少し寂しそうに)
……ちょっとだけ、傷つくな。
(気を取り直すように)
座って。
そこの席、引っ張り出しといたから。
……うん、そう。
私の正面。
ちゃんと、あなたの顔が見えるところに座ってほしくて。
(柔らかく、でも静かに強い意志を込めて)
今日ね、ずっと言えなかったこと、話すから。
全部。
【SE】椅子が床を軽く擦る音
(少し息を吸って)
……ねえ。
私のこと、どんな子だと思ってる?
(おだやかに問いかけるように)
委員長で、成績優秀で、先生からも信頼されてて……。
そういうイメージ、あるでしょ?
うん、知ってる。
みんなそう思ってる。
(一瞬、間をとって。声のトーンがわずかにずれる)
……でも、あなたは?
あなたは、私のことをどんな子だと思ってた?
(待つように、静かに)
…………
(ふっと笑って)
……ありがとう。
正直に言ってくれると思ってた。
あなた、昔からそういう人だから。
■ パート①「六年分の記憶」(目安:7〜8分)
(少し遠い目をするように、懐かしむように)
ねえ、覚えてる?
小学校四年生の時、
転校してきた私に最初に話しかけてくれたの、あなただったんだよ。
(優しく、でも少し感傷的に)
みんな最初は遠巻きにしてたのに。
あなただけが、
「席、隣でいい?」って。
……あんな何気ない一言で、
私の世界、変わったんだよ?
知ってた?
(少し笑って)
知らないか。
(少し間)
それからずっと、一緒にいたね。
中学も、高校も。
(指折り数えるように、しみじみと)
六年。
六年間、ずっとそばにいた。
(少し声が揺れる)
……幸せだったな。
本当に。
(急に少し明るく)
でもね、あなたって鈍いんだよ?
(苦笑するように)
ずっと気づかなかったでしょ。
私が、ずっとずっと……
(やや声のトーンを落として)
あなたのことを見ていたの。
授業中も、休み時間も、帰り道も。
(淡々と、でも確実に圧を増やすように)
あなたが誰かと話すたびに。
あなたが笑うたびに。
あなたが誰か別の子を見るたびに。
(すっと息を止めて、静かに)
……全部、記録してた。
(何でもないように微笑む)
ふふ、そんな怖い顔しないで。
ただ、大切だったから。
大切なものって、覚えていたくなるでしょ?
あなたのこと、忘れたくなかっただけ。
(間)
ねえ、去年の文化祭、覚えてる?
あなたがクラスの出し物で舞台に立った日。
(うっとりするように、懐かしむように)
緊張してて、セリフ飛んじゃって。
でも必死に立ってた。
……あの時、客席からずっと見てたんだけど。
(少し震えるように)
泣きそうになっちゃった。
かっこよかったから、じゃなくて。
一生懸命なあなたが……あまりにも愛しくて。
(静かに、独白するように)
こんな気持ち、誰にも言えなかった。
言ったら、おかしいって思われるから。
重いって、思われるから。
(少し自嘲気味に笑って)
私、ちゃんとわかってるんだよ?
自分がちょっと……普通じゃないって。
(すぐに明るく切り返す)
でも今日は言う。
全部、あなただけに。
【SE】椅子が動く音。近づいてくる気配。
(低く、静かに。少し近い距離で)
……少し、近くに来てもいい?
(囁くように)
ありがとう。
(吐息まじりに)
……あなたの匂い、好きだよ。
ずっと好きだった。
(少し笑って、でも真剣に)
変なこと言ってるって思う?
うん、わかってる。
でもね……本当のことだから。
■ パート②「滲み出す執着」(目安:8〜9分)
(甘く、でも静かに圧のある声で)
ねえ、一個聞いていい?
(少し間)
三組の、橘さんのこと。
(さりげなく、でも探るように)
最近、よく話してるよね。
あなたと。
(柔らかく微笑む。でも目が笑っていないように)
いい子だよね、橘さん。
明るくて、かわいくて。
(少し間)
……先週の火曜日、
昇降口の前で笑いながら話してたの、見てたよ?
あと、木曜日の昼休みも。
購買の前で、二人で。
(普通に、淡々と)
月曜日は……部室の近くで、ちょっと立ち話してたね。
(すっと、静かに)
……全部、覚えてる。
(ふっと笑って)
ごめんね、びっくりした?
(少し首を傾けるように)
別に監視してたわけじゃないよ?
ただ……あなたのことが気になるから、
自然と目に入っちゃうの。
(甘く)
好きな人のことって、自然と視界に入るでしょ?
それと一緒。
(間)
(少し声のトーンが落ちて)
……でもね、あの日。
橘さんがあなたの腕に触れた時。
(静かに、静かに)
胸が、痛かった。
(吐息まじりに、低く)
すごく。
(少し間を置いて)
笑えるでしょ?
委員長が嫉妬で胸が痛いって。
(笑うが、笑いの中に涙が滲むように)
……でも、本当のことだから。
(真剣に、静かに告げるように)
私ね、ずっと我慢してたんだ。
言わなきゃいけないことがあっても。
したいことがあっても。
あなたが困ると思うから。
引かれると思うから。
(少し声が震えて)
……でも、もう無理。
橘さんと話すあなたを見て、わかった。
私、あなたを誰かに渡せない。
(はっきりと、でも静かに)
渡せないんだよ。
【SE】窓の外、風が吹く音がかすかに聞こえる。
(少し遠くを見るように)
小さい頃ね、
お母さんに言われたことがある。
「人を好きになったら、相手を自由にしてあげなさい」って。
(少し笑って)
……ずっとそれを信じてた。
好きだから、黙ってた。
好きだから、気づかないふりをした。
好きだから、他の子と笑っているあなたを見ても、何も言わなかった。
(少し間)
(静かに、確信を持って)
……でも、それって本当に「好き」なのかな、って。
(声が少し変わる。優しいが、その奥に違うものが見える)
本当に好きなら、手放したくない。
本当に好きなら、あなたのそばにいたい。
本当に好きなら……
(すっと、静かに)
……あなたが誰かのものになるのを、見ていられない。
(少し笑って、でも笑いが少し歪む)
ねえ、これって……おかしいかな。
(待つように)
…………
(ゆっくりと、静かに)
……そっか。
(小さく息を吐く)
■ パート③「告白と宣言」(目安:8〜9分)
(深呼吸するように、少し間を置いて)
……ねえ。
(真剣に、でも穏やかに)
好きだよ。
(少し間)
あなたが好き。
(声を少し震わせながら、でも確かに)
六年間、ずっと。
一日も、欠かさず。
あなたのことだけを考えて生きてきた。
(少し笑って)
大げさに聞こえる?
(首を振るように)
大げさじゃないんだよ。
本当にそうだったから。
朝起きて最初に思うのはあなたのこと。
夜眠る前に最後に思うのもあなたのこと。
(静かに、でも強く)
あなたが私の世界の全部だった。
(少し声が揺れる)
……それって、重いよね。
わかってる。
重すぎるって、わかってる。
(でも笑って、少し涙声になりながら)
でも、どうしようもないんだもん。
好きなんだもん。
(少し間)
【SE】椅子が動く音。また近づいてくる気配。
(囁くように、吐息まじりに)
ねえ……
(低く甘く)
私と、付き合って。
(少し笑って)
……驚いてる。
そうだよね。
(少し寂しそうに)
こんな形で言うつもりじゃなかったんだけど。
(すっと真剣になって)
でも、ちゃんと伝えたかった。
今日じゃないと……ダメだと思ったから。
(少し間)
(淡々と、でも確実に重さを増して)
あのね、もし断るなら……
(少し笑う。でも笑いの温度が少し低い)
……そうしたら、私、どうにかなっちゃうかもしれないから。
(すぐに柔らかくなって)
冗談だよ?
(でも「冗談」とは思えない何かが声に残る)
……半分は。
(間)
(静かに、少し独り言のように)
ねえ、知ってる?
あなたが他の子と話すたびに……私ね、その子のことを調べてた。
(普通に、何でもないことのように)
SNS、クラス、部活、家の場所。
(ふっと笑って)
別に何かするわけじゃないよ?
ただ……知りたかっただけ。
あなたの周りにいる人を、全部把握しておきたかっただけ。
(少し間)
(声が少し震えて、でも笑って)
……やっぱり引いた?
(待つように)
…………
(小さく笑って)
ふふ……正直だね、あなたって。
(少し寂しそうに、でもどこか嬉しそうに)
そういうところ、好きだよ。
(真剣に)
でも……ねえ、聞いてほしいの。
(低く、囁くように)
私がおかしいのは……全部、あなたのせいなんだよ?
(甘く、でも確かな重さで)
あなたが好きすぎて、おかしくなった。
あなたが優しくするから、もっとほしくなった。
あなたがそばにいるから、離れたくなくなった。
(少し間)
(吐息まじりに)
……責任、とってよ。
(くすくすと笑う。でもその笑い声の質が少し違う)
冗談じゃないよ?
全然、冗談じゃない。
(少し間をとって、静かに核心へ)
(真剣に、まっすぐに)
ねえ、私ね……あなたがいなくなったら、どうなるかわからない。
それくらい、あなたが必要なんだよ。
(少し声が震えて)
空気とか、水とか、そういうものと一緒。
あなたがいないと……私、生きていけないかもしれない。
(笑って、でも本気だと伝わるように)
大袈裟じゃないから。
本当にそう思ってるから。
(すっと、静かに告げる)
だから——
(少し間)
——絶対に、離さない。
(穏やかに、でも揺るぎなく)
あなたの全部が、私のものになるまで。
あなたが私だけを見るようになるまで。
(ゆっくりと、一言一言噛みしめるように)
ずっと、そばにいる。
(少し笑って)
……逃げても、無駄だよ?
(すぐに甘く)
冗談だよ。
(でも目は笑っていないような声で)
……たぶん。
■ クロージング「あなただけの月」(目安:4〜5分)
【SE】窓の外、夕暮れ時の静けさ。遠くで鳥が鳴く。
(少し間を置いて、静かに息を吐く)
……ごめんね。
(少し笑って)
怖がらせちゃったかな。
(穏やかに、柔らかく)
でも、全部本当のことだから。
嘘はひとつも言ってないよ。
(少し間)
(ふわりと、優しく)
ねえ、一個だけ言っていい?
(囁くように)
あなたのそばにいる時、
私ね……世界で一番幸せなんだよ。
(少し涙声になって、でも笑って)
六年間、その幸せだけで生きてきた。
(少し間)
(穏やかに、しみじみと)
あなたが転校してきた私に話しかけてくれた日から……
私の「好き」が始まって。
(静かに)
今もまだ、続いてる。
たぶんこれから先も、ずっと続く。
(少し笑って)
止められないんだよ、もう。
(囁くように、吐息まじりに)
……ねえ。
(少し間)
(甘く、でも確かな執着を込めて)
返事、聞かせてくれる?
(待つように、静かに)
…………
(少し笑って。その笑い声はとても穏やかで、でも何かを決意したように)
……そっか。
(少し間)
(ゆっくりと、静かに)
……ありがとう。
(「ありがとう」が何の返事へのものなのか、わからないように)
(穏やかに)
じゃあ、これから——よろしくね。
(少し笑って)
……逃がさないから。
(甘く囁いて)
ずっとそばにいるから。
あなたの全部を……もらうから。
(少し間を置いて、穏やかに笑って)
【SE】鍵を回す音
あ、開けるね、鍵。
(普通に、何でもないように)
ほら、ちゃんと開けるって言ったでしょ?
(ふふっと笑って)
……でも、もう遅いよ?
(柔らかく、優しく、でも確かな意志を込めて)
あなたのこと——
(少し間)
——もう手放せないから。
(最後に、穏やかに、愛しそうに)
……大好き。
(吐息のように、そっと)
ずっと、ずっと——大好きだよ。
【SE】夕暮れの風の音。遠くに下校する生徒の声。
(小さく、最後に囁くように)
……逃げないでね。
(間)
…………
【SE】放課後の教室の静けさ。遠くに部活動の声がかすかに聞こえる。
(静かに、穏やかに。まるで普通の会話をするように)
来てくれたんだね。
……ありがとう。
(少し間)
鍵、かけたから。
(さらりと、何でもないことのように)
……え?
あ、ごめんね。
驚かせるつもりじゃなかったんだけど、
今日は……ちゃんと話したかったから。
誰かに邪魔されたくなくて。
(穏やかに微笑むように)
そんな顔しないで。
ちゃんと後で開けるよ?
ふふ……疑ってる?
(少し寂しそうに)
……ちょっとだけ、傷つくな。
(気を取り直すように)
座って。
そこの席、引っ張り出しといたから。
……うん、そう。
私の正面。
ちゃんと、あなたの顔が見えるところに座ってほしくて。
(柔らかく、でも静かに強い意志を込めて)
今日ね、ずっと言えなかったこと、話すから。
全部。
【SE】椅子が床を軽く擦る音
(少し息を吸って)
……ねえ。
私のこと、どんな子だと思ってる?
(おだやかに問いかけるように)
委員長で、成績優秀で、先生からも信頼されてて……。
そういうイメージ、あるでしょ?
うん、知ってる。
みんなそう思ってる。
(一瞬、間をとって。声のトーンがわずかにずれる)
……でも、あなたは?
あなたは、私のことをどんな子だと思ってた?
(待つように、静かに)
…………
(ふっと笑って)
……ありがとう。
正直に言ってくれると思ってた。
あなた、昔からそういう人だから。
■ パート①「六年分の記憶」(目安:7〜8分)
(少し遠い目をするように、懐かしむように)
ねえ、覚えてる?
小学校四年生の時、
転校してきた私に最初に話しかけてくれたの、あなただったんだよ。
(優しく、でも少し感傷的に)
みんな最初は遠巻きにしてたのに。
あなただけが、
「席、隣でいい?」って。
……あんな何気ない一言で、
私の世界、変わったんだよ?
知ってた?
(少し笑って)
知らないか。
(少し間)
それからずっと、一緒にいたね。
中学も、高校も。
(指折り数えるように、しみじみと)
六年。
六年間、ずっとそばにいた。
(少し声が揺れる)
……幸せだったな。
本当に。
(急に少し明るく)
でもね、あなたって鈍いんだよ?
(苦笑するように)
ずっと気づかなかったでしょ。
私が、ずっとずっと……
(やや声のトーンを落として)
あなたのことを見ていたの。
授業中も、休み時間も、帰り道も。
(淡々と、でも確実に圧を増やすように)
あなたが誰かと話すたびに。
あなたが笑うたびに。
あなたが誰か別の子を見るたびに。
(すっと息を止めて、静かに)
……全部、記録してた。
(何でもないように微笑む)
ふふ、そんな怖い顔しないで。
ただ、大切だったから。
大切なものって、覚えていたくなるでしょ?
あなたのこと、忘れたくなかっただけ。
(間)
ねえ、去年の文化祭、覚えてる?
あなたがクラスの出し物で舞台に立った日。
(うっとりするように、懐かしむように)
緊張してて、セリフ飛んじゃって。
でも必死に立ってた。
……あの時、客席からずっと見てたんだけど。
(少し震えるように)
泣きそうになっちゃった。
かっこよかったから、じゃなくて。
一生懸命なあなたが……あまりにも愛しくて。
(静かに、独白するように)
こんな気持ち、誰にも言えなかった。
言ったら、おかしいって思われるから。
重いって、思われるから。
(少し自嘲気味に笑って)
私、ちゃんとわかってるんだよ?
自分がちょっと……普通じゃないって。
(すぐに明るく切り返す)
でも今日は言う。
全部、あなただけに。
【SE】椅子が動く音。近づいてくる気配。
(低く、静かに。少し近い距離で)
……少し、近くに来てもいい?
(囁くように)
ありがとう。
(吐息まじりに)
……あなたの匂い、好きだよ。
ずっと好きだった。
(少し笑って、でも真剣に)
変なこと言ってるって思う?
うん、わかってる。
でもね……本当のことだから。
■ パート②「滲み出す執着」(目安:8〜9分)
(甘く、でも静かに圧のある声で)
ねえ、一個聞いていい?
(少し間)
三組の、橘さんのこと。
(さりげなく、でも探るように)
最近、よく話してるよね。
あなたと。
(柔らかく微笑む。でも目が笑っていないように)
いい子だよね、橘さん。
明るくて、かわいくて。
(少し間)
……先週の火曜日、
昇降口の前で笑いながら話してたの、見てたよ?
あと、木曜日の昼休みも。
購買の前で、二人で。
(普通に、淡々と)
月曜日は……部室の近くで、ちょっと立ち話してたね。
(すっと、静かに)
……全部、覚えてる。
(ふっと笑って)
ごめんね、びっくりした?
(少し首を傾けるように)
別に監視してたわけじゃないよ?
ただ……あなたのことが気になるから、
自然と目に入っちゃうの。
(甘く)
好きな人のことって、自然と視界に入るでしょ?
それと一緒。
(間)
(少し声のトーンが落ちて)
……でもね、あの日。
橘さんがあなたの腕に触れた時。
(静かに、静かに)
胸が、痛かった。
(吐息まじりに、低く)
すごく。
(少し間を置いて)
笑えるでしょ?
委員長が嫉妬で胸が痛いって。
(笑うが、笑いの中に涙が滲むように)
……でも、本当のことだから。
(真剣に、静かに告げるように)
私ね、ずっと我慢してたんだ。
言わなきゃいけないことがあっても。
したいことがあっても。
あなたが困ると思うから。
引かれると思うから。
(少し声が震えて)
……でも、もう無理。
橘さんと話すあなたを見て、わかった。
私、あなたを誰かに渡せない。
(はっきりと、でも静かに)
渡せないんだよ。
【SE】窓の外、風が吹く音がかすかに聞こえる。
(少し遠くを見るように)
小さい頃ね、
お母さんに言われたことがある。
「人を好きになったら、相手を自由にしてあげなさい」って。
(少し笑って)
……ずっとそれを信じてた。
好きだから、黙ってた。
好きだから、気づかないふりをした。
好きだから、他の子と笑っているあなたを見ても、何も言わなかった。
(少し間)
(静かに、確信を持って)
……でも、それって本当に「好き」なのかな、って。
(声が少し変わる。優しいが、その奥に違うものが見える)
本当に好きなら、手放したくない。
本当に好きなら、あなたのそばにいたい。
本当に好きなら……
(すっと、静かに)
……あなたが誰かのものになるのを、見ていられない。
(少し笑って、でも笑いが少し歪む)
ねえ、これって……おかしいかな。
(待つように)
…………
(ゆっくりと、静かに)
……そっか。
(小さく息を吐く)
■ パート③「告白と宣言」(目安:8〜9分)
(深呼吸するように、少し間を置いて)
……ねえ。
(真剣に、でも穏やかに)
好きだよ。
(少し間)
あなたが好き。
(声を少し震わせながら、でも確かに)
六年間、ずっと。
一日も、欠かさず。
あなたのことだけを考えて生きてきた。
(少し笑って)
大げさに聞こえる?
(首を振るように)
大げさじゃないんだよ。
本当にそうだったから。
朝起きて最初に思うのはあなたのこと。
夜眠る前に最後に思うのもあなたのこと。
(静かに、でも強く)
あなたが私の世界の全部だった。
(少し声が揺れる)
……それって、重いよね。
わかってる。
重すぎるって、わかってる。
(でも笑って、少し涙声になりながら)
でも、どうしようもないんだもん。
好きなんだもん。
(少し間)
【SE】椅子が動く音。また近づいてくる気配。
(囁くように、吐息まじりに)
ねえ……
(低く甘く)
私と、付き合って。
(少し笑って)
……驚いてる。
そうだよね。
(少し寂しそうに)
こんな形で言うつもりじゃなかったんだけど。
(すっと真剣になって)
でも、ちゃんと伝えたかった。
今日じゃないと……ダメだと思ったから。
(少し間)
(淡々と、でも確実に重さを増して)
あのね、もし断るなら……
(少し笑う。でも笑いの温度が少し低い)
……そうしたら、私、どうにかなっちゃうかもしれないから。
(すぐに柔らかくなって)
冗談だよ?
(でも「冗談」とは思えない何かが声に残る)
……半分は。
(間)
(静かに、少し独り言のように)
ねえ、知ってる?
あなたが他の子と話すたびに……私ね、その子のことを調べてた。
(普通に、何でもないことのように)
SNS、クラス、部活、家の場所。
(ふっと笑って)
別に何かするわけじゃないよ?
ただ……知りたかっただけ。
あなたの周りにいる人を、全部把握しておきたかっただけ。
(少し間)
(声が少し震えて、でも笑って)
……やっぱり引いた?
(待つように)
…………
(小さく笑って)
ふふ……正直だね、あなたって。
(少し寂しそうに、でもどこか嬉しそうに)
そういうところ、好きだよ。
(真剣に)
でも……ねえ、聞いてほしいの。
(低く、囁くように)
私がおかしいのは……全部、あなたのせいなんだよ?
(甘く、でも確かな重さで)
あなたが好きすぎて、おかしくなった。
あなたが優しくするから、もっとほしくなった。
あなたがそばにいるから、離れたくなくなった。
(少し間)
(吐息まじりに)
……責任、とってよ。
(くすくすと笑う。でもその笑い声の質が少し違う)
冗談じゃないよ?
全然、冗談じゃない。
(少し間をとって、静かに核心へ)
(真剣に、まっすぐに)
ねえ、私ね……あなたがいなくなったら、どうなるかわからない。
それくらい、あなたが必要なんだよ。
(少し声が震えて)
空気とか、水とか、そういうものと一緒。
あなたがいないと……私、生きていけないかもしれない。
(笑って、でも本気だと伝わるように)
大袈裟じゃないから。
本当にそう思ってるから。
(すっと、静かに告げる)
だから——
(少し間)
——絶対に、離さない。
(穏やかに、でも揺るぎなく)
あなたの全部が、私のものになるまで。
あなたが私だけを見るようになるまで。
(ゆっくりと、一言一言噛みしめるように)
ずっと、そばにいる。
(少し笑って)
……逃げても、無駄だよ?
(すぐに甘く)
冗談だよ。
(でも目は笑っていないような声で)
……たぶん。
■ クロージング「あなただけの月」(目安:4〜5分)
【SE】窓の外、夕暮れ時の静けさ。遠くで鳥が鳴く。
(少し間を置いて、静かに息を吐く)
……ごめんね。
(少し笑って)
怖がらせちゃったかな。
(穏やかに、柔らかく)
でも、全部本当のことだから。
嘘はひとつも言ってないよ。
(少し間)
(ふわりと、優しく)
ねえ、一個だけ言っていい?
(囁くように)
あなたのそばにいる時、
私ね……世界で一番幸せなんだよ。
(少し涙声になって、でも笑って)
六年間、その幸せだけで生きてきた。
(少し間)
(穏やかに、しみじみと)
あなたが転校してきた私に話しかけてくれた日から……
私の「好き」が始まって。
(静かに)
今もまだ、続いてる。
たぶんこれから先も、ずっと続く。
(少し笑って)
止められないんだよ、もう。
(囁くように、吐息まじりに)
……ねえ。
(少し間)
(甘く、でも確かな執着を込めて)
返事、聞かせてくれる?
(待つように、静かに)
…………
(少し笑って。その笑い声はとても穏やかで、でも何かを決意したように)
……そっか。
(少し間)
(ゆっくりと、静かに)
……ありがとう。
(「ありがとう」が何の返事へのものなのか、わからないように)
(穏やかに)
じゃあ、これから——よろしくね。
(少し笑って)
……逃がさないから。
(甘く囁いて)
ずっとそばにいるから。
あなたの全部を……もらうから。
(少し間を置いて、穏やかに笑って)
【SE】鍵を回す音
あ、開けるね、鍵。
(普通に、何でもないように)
ほら、ちゃんと開けるって言ったでしょ?
(ふふっと笑って)
……でも、もう遅いよ?
(柔らかく、優しく、でも確かな意志を込めて)
あなたのこと——
(少し間)
——もう手放せないから。
(最後に、穏やかに、愛しそうに)
……大好き。
(吐息のように、そっと)
ずっと、ずっと——大好きだよ。
【SE】夕暮れの風の音。遠くに下校する生徒の声。
(小さく、最後に囁くように)
……逃げないでね。
(間)
…………
クレジット
ライター情報
はじめまして
趣味でただ私が聞きたいフリー台本を書き投稿しているオタクです。
「こういう台本が欲しかった」
「よかった」
と思ってもらえる作品を書けるように頑張っています。
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
◇フリー台本に関して
詳細な言葉遣いや言い回し、台本内のセリフの順番など、読みやすいように改変していただいて構いません。
性別変更及び、大元の流れが変わらない範囲でのアドリブ等も可能です。
使用時は作者名+作品リンクのクレジット表記をお願いします。
使用報告いただけると聴きに行きます。
よろしくお願いいたします。
ご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡、ご相談ください。
趣味でただ私が聞きたいフリー台本を書き投稿しているオタクです。
「こういう台本が欲しかった」
「よかった」
と思ってもらえる作品を書けるように頑張っています。
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
◇フリー台本に関して
詳細な言葉遣いや言い回し、台本内のセリフの順番など、読みやすいように改変していただいて構いません。
性別変更及び、大元の流れが変わらない範囲でのアドリブ等も可能です。
使用時は作者名+作品リンクのクレジット表記をお願いします。
使用報告いただけると聴きに行きます。
よろしくお願いいたします。
ご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡、ご相談ください。
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
有償利用について
全ての台本に関しまして、有償利用が可能です
有償利用について
全ての台本に関しまして、有償利用が可能です
利用実績(最大10件)
ねむりはり の投稿台本(最大10件)