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【ASMR/耳かき】清楚な旅館の女将は求婚上手
written by 松平蒼太郎
  • からかい
  • 耳かき
  • ファンタジー
  • 敬語
  • 旅館
  • 迷い家
  • 雨音
  • 耳ふー
  • 梵天
公開日2025年11月19日 14:57 更新日2025年11月19日 14:57
文字数
4020文字(約 13分24秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
旅館の女将
視聴者役柄
青年
場所
旅館の一室
あらすじ
地方を旅していた貴方は突然雨に降られ、近くにあった旅館に泊まることになった。貴方をあたたかく迎え入れてくれた旅館の女将は、耳かきのサービスを提供してくれるとのこと。お言葉に甘えて、自身の耳を委ねる貴方であったが、途中で彼女が人ならざる者であることに気づいてしまい…?
本編
お客様…ぬえにございます。
入ってもよろしいでしょうか?


…ありがとうございます。
それでは、失礼いたします…


(ふすまを開けて、部屋の中に入る)


おくつろぎのところ、すみません。
本日はお客様に、特別なサービスを
提供したいと考えておりまして…


…はい。そのサービスというのは
耳かきにございます。


えぇ、耳かきです。


このような何もないところに
わざわざお越しくださったのですから、
何かお客様の為になることをしたいと
思いまして…


いえいえ。これはわたしが個人的に
お客様にやりたいと思っていること
でもありますので。


もし、お客様がお嫌でない
のなら是非、当旅館のサービス
を受けていってはくださいませんか?


ふふ、ありがとうございます。


それではこちら…わたしの
膝の上に頭をお乗せください。


えぇ、膝枕です。自分で言う
のもなんですが、フカフカで
気持ちいいですよ?


耳かきは膝枕で行うのが
基本的な作法でございますので…
ささ、どうぞこちらへ。


(膝枕を行う)


…その体勢でよろしいですか?


ご自身が一番楽でいられる姿勢で
いてくださいね…その方がより、
気持ち良くなれますから。


それでは始めていきます…
この竹製の耳かき棒で、ね?


(耳かき)


いかがですか?このしなやかな竹の感触…
非常に耳障りが良く感じられるでしょう?


ありがとうございます…そのように
言っていただけて、ぬえはとても嬉しいです。


今宵も一人寂しく
過ごすことになると
思っていたのですが…


雨に降られたお客様が
唐突に駆け込んできてくださって…
寂しさがすっかり紛れてしまいました。


えぇ…本当に酷い雨でしたね。
今は小康状態のようですが…


…そうですね。この程度の雨であれば、
ちょうどいいかもしれませんね。
雨音も良いBGMになっていますし…


はい…とっても落ち着きます。


部屋の中からリラックスして
聞く雨音はとても心地良いものです…


…あら/// お客様ったら、お口がお上手///


わたしの声、そんなに落ち着きますか?


えぇ、えぇ…ふふ、はい///


高すぎず、低すぎず…お客様からは
そのように聞こえているのですね。


では…お客様のご要望にお応えして、
積極的にお喋りさせていただきますね?


といっても、何から話しましょうか…
いざ、何かを話そうとすると
とても緊張してしまいますね///


そうですね…では、お客様に質問です。
お客様はどうしてこのような過疎地に?


あぁ、なるほど…ちょっとした小旅行で。
人の少ないところで、自然を感じたかったと…


でもそこで雨に降られて
しまったのは災難でしたね…


ここに来られた時は、
本当にずぶ濡れでしたし…


あら…そのようにおっしゃってくださるのですね。


ふふ…お客様は不思議な方です。


この出会いを雨のおかげ
だと言い切るなんて…


もしかしてわたしのこと、
口説いていらっしゃる?///


もぅ…/// お客様は本当に
よくお口が回りますね///


あんまり悪いお口をしていると…
わたしが無理やり、塞いじゃいますよ?///


ふふ、さぁ?本気かどうかは、
お客様の判断にお任せします///


さて、入口の手前部分はこれくらいにして…
そろそろ奥の方へ耳かき棒を入れていきますね。


…大丈夫ですよ~。
優しく丁寧に
磨いていきますから。


いえいえ…見たところ、
そこまで汚れていない
ようですので、問題ありません。


…お客様の耳垢でしたら、
舐め取ることだってやぶさか
ではありませんよ?///


ふふ、すみません…
少々冗談が過ぎましたね。
ドン引きされました?


ふふ、お優しいですね、お客様は…
(小声) やはり、お客様を選んで正解でした。


あぁ、いえ…こちらの話です。
どうかお気になさらず。


…奥の方もだいぶ汚れが
取れてきました。


…一生耳かき、
されていたい?


構いませんよ?
お客様が望むのでしたら、
いくらでも。


えぇ…それくらい、
お客様のことは
気に入っていますから。


会ったばかりなのに…
それはたしかにその通りですね。


あまり上手く言語化はできませんが…
強いて言うなら、一目惚れ?


いえいえ、ご謙遜なさらず。


とても魅力的ですよ、お客様は…
わたしが一生、ここに閉じ込めて
おきたいと思うくらいには。


ふふ、失礼…
お客様相手には自然と
冗談が口から出てしまって。


では、こちらのフワフワ…
梵天でお耳をこしょこしょって
していきますね。


(梵天)


くすぐったい?
でも我慢、我慢ですよ~…


細かい汚れはこれでササっと
取り除けちゃうんですよ〜…


…ただの飾りだと思ってた?


もぅ、そんなこと言ってると、
梵天さんに怒られちゃいますよ〜?
プンプン。


ちなみにこの梵天さんには、
お客様を骨抜きにする力があるんです。


どうですか?だんだん力が抜けて
いっているのを感じませんか?


ふふ、なるほど…眠気まで
襲ってきちゃいました?


でもまだ反対のお耳をやって
いませんので…もう少しだけ、
起きててくださいね?


…そういえばお客様は知ってますか?
迷い家(まよいが)という怪異のお話を…


えぇ、そうです。一番有名なのは、
山奥に突如現れる、無人屋敷ですね。


誰も居ないはずの室内には、
つい今しがた人がいたような、
そんな生活感が漂っている…


とっても不思議な話ですよね?
もしかしたら、この過疎地域にも
存在するかもしれません。


万が一、そこに
迷い込んでしまったら?


そうですね…永遠に満たされた
生活を送ることができるかもしれません。


だって迷い家には生活に必要な物が
必ず揃っているんですから…


迷い込んできた方を
そのまま家主にして、
快楽漬けにしてしまう
やもしれませんね?


まぁ、そうは言っても、
所詮は都市伝説の域を出ませんので…
あまり気にする必要もないかと。


そろそろ梵天はおしまいにして、
最後の仕上げ、しちゃいますね?


(耳ふー)


ふふっ♪ ビックリしました?
突然、耳に吐息をかけられて…


お気に召したのなら、もう一度…


(耳ふー)


はい、それでは反対のお耳も
お掃除していきますので、
そのままゴローンってして
ください♪ ゴローン♪


ふふ、よくできました。


それではこちらも
先ほどと同じように
耳かき、始めていきますね?


(耳かき)


…また雨が強くなってきましたね。
今夜は嵐になるかもしれません。


…嵐はあまり得意ではない?


でしたら今夜は、添い寝
サービスもおつけしますよ?


はい。お客様が寝付くまで、
隣で添い寝してあげます。


ちょうど旅館には、お客様しか
泊まっておられないことですし…
お客様さえ、よろしければ///


ふふっ、かしこまりました…
では今夜はお隣、失礼させて
いただきますね?


…どうかされました?
そのように顔を赤らめて…


…もしかしてそういうこと、
期待しちゃってます?


ぬえのこと、ちょっぴり
エッチな目で見ていたり…?///


ふふ、お客様は本当に
良い反応をなさいますね…
とっても可愛らしいです。


まぁ、そのように不貞腐れないでください…
からかいすぎたのは、謝りますから。


あら…これは一本取られましたね。
不貞腐れているのは、演技でしたか。


なんだかこうしていると、
本当の恋人…夫婦みたいですね。


……そうですか。お客様もそろそろ
本気で結婚を考えるお年頃ですか。


……はい。良い相手が見つかるといいですね?
まぁ案外、近くにいるかもしれませんが…


っと、それはともかく、お耳の奥は…


…うん、こちらもほとんど
汚れていませんね。


特に問題なく、耳かきを
終えられそうです。


先ほどと同じように優しく、
丁寧に行いますので…
どうかご安心ください。


ふふ、またまた…そのようなことばかり
言ってると、本当に娶られちゃいますよ?


…わたしも全然嫌ではないですけどね。
お客様のために毎日耳かきするの…


…えぇ、そうですね。お互い、良い相手が
見つかるといいですね。本当に…


……そういえば、先ほどの
迷い家の話なんですけど。


もし、誰かと結婚して
新居が必要となった場合、
そこに迷い家があれば
最高だとは思いませんか?


考えてもみてください…
新居を建てるのに
必要な諸々の費用を
払わずに済むんですよ?


多少、気味が悪くとも生活がすでに
担保された環境であれば十分
受け入れる価値はあると思いませんか?


……実在しないと思いませんか?迷い家…


わたしがこうして都合よく、
旅館の女将をやっていけるのも
すべて迷い家のおかげなんです…


あら、どうされました?
身体が強張ってしまったようですが…


ほら、脱力しないと
危ないですよ?


今はお耳の中に耳かき棒
を入れてるんですから…


でも、そうですね…そろそろ梵天に
移っていいかもしれませんね。
お客様も梵天の感触はお好きでしょう?


(梵天)


ふふ…やはり梵天の力は偉大ですね。


さっきまで強張っていた身体が
あっという間にリラックス状態に…


…言ったでしょう?この梵天には
お客様を骨抜きにする力があると。


元々この旅館に最初から置いてあった
代物なんですが…やはり思った通り、
人間さんをダメにする力があるみたいです。


…そろそろ種明かしをしましょうか。


薄々気づいておられるとは思いますが…
当旅館は先ほどお話しした迷い家そのもの。


お客様が浸かったお風呂も、
わたしが提供した食事も、
すべてこの迷い家から発生したもの。


何もない田舎の旅館とは思えないくらい、
豪勢なおもてなしだったでしょう?


無論、わたしも女将としてお客様が快適に
過ごせるよう、お部屋をお掃除したり、
布団を綺麗に敷いたりしましたが…


あぁ、そういえばきちんと
自己紹介をしておりませんでしたね。


わたしはぬえ…
妖怪の鵺(ぬえ)にございます。


あ、顔は上げないでくださいね?
まだ梵天が終わっておりませんので…


…『わたしの本当の姿』を見るのは
本番の時に取っておいてください。
でないと、恥ずかしいですから///


…お客様の目に、わたしは
どのように映っているでしょうか?


美しくて綺麗な、若い女?


非常に年老いた、しわしわのおばあさん?


少しふっくらした、中年の女性?


まだまだ未熟な、年頃の少女?


これからお客様と夜を…
いいえ、一生を共にする女は
はたしてどのような姿でしょうか?


そうです…鵺とは、
そういう妖怪です。


正体不明の、謎の妖怪…
どんな姿にだってなりえる、
変幻自在の妖怪…


お客様の目に映ったわたしこそ、
真実のわたしの姿。ゆめゆめ、
お忘れなきよう…♪


それでは最後にお耳
フーってしちゃいますね…
いきますよ?


(連続耳ふー)


わたしの吐息、たくさん
感じていただけましたか?


ご満足いただけたなら
嬉しいのですけど…


それでは、顔をお上げください…


愛すべき妻の姿、
とくとその目に
お焼き付けください♪


くれぐれも
目を逸らしちゃ、
嫌ですよ?///
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【ASMR/耳かき】清楚な旅館の女将は求婚上手
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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