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文学部ちゃんは語り口が難しいけどよく聞くとアホ
written by マックラマン
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公開日2025年07月31日 16:53 更新日2025年07月31日 16:53
文字数
1205文字(約 4分1秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女子高生
視聴者役柄
男子高校生
場所
放課後の教室
あらすじ
文学部ちゃんは語り口が難しいけどよく聞くとアホみたいですよ。
本編
 やあ。よく来たね。ここは文学部だよ。本を読んだり、書いたりするところさ。

 まあ、ゆっくりしていきなよ。

 ん? どうしたんだい?

「毎日同じ事を言うな? 自分も文学部だからそれくらい分かっている?」

 はは。何を言うかと思えば。

 では、証拠を出してもらおうか。

 私が毎日同じ事を言っている証拠を。

 そうだろう?

 君の記憶だけを頼りに話を進めるわけには行かない。

 記憶を頼りに話を進めるなんてことがまかり通るなら、君のことを殺人犯にすることだって可能だろう?
 
 ん? なんだい? 携帯の画面なんか見せて。

 ……それは、昨日の私か?

 ……まあ、証拠があるなら話を聞いてやることもやぶさかではないかもしれないし、そうでないかもしれないけれど、しかし私はやっぱり反対だという意見をもつ気がするよ、私は。

 あれ、今どっちだ?

 まあいい。とりあえず、いつまでもそんなところにたっていないで、私の隣に座りなよ。

 そうか。私が隣に座るよう求めたのに、君は対面し座るんだね?

 私の要求を蹴った意図を教えてもらえるかな?

「お前の隣だと集中して本を書けない?」

 はっ。嘘を付くのはやめたまえ。

 正直に言えばいいだろう。私に読まれるのが恥ずかしいと。

 恥ずかしがる必要はないのだよ?

 何故ならば、創作とはいついかなる場合でも恥ずかしいものだからだ。
 
 創作とは自分の妄想を形にすること。

 小学生が授業中に妄想している『テロリストの侵入を特殊能力で無双するヤツ』を形にすることだ。

 恥ずかしくないわけがない。

 しかしながら、私達は同志。

 背中を預けてテロリストと戦う同志だ。

 背中を預ける同志なら、妄想を共有して置かなければならないな?

 では、君の創作を私に見せ給え。

 ん? 「お前の捜索を先に見せろ?」

 フッ。それはできない。何故ならば私の創作は……完成してはいるが……まだこの世界に産み落としていないから。

「書けないだけだろ?」

 書けるさ。なぜなら、すでに完成しているのだから。頭の中で。

「それを書けないと言うんだ」だと?

 貴様、この私に向かってなんだ? その偉そうな態度は。

 じゃあやってやる。やってやろうじゃないか。

 私の創作の素晴らしさに打ち震えるがいいさ。

 では、鉛筆と原稿用紙を貸してくれ。

「文学部の必需品を持たずに何しに来たんだ?」だと。

 決まってるだろ。君に会いに来たのさ。

「なぜ」って、君に会いたいからさ。そんなことも分からないとは、想像力が欠けているね。君は。

 そんな君が書く文章は、それはつまらないものなんだろうね。

「お前は今自分が何を言っているのか理解しているのか」だって?

 何を言っているんだ? 理解しているよ。

 私は今、心のうちに秘めている君への好意を語って……

 あれ?

 ふ、ふふふふふ。

 ちょっと用事を思い出したよ。

 今日のところはこれで失礼しよう。

「創作を描くんじゃなかったのか」だと?

 ふ、ふふ。

 うるさい!

 バーカバーカ!
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
文学部ちゃんは語り口が難しいけどよく聞くとアホ
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
マックラマン
ライター情報
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マックラマン
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