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「あなただけを愛しているのに、どうして」激重感情メイドが夜に告げる一途な想い
written by ねむりはり
  • メイド
  • ヤンデレ
公開日2026年05月10日 04:04 更新日2026年05月13日 00:19
文字数
3482文字(約 11分37秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
メイド
視聴者役柄
ご主人様
場所
屋敷
あらすじ
あなたが仲良く話している女性を見た後、夜遅く、静かに部屋を訪れたメイドが、抑えきれない想いをあなたに打ち明ける
本編
■ 導入

(部屋の外、廊下で立ち止まる足音。少し間があってからノックの音)

…失礼いたします

(静かにドアを開ける音)

ご主人様、夜分に申し訳ございません

…まだ、お眠りになっていませんでしたか

よかった

…いえ、なんでもありません

あの、少し…お話があってまいりました

お時間をいただいてもよろしいでしょうか

(一歩、部屋に入る)

あの、今日の夕方のことなのですが

…覚えていらっしゃいますか

ご主人様が、お庭でお話になっていた…女性の方のことです

(少し声が硬くなる)

わたし、お茶をお持ちしようとして…お庭に出たときに

ちょうど、見えてしまって

お二人が、とても楽しそうにお話されているのを

…笑っていらっしゃいましたよね、ご主人様

あんなに楽しそうな笑顔

わたし、最近あまり見ていなかったから

(小さく息を吸う音)

…だから、その

気になってしまって

どなただったのかと

…不躾な質問でしたら、申し訳ございません

でも、どうしても、聞かずにはいられなくて

(少し俯いているような声のトーン)

夜になっても、ずっと頭から離れなくて

夕食の片付けも、寝室の準備も

ぜんぶしながら、ずっとそのことばかり考えていました

…おかしいですよね

メイドが、ご主人様の交友関係を気にするなんて

分不際だとは、わかっているんですけど

(少し沈黙)

…あの女性は、どなたですか

---

■ 本編前半

(相手の返答を聞いている間)

…友人、ですか

(小さく繰り返す)

そうですか…友人、なんですね

(少し間)

…ずっと仲良くされている方、ですか?

そうですか

…お名前を、教えていただいてもよろしいですか

(返答を聞く)

…綺麗な名前ですね

(少し棘のある言い方になる)

あの方、とても…華やかな雰囲気をお持ちでしたね

遠目から見ていたのですが

笑い方も、明るくて

ご主人様と、とても…お似合いでした

(すぐに気づいて言い直すような間)

…あ、いえ、そういう意味では

(声が少し揺れる)

ただ、その…よく会われるんですか、その方と

(返答)

そうですか

週に何度も

(ぎこちない笑い)

…そうなんですね

ご主人様のご友人のことを、わたしは何も知らなくて

当然ですよね、メイドですもの

知る必要も、ないのかもしれないけれど

(だんだん声のトーンが落ちてくる)

…ねえ、ご主人様

少し、聞いてもいいですか

メイドとして聞くんじゃなくて

…その

ただの、わたしとして

(少し震えた息)

あの方のことが…好きですか

(すぐに続けるように)

あ、いえ、好きっていうのは…その

恋愛的な意味じゃなくて、いや、でも

(少し混乱したように)

……ごめんなさい、うまく言えなくて

ただ、なんか

見ていたら

胸が…痛くなってきてしまって

(鼻をすする小さな音)

おかしいですよね、ほんとうに

わたし、何を言っているんだろう

(自嘲気味に小さく笑う)

…でも、聞かずにはいられなかったんです

あの笑顔が、あの女性に向けられていたことが

なんか

すごく、すごく、嫌で

(声が小さくなる)

…嫌だったんです

---

■ 本編後半

(相手が何か言ったあと、少し間)

…やっぱり、変ですよね

わたし

メイドが、ご主人様の笑顔の向く先を気にして

夜中に部屋に押しかけてきて

(少し強く)

でも、やめられないんです

こういうこと、考えるの

ご主人様のことを考えない時間が、ほとんどなくて

朝、起きてからまず思うのはご主人様のことで

どんな朝食がお好きか、今日のお天気はどうか

今日はどんなお顔をされているかな、って

一日中、ずっと

(だんだん感情が溢れてくるような声)

夜、お部屋の灯りが消えるまで

ご主人様が眠られるまで

廊下に立って、確認してから、わたしも眠るんです

知ってましたか

毎晩、そうしているんです

(少し声が掠れてくる)

変でしょう

おかしいって、自分でも分かってるんです

でも…やめられなくて

だって

(涙声になり始める)

ご主人様が、世界のぜんぶみたいで

わたしにとって

この屋敷で働き始めてから、ずっと

ご主人様のいない時間が、考えられなくて

(鼻をすする)

あの方と、楽しそうに笑っているご主人様を見て

わたし、初めてわかったんです

自分がどれだけ

ご主人様のことを

(声が震える)

…好きなのか

(少し間、泣きそうな息)

好き、というのも

なんか、ちょっと違うかもしれないけど

もっと、もっと重くて

ご主人様のことを、誰にも渡したくないって

あの方と笑っているのを見て、胸が苦しくて

でも、怒る権利なんてないから

ただ、じっと見ていることしかできなくて

(嗚咽が混じってくる)

お茶を持っていくことも、できませんでした

廊下に戻って、一人で壁に寄りかかって

…泣いていたんです

(少し恥ずかしそうに、でも泣き声は止まらない)

みっともないですよね

メイドが、盆を持ったまま廊下で泣いてるなんて

でも、止まらなくて

どうしても、止まらなくて

(泣き声が少し強くなる)

だって

ご主人様の笑顔が

あの女性に向けられるたびに

わたしのことなんて、どうでもいいんだって

そう思えてきてしまって

毎朝一生懸命、朝食を作っても

ご主人様の好きなものを覚えて、準備しても

それ全部

…意味がないみたいで

(声を詰まらせながら)

意味がないわけじゃないって、わかってるんです

メイドの仕事ですから

でも、わたしが込めているものは

仕事じゃないから

全部、全部

ご主人様のことが好きだから

しているんです

(少し間、深く息を吸う)

……ねえ、ご主人様

わたしのこと、見ていますか

ちゃんと、見えていますか

この屋敷の中に、わたしはいますか

(震えた声で)

いつも側にいるのに

いつも一番近くにいるのに

たった一日外から来た方に、あんな笑顔を向けて

わたしには

…わたしには、ご主人様はどんな顔をしていますか

(泣きながら)

怖くなってしまったんです

もし、あの方がご主人様にとって特別な人だったら

もし、だんだんわたしより大切になっていったら

わたしは、どうすればいいんだろうって

(声が少し激しくなる)

嫌です

嫌なんです

誰にも渡したくない

ご主人様の隣は、わたしがいる場所で

ご主人様の笑顔は、わたしに向けられていてほしくて

傲慢だって分かってるけど

メイドが言えることじゃないって、分かってるけど

でも

(激しく泣きながら)

好きだから

好きだから、どうしようもなくて

ご主人様のことが、好きで、好きで

誰かと仲良くしているのを見るだけで

こんなにも壊れそうになって

(少し間、泣き声が落ち着きかける)

……ご主人様

側に、いてもいいですか

今夜だけでいいから

そこに座って、ご主人様のそばにいてもいいですか

(恐る恐るな声)

お邪魔なら、すぐに出ていきます

でも

少しだけ

側にいたい

---

■ クロージング

(少し間があってから、近づく足音。そっと座る気配)

…ありがとうございます

(小さく、震えた声で)

隣に座らせてくれて

(しばらく黙って、息を整える)

ご主人様は

怒らないんですね

こんなこと言っても

(少し不思議そうに)

…普通、困りますよね

メイドがいきなり夜中に来て

泣きながらそんなこと言って

(小さく笑う、でも泣き声がまだ混じっている)

困っていますか

…困っていますよね、きっと

でも、困った顔も

好きなんですけど

(少し間)

ご主人様

(囁くように、ゆっくりと)

わたし、ここにいますよ

ずっと、ここにいます

どこにも行かないから

(少し沈黙)

あの女性のことも

他の誰かのことも

ご主人様が大切にしたいなら

…ちゃんと、我慢するから

笑って、お茶を出すから

(声が少し揺れる)

でも

心の中では

ずっと、思ってしまうと思います

わたしだけを見ていてほしいって

わたしだけが、ご主人様の隣にいたいって

(囁き、吐息混じりに)

…好きなんです

本当に

どうしようもないくらい

ご主人様のことが、好きで

これは、仕事じゃなくて

メイドとしてじゃなくて

ただ、わたしとして

あなたのことが、好きで

(少し震えた吐息)

ねえ

わたしのこと

どう思っていますか

怖いですか

重いですか

…重いですよね

自分でも、分かってるんです

こんな気持ち

普通じゃないって

(でも、声は穏やかに囁き続ける)

でも、やめられないんです

あなたのことを好きでいることを

やめる方法が

わからなくて

(少し間)

ご主人様

(吐息のように)

今夜だけでいいから

このままでいさせてください

側に、いさせてください

(少し間、遠くで風の音でも聞こえるような静寂)

……ご主人様の体温、暖かいですね

(小さく、安堵したように)

こうしていると

少し、落ち着きます

さっきまでの、あのぐるぐるした気持ちが

少しだけ、静かになる気がして

(囁き)

このまま、眠れそうです

…あなたの隣で

(ふっと、柔らかな笑い声)

起こしてくださいね、朝になったら

朝食、作りますから

ご主人様の好きなもの

全部、作りますから

(少し間)

……ずっと

作らせてください

ずっとここにいさせてください

(ほとんど息のような声で)

お願いします

わたしを

置いていかないでください

(静寂)

…好きです

(吐息だけが残るような間)

おやすみなさい

ご主人様
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
「あなただけを愛しているのに、どうして」激重感情メイドが夜に告げる一途な想い
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
ねむりはり
ライター情報
はじめまして
趣味でただ私が聞きたいフリー台本を書き投稿しているオタクです。
「こういう台本が欲しかった」
「よかった」
と思ってもらえる作品を書けるように頑張っています。
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

◇フリー台本に関して
詳細な言葉遣いや言い回し、台本内のセリフの順番など、読みやすいように改変していただいて構いません。
性別変更及び、大元の流れが変わらない範囲でのアドリブ等も可能です。
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使用報告いただけると聴きに行きます。
よろしくお願いいたします。
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