- 告白
- 学校/学園
- 後輩
公開日2026年05月25日 03:34
更新日2026年05月25日 03:34
文字数
5795文字(約 19分19秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
後輩
視聴者役柄
先輩
場所
屋上
あらすじ
独占欲強めなツンデレ後輩彼女が、放課後の屋上でふたりだけの時間を過ごします
強がりながらも本音がにじみ出る不器用な愛おしさ、髪に触れる指先の温もり、「先輩のことが好きだから怖い」という思い
上手く彼女は先輩に伝えられるのか
強がりながらも本音がにじみ出る不器用な愛おしさ、髪に触れる指先の温もり、「先輩のことが好きだから怖い」という思い
上手く彼女は先輩に伝えられるのか
本編
■ 導入(目安:3~4分)
【SE】学校の廊下の喧騒、遠くから生徒たちの声
(少し息を切らして、でも平静を装って)
……あ。
(ため息をひとつ、落ち着かせるように)
……来てくれたんですね。
(ぶっきらぼうに、でも口元は笑っている)
待ってませんでしたよ、別に。
ちょうど今来たところです、私(わたし)も。
……うそです。
十分くらい待ってました。
(小さく舌打ちするように、照れ隠しで顔を背けて)
べつに……責めてるわけじゃないですから。
そういう顔しないでください、ずるいので。
【SE】屋上の扉が開く音、風の音
(深呼吸して、空を見上げるように)
はあ……やっぱり屋上、気持ちいいですね。
今日、風強くないですか?
(髪を押さえながら、くすっと小さく笑って)
……先輩の髪、ぐちゃぐちゃになってる。
(少し近づいて、やや甘えた声で)
……直してあげますよ、別にいいですから。
(そっと手を伸ばす仕草、指先が触れる感じで)
……ここ、こういうくせ毛あったんですね。
知らなかった。
(// 小さな発見が嬉しくて、声がわずかに上ずる)
……ふふ。
なんか、ちょっと得した気分。
(少し距離を置いて、フェンスに寄りかかりながら)
先輩、今日部活なかったんですよね?
だったらもっと早く来られたじゃないですか。
……ああ、委員会か。
先輩、委員会多いですよね、ほんとに。
(// 少し不満そうに、でも心配もしているトーンで)
……無理してませんか?
顔色、悪くないですか?
……べつに心配とかじゃないです。
付き合ってる人が体調崩したら、私(わたし)が困るだけなので。
(小さくそっぽを向いて)
……強がりじゃないです。
(間)
……ちょっとだけ、強がりかもしれない。
(// 自分でツッコんで、照れて早口になる)
い、いいですから!
それより座りましょう、日当たりいいとこ。
---
■ パート①「いつも通りの二人、でも少しだけ特別」(目安:8分)
【SE】コンクリートに座る音、衣擦れの音
(横に並んで座りながら、少し声が柔らかくなって)
……先輩って、こういうの好きですよね。
なんか、静かなとこ。
私(わたし)も、嫌いじゃないです。
先輩といると、ここ来たくなるんですよね、なんとなく。
(// 自分の言葉に照れて、少し声を小さくして)
……変ですか。
付き合う前から、よく来てたから。
ひとりで来て、先輩のこと考えながら課題やったりとか。
(笑って誤魔化すように)
……ちょっと重いですよね、ははっ。
(間)
……でも正直に言うと、
けっこうここで、先輩に告白する練習とかもしてたんですよ。
(// 恥ずかしくて声が震えて小さくなる)
「先輩のことが、好きです」って……
何回言っても、うまく言えなくて。
鏡みたいに使えるガラス窓に向かって練習したり。
(ふっと自嘲気味に笑って)
……ほんと、あほですよね、私(わたし)って。
(先輩が否定してくれた様子を察して、顔を上げて)
……え。
あほじゃない?
(// じわっと嬉しくなって、目が潤む感じで)
……そういうこと言わないでくださいよ。
恥ずかしいんで。
でも……ありがとうございます。
ちゃんと伝わってよかったって、今でも思ってるので。
(ふと思い出したように、鞄をごそごそして)
あ、そうだ。
これ、買ってきたんですけど。
【SE】コンビニ袋のがさがさ音
(少し得意げに、でも照れ隠しに素っ気なく)
先輩、最近コーヒーブラックばっかり飲んでるじゃないですか。
からだに悪いですよ。
これ、カフェオレです。
甘さ控えめのやつ、選んできたので。
(先輩が受け取る気配を感じて)
……飲んでください。
好き嫌いとかないですよね?
(// 実は少し心配しながら待っている)
……おいしい?
(先輩の反応を見て、ほっとして小さく笑って)
よかった。
なんか……先輩がおいしいって言ってくれると、
私(わたし)もおいしいみたいな気持ちになるんですよね。
(自分でも不思議そうに)
おかしいですよね、それ。
でもほんとにそう感じるんです。
(しばらく並んで飲んでいる雰囲気、間)
(ぽつりと、空を見上げながら)
……先輩って、学校来るの好きですか?
(答えを待ちながら)
……まあ、そうですよね。
友達多いし、先輩。
私(わたし)は……正直、あんまり好きじゃなかったんですよ、学校。
なんか、馴染めなかったっていうか。
(// 少し傷ついた記憶が混じる声で)
中学のとき、ちょっと……いやなことあって。
それからずっと、人とうまく話せなくて。
高校入ってもそれ引きずってたんですけど、
先輩と話すようになってから、なんか……変わった気がするんです。
(少し照れながら、でも真剣に)
先輩が「話し方、面白いね」って言ってくれたこと……
覚えてないかもしれないですけど。
私(わたし)、めちゃくちゃ覚えてるんですよ。
帰りの電車で、ひとりで泣いたくらい。
(// じわっと目が潤む感じ)
……嬉しかったんで。
ちゃんと見てくれてる人がいるって思えて。
(早口で照れ隠し)
あ、泣いたって言っても、ちょっとだけですよ?
電車の中でぼろぼろ泣くような人じゃないので私(わたし)。
(先輩が笑った気配に、むっとしながらも嬉しそうに)
笑わないでください……!
---
■ パート②「ヤキモチと本音のぶつかり合い」(目安:10分)
【SE】遠くで放送が鳴る音(部活の呼び出し等、学校の生活音)
(少し間があって、ふと声のトーンが変わる)
……ねえ、先輩。
(// 聞くか迷っている、少し低くなって)
今日、クラスの子に聞いたんですけど。
……三年の、吉田さんでしたっけ。
先輩と昼休み、一緒にいたって。
(平静を装っているが、微妙に声が固くなっている)
……なんでもないです、別に。
ただ聞いただけなので。
(間)
……いや、なんでもなくはないです。
(// 感情が溢れそうになるのを必死に抑えている)
私(わたし)……正直に言っていいですか。
(ゆっくり息を吸って)
……ちょっと、嫌でした。
(声が少し震えて)
別に、先輩が浮気してるとか、そういう話じゃないって分かってるし、
吉田さんが何か悪いことしたわけじゃないって分かってるんですよ。
でも……なんか。
先輩の昼休みに、私(わたし)がいないのに、
他の子がいるっていうのが。
(// 涙をこらえながら、少し怒ったように)
ずるくないですか、それって。
(自分でも言い過ぎたと感じて、少し引いて)
……ごめんなさい。
変なこと言ってますよね、私(わたし)。
先輩には先輩の人間関係があるし、
私(わたし)がそこに口出すのは違うって分かってる。
(間)
でも……分かってても、嫌なんですよ。
(先輩が何か言いかけた様子を察して、顔を上げて)
……え。
(先輩の言葉をしっかり聞いて、少し目が大きくなる感じで)
……昼休み、私(わたし)に連絡しようとしてたんですか。
(// じわっと嬉しさが広がって、声が震えて)
……でも、私(わたし)、クラスにいなかったから、諦めたって?
(間)
……そっか。
(小さく笑って、でも泣きそうで)
……そっかあ。
先輩も、探してくれてたんだ。
(// 嬉しさと安堵と、少しの自己嫌悪が混ざった複雑なトーン)
……ごめんなさい。
なんか……一人で勝手に嫌な想像して。
(頭を下げるように)
先輩のこと疑ったわけじゃないんですけど、
でも……怖くなっちゃって。
(少し声が小さくなって、打ち明けるように)
私(わたし)ね……先輩のこと、好きすぎて、たまに怖くなるんです。
(// ゆっくり、大切な言葉を丁寧に置くように)
こんなに誰かのことを気にしたことって、
生まれてから、なかったから。
朝起きたら先輩のこと考えてて、
授業中も、なんか違うこと考えてるときに先輩のことが出てきて、
夜、寝る前も……先輩と今日話したこととか思い出して、
一人でにやにやしたり、恥ずかしくなったりして。
(// 照れながらも、真剣に話している)
……それって普通のことなんですかね。
恋愛ってこんな感じなんですかね。
私(わたし)、初めてなんで……よく分からなくて。
(間)
先輩は、そういうの、ありますか?
(先輩の返事を待って)
……え。
(先輩が「ある」と言ってくれた様子で、一瞬固まって)
(// 信じられなくて、でも嬉しくて、声が小さく震えて)
……先輩も、そういう感じ、あるんですか。
私(わたし)のことで。
(間、じわっと涙が滲んで)
……ずるい。
そういうこと、さらっと言わないでください。
泣いちゃうじゃないですか。
(急いで目元を拭いながら、照れ隠しに素っ気なく)
……泣いてないです。
目にゴミが入っただけです。
(先輩が優しく笑っている気配を感じて)
……笑ってますよね、絶対。
(むくれながらも、口元が緩んで)
……もう。
(気持ちが落ち着いてきて、少し穏やかなトーンで)
ねえ、先輩。
……お願いがあるんですけど。
(// 少し勇気を出して、でも自然体で)
昼休み、できるときは一緒にご飯食べたいんです。
毎日じゃなくていいです。
先輩にも用事あるし、私(わたし)だって毎日は……
ちょっと恥ずかしいので。
でも、たまには。
ちゃんと、二人でいる時間を、作りたくて。
(間)
……ダメですか。
(先輩の返事を待って)
(// うれしくて、でもそれを全力で隠そうとして逆に声が上ずる)
……そ、そうですか。
分かりました。
べつに、嬉しくないですよ?
当たり前のことをお願いしただけなので。
(一拍おいて、ぼそっと)
……ありがとうございます。
---
■ パート③「もっと近くにいさせてください」(目安:8分)
【SE】風の音が少し強くなる、木々のざわめき
(寒くなってきた様子で、少しからだを縮めて)
……あ、風強くなってきた。
(先輩が気づいて何か言った様子で)
え、大丈夫ですよ別に。
そんな寒くないんで。
(でも、少し震えている)
……ちょっとだけ寒いかも。
(先輩が近寄ってきた気配で、内心どきどきしながら)
……え、なに。
(先輩が肩を引き寄せてくれた感じで)
(// 急にどきどきして、声が揺れる)
……な、なんで急に。
(でも拒否はしないで、ゆっくりそっとよりかかって)
……先輩、あったかい。
(小さく、ぼそっと)
……こういうの、反則ですよ。
(間)
……離れたくなくなるじゃないですか。
(少し落ち着いて、甘えたトーンで話し始める)
ねえ、先輩。
付き合って、どのくらいになりますか?
(先輩の答えを聞いて)
……四ヶ月と、十七日ですね。
(さらっと言ってから、少し照れて)
……数えてました。
毎日ちゃんと数えてます。
(// 開き直って、真っ直ぐに)
だって好きなんで。
記念日とか、大事にしたいんで。
……先輩は、数えてないんですね。
(先輩が焦って何か言い訳した気配で)
(笑いながら)
……嘘つかなくていいですよ、別に。
男の人って、そういうの覚えてないって聞きますし。
(少し悪戯に)
でも、これから先輩も覚えてくれますよね?
私(わたし)が毎月報告しますから。
(// いたずらっぽく笑って)
逃げられないです。
(少し真剣な顔になって、ぽつりと)
……先輩さ。
(// 少し不安で、でも伝えたくて、ゆっくりと)
私(わたし)って、重いですか?
さっきのヤキモチとか、
毎日数えてるとか、
昼休みに一緒にいたいとか……
なんか、束縛っぽくて。
嫌いじゃないですか、そういうの。
(間)
……正直に言ってほしいんです。
嫌だったら、ちゃんと言ってくれないと、私(わたし)分からないから。
(先輩の返事を待って)
(// 先輩が「重くない」「好きだ」と言ってくれた様子で)
……先輩、
(声が詰まって、少し震えて)
……そういうこと、急に言わないでください。
(目が潤んで、でも笑って)
心臓、止まるかと思った。
(先輩に顔を向けて、真剣な目で)
……私(わたし)も、好きです。
ちゃんと、先輩のことが好きです。
最初から、ずっと。
(// じわっと涙が溢れそうになるのを、唇を噛んでこらえて)
……ふ、ふふ。
なんか、付き合ってから何回も好きって言ってますよね、私(わたし)たち。
何回言っても、緊張するんですよね、これ。
(くすっと笑って、また先輩の肩にそっともたれて)
……不思議ですね。
(少し空気が和らいで、穏やかに)
……先輩、卒業したらどうするんですか?
(先輩の答えを聞いて)
……そっか、大学、そっちなんですね。
(間)
……遠くなりますね。
(// 淡々と言っているが、内心寂しさがある)
まだ先の話ですけど。
でも……なんか、考えちゃうんですよね。
(先輩が何か言ってくれた気配で、顔を上げて)
……え、何ですか今の。
(先輩がもう一度言ってくれて)
(// 嬉しくて、照れくさくて、でもちゃんと受け止めて)
……離れても、続けたいって思ってくれてるんですか。
(間)
……私(わたし)も、です。
そう思ってるから、遠くなるのが怖いんで。
(少し強がって)
でも……まだ先の話なんで。
今は、今のことだけ考えます。
今、先輩がここにいるし。
私(わたし)も、ここにいるし。
それだけで、十分なんで。
(// ほんのり微笑んで、穏やかに)
今日みたいな時間が、もっと続けばいいって……思ってます。
---
■ クロージング「先輩のこと、ちゃんと好きだから怖いんです」(目安:4分)
【SE】夕方の学校、遠くの部活の声、チャイム
(夕陽を眺めながら、少し眠そうに、まどろんだ声で)
……先輩、もう少しだけ、このままでいいですか。
(間)
……先輩の肩、ちょうどいい高さなんですよね。
枕みたい。
(// くすっと笑って、でもそのまま離れずに)
……ちょっとだけ、目閉じてていいですか。
寝ないですから。
(少し間があって)
……ね、先輩。
(囁くように、少し眠そうに)
さっき言ったじゃないですか。
先輩のことが好きすぎて、怖いって。
(間)
……本当のことなんですよ。
(ゆっくり、大切に言葉を選んで)
誰かのことをこんなに考えたことって、なかったから。
誰かに、こんなに見ていてほしいって思ったことも、なかったから。
だから……失うのが、怖くて。
(// 少し声が震えて、でも静かに)
先輩がいなくなったら、どうしようって。
そう思うと、なんか……胸が痛くなるんです。
(間)
……変ですよね、まだ何も起きてないのに。
(先輩が何か言ってくれた様子で、少し顔を上げて)
(先輩の言葉をちゃんと受け取って、涙をそっと拭いながら)
……大丈夫、ですか。
先輩が、そう言ってくれるなら。
(// じわっと安心して、声が柔らかくなる)
……信じます。
先輩のこと、ちゃんと信じてるから。
だから……ちゃんと好きで、いられる気がするんです。
(少し間があって、ぽつりと)
……好きです、先輩。
(// 今度は演技でも強がりでもなく、ただまっすぐに)
何回言っても、ちゃんと本気だから。
忘れないでください。
(少し笑って、また肩に頭を乗せながら)
……帰る時間、まだ先ですよね。
もう少しだけ、ここにいましょう。
二人で。
(間)
……先輩がいるから、学校、好きになれた気がします。
(囁くように、夕陽の中で)
……ありがとう、先輩。
(長い沈黙)
……ふふ。
(眠そうに、でも幸せそうに)
……やっぱり、先輩の肩、最高です。
(静かに、音が遠ざかっていくように)
…………
(最後に、ぼそりとひとこと)
……好きです。
【SE】夕風の音、遠くの学校の喧騒がゆっくりフェードアウト
---
【SE】学校の廊下の喧騒、遠くから生徒たちの声
(少し息を切らして、でも平静を装って)
……あ。
(ため息をひとつ、落ち着かせるように)
……来てくれたんですね。
(ぶっきらぼうに、でも口元は笑っている)
待ってませんでしたよ、別に。
ちょうど今来たところです、私(わたし)も。
……うそです。
十分くらい待ってました。
(小さく舌打ちするように、照れ隠しで顔を背けて)
べつに……責めてるわけじゃないですから。
そういう顔しないでください、ずるいので。
【SE】屋上の扉が開く音、風の音
(深呼吸して、空を見上げるように)
はあ……やっぱり屋上、気持ちいいですね。
今日、風強くないですか?
(髪を押さえながら、くすっと小さく笑って)
……先輩の髪、ぐちゃぐちゃになってる。
(少し近づいて、やや甘えた声で)
……直してあげますよ、別にいいですから。
(そっと手を伸ばす仕草、指先が触れる感じで)
……ここ、こういうくせ毛あったんですね。
知らなかった。
(// 小さな発見が嬉しくて、声がわずかに上ずる)
……ふふ。
なんか、ちょっと得した気分。
(少し距離を置いて、フェンスに寄りかかりながら)
先輩、今日部活なかったんですよね?
だったらもっと早く来られたじゃないですか。
……ああ、委員会か。
先輩、委員会多いですよね、ほんとに。
(// 少し不満そうに、でも心配もしているトーンで)
……無理してませんか?
顔色、悪くないですか?
……べつに心配とかじゃないです。
付き合ってる人が体調崩したら、私(わたし)が困るだけなので。
(小さくそっぽを向いて)
……強がりじゃないです。
(間)
……ちょっとだけ、強がりかもしれない。
(// 自分でツッコんで、照れて早口になる)
い、いいですから!
それより座りましょう、日当たりいいとこ。
---
■ パート①「いつも通りの二人、でも少しだけ特別」(目安:8分)
【SE】コンクリートに座る音、衣擦れの音
(横に並んで座りながら、少し声が柔らかくなって)
……先輩って、こういうの好きですよね。
なんか、静かなとこ。
私(わたし)も、嫌いじゃないです。
先輩といると、ここ来たくなるんですよね、なんとなく。
(// 自分の言葉に照れて、少し声を小さくして)
……変ですか。
付き合う前から、よく来てたから。
ひとりで来て、先輩のこと考えながら課題やったりとか。
(笑って誤魔化すように)
……ちょっと重いですよね、ははっ。
(間)
……でも正直に言うと、
けっこうここで、先輩に告白する練習とかもしてたんですよ。
(// 恥ずかしくて声が震えて小さくなる)
「先輩のことが、好きです」って……
何回言っても、うまく言えなくて。
鏡みたいに使えるガラス窓に向かって練習したり。
(ふっと自嘲気味に笑って)
……ほんと、あほですよね、私(わたし)って。
(先輩が否定してくれた様子を察して、顔を上げて)
……え。
あほじゃない?
(// じわっと嬉しくなって、目が潤む感じで)
……そういうこと言わないでくださいよ。
恥ずかしいんで。
でも……ありがとうございます。
ちゃんと伝わってよかったって、今でも思ってるので。
(ふと思い出したように、鞄をごそごそして)
あ、そうだ。
これ、買ってきたんですけど。
【SE】コンビニ袋のがさがさ音
(少し得意げに、でも照れ隠しに素っ気なく)
先輩、最近コーヒーブラックばっかり飲んでるじゃないですか。
からだに悪いですよ。
これ、カフェオレです。
甘さ控えめのやつ、選んできたので。
(先輩が受け取る気配を感じて)
……飲んでください。
好き嫌いとかないですよね?
(// 実は少し心配しながら待っている)
……おいしい?
(先輩の反応を見て、ほっとして小さく笑って)
よかった。
なんか……先輩がおいしいって言ってくれると、
私(わたし)もおいしいみたいな気持ちになるんですよね。
(自分でも不思議そうに)
おかしいですよね、それ。
でもほんとにそう感じるんです。
(しばらく並んで飲んでいる雰囲気、間)
(ぽつりと、空を見上げながら)
……先輩って、学校来るの好きですか?
(答えを待ちながら)
……まあ、そうですよね。
友達多いし、先輩。
私(わたし)は……正直、あんまり好きじゃなかったんですよ、学校。
なんか、馴染めなかったっていうか。
(// 少し傷ついた記憶が混じる声で)
中学のとき、ちょっと……いやなことあって。
それからずっと、人とうまく話せなくて。
高校入ってもそれ引きずってたんですけど、
先輩と話すようになってから、なんか……変わった気がするんです。
(少し照れながら、でも真剣に)
先輩が「話し方、面白いね」って言ってくれたこと……
覚えてないかもしれないですけど。
私(わたし)、めちゃくちゃ覚えてるんですよ。
帰りの電車で、ひとりで泣いたくらい。
(// じわっと目が潤む感じ)
……嬉しかったんで。
ちゃんと見てくれてる人がいるって思えて。
(早口で照れ隠し)
あ、泣いたって言っても、ちょっとだけですよ?
電車の中でぼろぼろ泣くような人じゃないので私(わたし)。
(先輩が笑った気配に、むっとしながらも嬉しそうに)
笑わないでください……!
---
■ パート②「ヤキモチと本音のぶつかり合い」(目安:10分)
【SE】遠くで放送が鳴る音(部活の呼び出し等、学校の生活音)
(少し間があって、ふと声のトーンが変わる)
……ねえ、先輩。
(// 聞くか迷っている、少し低くなって)
今日、クラスの子に聞いたんですけど。
……三年の、吉田さんでしたっけ。
先輩と昼休み、一緒にいたって。
(平静を装っているが、微妙に声が固くなっている)
……なんでもないです、別に。
ただ聞いただけなので。
(間)
……いや、なんでもなくはないです。
(// 感情が溢れそうになるのを必死に抑えている)
私(わたし)……正直に言っていいですか。
(ゆっくり息を吸って)
……ちょっと、嫌でした。
(声が少し震えて)
別に、先輩が浮気してるとか、そういう話じゃないって分かってるし、
吉田さんが何か悪いことしたわけじゃないって分かってるんですよ。
でも……なんか。
先輩の昼休みに、私(わたし)がいないのに、
他の子がいるっていうのが。
(// 涙をこらえながら、少し怒ったように)
ずるくないですか、それって。
(自分でも言い過ぎたと感じて、少し引いて)
……ごめんなさい。
変なこと言ってますよね、私(わたし)。
先輩には先輩の人間関係があるし、
私(わたし)がそこに口出すのは違うって分かってる。
(間)
でも……分かってても、嫌なんですよ。
(先輩が何か言いかけた様子を察して、顔を上げて)
……え。
(先輩の言葉をしっかり聞いて、少し目が大きくなる感じで)
……昼休み、私(わたし)に連絡しようとしてたんですか。
(// じわっと嬉しさが広がって、声が震えて)
……でも、私(わたし)、クラスにいなかったから、諦めたって?
(間)
……そっか。
(小さく笑って、でも泣きそうで)
……そっかあ。
先輩も、探してくれてたんだ。
(// 嬉しさと安堵と、少しの自己嫌悪が混ざった複雑なトーン)
……ごめんなさい。
なんか……一人で勝手に嫌な想像して。
(頭を下げるように)
先輩のこと疑ったわけじゃないんですけど、
でも……怖くなっちゃって。
(少し声が小さくなって、打ち明けるように)
私(わたし)ね……先輩のこと、好きすぎて、たまに怖くなるんです。
(// ゆっくり、大切な言葉を丁寧に置くように)
こんなに誰かのことを気にしたことって、
生まれてから、なかったから。
朝起きたら先輩のこと考えてて、
授業中も、なんか違うこと考えてるときに先輩のことが出てきて、
夜、寝る前も……先輩と今日話したこととか思い出して、
一人でにやにやしたり、恥ずかしくなったりして。
(// 照れながらも、真剣に話している)
……それって普通のことなんですかね。
恋愛ってこんな感じなんですかね。
私(わたし)、初めてなんで……よく分からなくて。
(間)
先輩は、そういうの、ありますか?
(先輩の返事を待って)
……え。
(先輩が「ある」と言ってくれた様子で、一瞬固まって)
(// 信じられなくて、でも嬉しくて、声が小さく震えて)
……先輩も、そういう感じ、あるんですか。
私(わたし)のことで。
(間、じわっと涙が滲んで)
……ずるい。
そういうこと、さらっと言わないでください。
泣いちゃうじゃないですか。
(急いで目元を拭いながら、照れ隠しに素っ気なく)
……泣いてないです。
目にゴミが入っただけです。
(先輩が優しく笑っている気配を感じて)
……笑ってますよね、絶対。
(むくれながらも、口元が緩んで)
……もう。
(気持ちが落ち着いてきて、少し穏やかなトーンで)
ねえ、先輩。
……お願いがあるんですけど。
(// 少し勇気を出して、でも自然体で)
昼休み、できるときは一緒にご飯食べたいんです。
毎日じゃなくていいです。
先輩にも用事あるし、私(わたし)だって毎日は……
ちょっと恥ずかしいので。
でも、たまには。
ちゃんと、二人でいる時間を、作りたくて。
(間)
……ダメですか。
(先輩の返事を待って)
(// うれしくて、でもそれを全力で隠そうとして逆に声が上ずる)
……そ、そうですか。
分かりました。
べつに、嬉しくないですよ?
当たり前のことをお願いしただけなので。
(一拍おいて、ぼそっと)
……ありがとうございます。
---
■ パート③「もっと近くにいさせてください」(目安:8分)
【SE】風の音が少し強くなる、木々のざわめき
(寒くなってきた様子で、少しからだを縮めて)
……あ、風強くなってきた。
(先輩が気づいて何か言った様子で)
え、大丈夫ですよ別に。
そんな寒くないんで。
(でも、少し震えている)
……ちょっとだけ寒いかも。
(先輩が近寄ってきた気配で、内心どきどきしながら)
……え、なに。
(先輩が肩を引き寄せてくれた感じで)
(// 急にどきどきして、声が揺れる)
……な、なんで急に。
(でも拒否はしないで、ゆっくりそっとよりかかって)
……先輩、あったかい。
(小さく、ぼそっと)
……こういうの、反則ですよ。
(間)
……離れたくなくなるじゃないですか。
(少し落ち着いて、甘えたトーンで話し始める)
ねえ、先輩。
付き合って、どのくらいになりますか?
(先輩の答えを聞いて)
……四ヶ月と、十七日ですね。
(さらっと言ってから、少し照れて)
……数えてました。
毎日ちゃんと数えてます。
(// 開き直って、真っ直ぐに)
だって好きなんで。
記念日とか、大事にしたいんで。
……先輩は、数えてないんですね。
(先輩が焦って何か言い訳した気配で)
(笑いながら)
……嘘つかなくていいですよ、別に。
男の人って、そういうの覚えてないって聞きますし。
(少し悪戯に)
でも、これから先輩も覚えてくれますよね?
私(わたし)が毎月報告しますから。
(// いたずらっぽく笑って)
逃げられないです。
(少し真剣な顔になって、ぽつりと)
……先輩さ。
(// 少し不安で、でも伝えたくて、ゆっくりと)
私(わたし)って、重いですか?
さっきのヤキモチとか、
毎日数えてるとか、
昼休みに一緒にいたいとか……
なんか、束縛っぽくて。
嫌いじゃないですか、そういうの。
(間)
……正直に言ってほしいんです。
嫌だったら、ちゃんと言ってくれないと、私(わたし)分からないから。
(先輩の返事を待って)
(// 先輩が「重くない」「好きだ」と言ってくれた様子で)
……先輩、
(声が詰まって、少し震えて)
……そういうこと、急に言わないでください。
(目が潤んで、でも笑って)
心臓、止まるかと思った。
(先輩に顔を向けて、真剣な目で)
……私(わたし)も、好きです。
ちゃんと、先輩のことが好きです。
最初から、ずっと。
(// じわっと涙が溢れそうになるのを、唇を噛んでこらえて)
……ふ、ふふ。
なんか、付き合ってから何回も好きって言ってますよね、私(わたし)たち。
何回言っても、緊張するんですよね、これ。
(くすっと笑って、また先輩の肩にそっともたれて)
……不思議ですね。
(少し空気が和らいで、穏やかに)
……先輩、卒業したらどうするんですか?
(先輩の答えを聞いて)
……そっか、大学、そっちなんですね。
(間)
……遠くなりますね。
(// 淡々と言っているが、内心寂しさがある)
まだ先の話ですけど。
でも……なんか、考えちゃうんですよね。
(先輩が何か言ってくれた気配で、顔を上げて)
……え、何ですか今の。
(先輩がもう一度言ってくれて)
(// 嬉しくて、照れくさくて、でもちゃんと受け止めて)
……離れても、続けたいって思ってくれてるんですか。
(間)
……私(わたし)も、です。
そう思ってるから、遠くなるのが怖いんで。
(少し強がって)
でも……まだ先の話なんで。
今は、今のことだけ考えます。
今、先輩がここにいるし。
私(わたし)も、ここにいるし。
それだけで、十分なんで。
(// ほんのり微笑んで、穏やかに)
今日みたいな時間が、もっと続けばいいって……思ってます。
---
■ クロージング「先輩のこと、ちゃんと好きだから怖いんです」(目安:4分)
【SE】夕方の学校、遠くの部活の声、チャイム
(夕陽を眺めながら、少し眠そうに、まどろんだ声で)
……先輩、もう少しだけ、このままでいいですか。
(間)
……先輩の肩、ちょうどいい高さなんですよね。
枕みたい。
(// くすっと笑って、でもそのまま離れずに)
……ちょっとだけ、目閉じてていいですか。
寝ないですから。
(少し間があって)
……ね、先輩。
(囁くように、少し眠そうに)
さっき言ったじゃないですか。
先輩のことが好きすぎて、怖いって。
(間)
……本当のことなんですよ。
(ゆっくり、大切に言葉を選んで)
誰かのことをこんなに考えたことって、なかったから。
誰かに、こんなに見ていてほしいって思ったことも、なかったから。
だから……失うのが、怖くて。
(// 少し声が震えて、でも静かに)
先輩がいなくなったら、どうしようって。
そう思うと、なんか……胸が痛くなるんです。
(間)
……変ですよね、まだ何も起きてないのに。
(先輩が何か言ってくれた様子で、少し顔を上げて)
(先輩の言葉をちゃんと受け取って、涙をそっと拭いながら)
……大丈夫、ですか。
先輩が、そう言ってくれるなら。
(// じわっと安心して、声が柔らかくなる)
……信じます。
先輩のこと、ちゃんと信じてるから。
だから……ちゃんと好きで、いられる気がするんです。
(少し間があって、ぽつりと)
……好きです、先輩。
(// 今度は演技でも強がりでもなく、ただまっすぐに)
何回言っても、ちゃんと本気だから。
忘れないでください。
(少し笑って、また肩に頭を乗せながら)
……帰る時間、まだ先ですよね。
もう少しだけ、ここにいましょう。
二人で。
(間)
……先輩がいるから、学校、好きになれた気がします。
(囁くように、夕陽の中で)
……ありがとう、先輩。
(長い沈黙)
……ふふ。
(眠そうに、でも幸せそうに)
……やっぱり、先輩の肩、最高です。
(静かに、音が遠ざかっていくように)
…………
(最後に、ぼそりとひとこと)
……好きです。
【SE】夕風の音、遠くの学校の喧騒がゆっくりフェードアウト
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クレジット
ライター情報
はじめまして
趣味でただ私が聞きたいフリー台本を書き投稿しているオタクです。
「こういう台本が欲しかった」
「よかった」
と思ってもらえる作品を書けるように頑張っています。
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
◇フリー台本に関して
詳細な言葉遣いや言い回し、台本内のセリフの順番など、読みやすいように改変していただいて構いません。
性別変更及び、大元の流れが変わらない範囲でのアドリブ等も可能です。
使用時は作者名+作品リンクのクレジット表記をお願いします。
使用報告いただけると聴きに行きます。
よろしくお願いいたします。
ご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡、ご相談ください。
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